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ローズステークス

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ローズステークス
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ローズステークスは、日本中央競馬会 (JRA) が阪神競馬場で施行する中央競馬重賞競走 (GII) である。競馬番組表での名称は「関西テレビ放送賞 ローズステークス(秋華賞トライアル)」と表記される。

概要 ローズステークス(秋華賞トライアル)Rose Stakes (Shuka Sho Trial), 開催国 ...

競走名の「ローズ(Rose)」は、バラを意味する英語。花言葉は「愛」「美」「幸福」[5][6]

寄贈賞を提供する関西テレビ放送は、大阪府大阪市北区に本社を置き近畿広域圏でフジネットワーク(FNS、FNN)の放送を行う民放テレビ局[5]。開局翌年の1959年昭和34年)より、中央競馬中継(『競馬中継』→『エキサイティング競馬』→『DREAM競馬』→『KEIBA BEAT』)を実施している。

正賞は関西テレビ放送賞[4]

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概要

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第37回優勝馬ダノンファンタジー
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第39回優勝馬アンドヴァラナウト

3着までの馬に秋華賞の優先出走権が与えられるトライアル競走[5]

4歳(現3歳)牝馬による重賞競走として、1983年に創設[6]。当初は「エリザベス女王杯トライアル」の副称がつけられ、京都競馬場の芝2000m(外回り)で10月に行われていた[6]。1996年に秋華賞が創設されると本競走は秋華賞トライアルに改められ、阪神競馬場の芝2000mで9月の施行となった[6](京都競馬場の改修工事が行われた1994年も阪神競馬場で施行していた)。2007年からは阪神競馬場芝1800m(外回り)での施行となり、現在に至る[6]

外国産馬は1984年から、地方競馬所属馬は1995年からそれぞれ出走可能になったほか、2009年からは外国馬も出走可能な国際競走となった[6]

競走条件

以下の内容は、2024年現在[4][3][7]のもの。

出走資格:サラ系3歳牝馬

  • JRA所属馬
  • 地方競馬所属馬(後述)
  • 外国調教馬(優先出走)

負担重量:馬齢重量(55kg)

秋華賞のステップ競走に指定されており、地方競馬所属馬は秋華賞の出走候補馬(3頭まで)に優先出走が認められている[6][8][9]ほか、3歳春のクラシック競走・NHKマイルカップで2着以内の成績を収めた馬にも出走資格が与えられる[6]

賞金

2023年の1着賞金は5200万円で、以下2着2100万円、3着1300万円、4着780万円、5着520万円[4][3]

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歴史

要約
視点
  • 1983年 - 4歳牝馬による重賞競走として創設、京都競馬場の芝外回り2000mで施行[6]。当初は5着までの馬にエリザベス女王杯の優先出走権が与えられていた[10]。また、1995年まで「エリザベス女王杯トライアル」の副称もつけられた[6]
  • 1984年
    • 名称を「関西テレビ放送賞 ローズステークス」に変更[6]
    • グレード制施行によりGII[注 1]に格付け[6]
    • 混合競走に指定、外国産馬が出走可能になる[11]
  • 1995年 - 指定交流競走となり、地方競馬所属馬が2頭まで出走可能になる[11]
  • 1996年
    • 秋華賞の新設に伴い、秋華賞トライアルに変更[11]
    • 地方所属馬の出走枠が3頭に拡大[11]
    • 施行場を阪神競馬場に変更。
  • 2001年 - 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走条件を「3歳牝馬」に変更[11]
  • 2007年
    • 日本のパートI国昇格に伴い、格付表記をJpnIIに変更[12]
    • 馬インフルエンザの影響により中央競馬所属馬のみで施行。
    • 施行距離を芝外回り1800mに変更。
  • 2009年
    • 国際競走に変更され、外国調教馬が9頭まで出走可能になる[13]
    • 格付表記をGII(国際格付)に変更[13]
  • 2020年
  • 2024年 ー 阪神競馬場リフレッシュ工事に伴う開催日割の変更のため中京競馬場芝2000mで施行[16]

歴代優勝馬

距離はすべて芝コース。

優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記に揃えている。

さらに見る 回数, 施行日 ...
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脚注

外部リンク

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