全国中学校ハンドボール大会

全国中学校ハンドボール大会（ぜんこくちゅうがっこうハンドボールたいかい）は、毎年8月に全国中学校体育大会（全中）開催ブロックで行われるハンドボール大会。

第1回大会は1972年に開催され、1975年以降は全中開催ブロックで開催されている。

U-15ジュニアセレクトカップハンドボール大会・春の全国中学生ハンドボール選手権大会とともに中学生年代のハンドボールにおける三大大会とされる。しかし日本中体連は2027年度より全中から除外すると発表した^[1]。

大会方式

9ブロックに分けられた地域予選を勝ち上がった各19校（関東・東海・近畿・九州各3、北信越・中国各2、北海道・東北・四国各1）に開催都道府県からの1校を加えた20校が出場。

ノックアウト方式のトーナメントで優勝を争う。

歴代優勝校

回	年度	開催地	男子優勝	女子優勝
1	1972年	愛知	名古屋市立東港（愛知）	堺市立福泉南（大阪）
2	1973年	愛知	名古屋市笹島（愛知）	堺市立福泉南（大阪）
3	1974年	奈良	大阪市立東陽（大阪）	小川クラブ（熊本）
4	1975年	石川	御桜クラブ（愛知）	鶴城クラブ（熊本）
5	1976年	大阪	生駒市立生駒（奈良）	永川クラブ（熊本）
6	1977年	茨城	熊本マリスト学園（熊本）	鶴城クラブ（熊本）
7	1978年	愛知	昭島市立拝島（東京）	小川クラブ（熊本）
8	1979年	東京	下松市立下松（山口）	鶴城クラブ（熊本）
9	1980年	熊本	昭島市立拝島（東京）	小川クラブ（熊本）
10	1981年	山口	浦添市立神森（沖縄）	鶴城クラブ（熊本）
11	1982年	富山	小松市立芦城（石川）	小松市立芦城（石川）
12	1983年	北海道	沖縄市立安慶田（沖縄）	能美市立寺井（石川）
13	1984年	兵庫	多摩市立多摩（東京）	横浜市立岩崎（神奈川）
14	1985年	北海道	名古屋市立東陵（愛知）	世田谷区立桜木（東京）
15	1986年	神奈川	多摩市立多摩（東京）	小松市立芦城（石川）
16	1987年	岐阜	苓北町立都呂々（熊本）	射水市立小杉（富山）
17	1988年	福島	宇城市立松橋（熊本）	大分市立明野（大分）
18	1989年	山口	宇城市立松橋（熊本）	生駒市立大瀬（奈良）
19	1990年	香川	富岡市立富岡南（群馬）	名古屋市立牧の池（愛知）
20	1991年	熊本	宇城市立松橋（熊本）	浦添市立浦添（沖縄）
21	1992年	福井	堺市立浜寺（大阪）	福井市大東（福井）
22	1993年	奈良	常総市立水海道西（茨城）	名古屋市立矢田（愛知）
23	1994年	北海道	富岡市立東（群馬）	江東区立大島（東京）
24	1995年	埼玉	江東区立大島（東京）	春日部市立大増（埼玉）
25	1996年	岐阜	大阪市立井高野（大阪）	宇城市立松橋（熊本）
26	1997年	高知	浦添市立神森（沖縄）	春日部市立大増（埼玉）
27	1998年	宮城	大阪市立市岡東（大阪）	四日市市立羽津（三重）
28	1999年	長野	大阪市立市岡東（大阪）	堺市立大浜（大阪）
29	2000年	沖縄	浦添市立仲西（沖縄）	名古屋市立伊勢山（愛知）
30	2001年	山口	氷見市立北部（富山）	浦添市立仲西（沖縄）
31	2002年	和歌山	浦添市立浦西（沖縄）	江戸川区立鹿骨（東京）
32	2003年	北海道	浦添市立神森（沖縄）	堺市立上野芝（大阪）
33	2004年	千葉	氷見市立南部（富山）	堺市立上野芝（大阪）
34	2005年	愛知	守谷市立けやき台（茨城）	東久留米市立西（東京）
35	2006年	香川	浦添市立神森（沖縄）	東久留米市立西（東京）
36	2007年	福島	吉川市立中央（埼玉）	東久留米市立西（東京）
37	2008年	福井	福井市明倫（福井）	岩国市立岩国（山口）
38	2009年	宮崎	名古屋市立はとり（愛知）	福井市光陽（福井）
39	2010年	広島	名古屋市立平針（愛知）	名古屋市立平針（愛知）
40	2011年	京都	名古屋市立平針（愛知）	東久留米市立西（東京）
41	2012年	茨城	名古屋市立はとり（愛知）	守谷市立けやき台（茨城）
42	2013年	愛知	浦添市立神森（沖縄）	川崎市立西中原（神奈川）
43	2014年	愛媛	京田辺市立培良（京都）	浦添市立港川（沖縄）
44	2015年	岩手	氷見市立西條（富山）	福井市明倫（福井）
45	2016年	石川	氷見市立北部（富山）	宇城市立松橋（熊本）
46	2017年	沖縄	名古屋市滝ノ水（愛知）	大分市立原川（大分）
47	2018年	山口	浦添市立神森（沖縄）	宇土市立鶴城（熊本）
48	2019年	兵庫	名古屋市立扇台（愛知）	小松市立芦城（石川）
49	2020年	岐阜	開催中止[2]
50	2021年	埼玉	東久留米市立西（東京）	東久留米市立西（東京）
51	2022年	北海道	浦添市立神森（沖縄）	東久留米市立西（東京）
52	2023年	徳島	大体大浪商（大阪）	宇土市立鶴城（熊本）
53	2024年	富山	東久留米市西（東京）	東久留米市西（東京）
54	2025年	沖縄	富谷市立成田（宮城）	宇土市立鶴城（熊本）
55	2026年	岡山

個人賞

優秀選手賞

年度	男女	受賞者
2010	男子	渡辺崚斗 (名古屋市立平針)	松田陸 (名古屋市立平針)	小林孝紀 (名古屋市立平針)	今野利彦 (守谷市立けやき台)	相澤祐太 (守谷市立けやき台)	峰昴希 (長崎市立日吉)	石田亨 (大体大浪商)
	女子	新保綾乃 (平針)	西浦可歩 (名古屋市立平針)	杉浦遥 (名古屋市立平針)	田中茉里子 (名古屋市立平針)	北原佑美 (氷見市立西條)	團玲伊奈 (三郷市立北)	内海菜保 (高松市立香川第一)
2011	男子	寺本恭ノ介 (名古屋市立平針)	大谷由岐也 (名古屋市立平針)	村瀬元 (名古屋市立平針)	森永浩壽 (つくば市立手代木)	中津川翔 (つくば市立手代木)	宮崎大樹 (江戸川区立鹿骨)	安平拓馬 (氷見市立西條)
	女子	八木春菜 (東久留米市立西)	河原畑祐子 (東久留米市立西)	斗米菜月 (東久留米市立西)	竹原千賀 (宇城市立松橋)	島崎愛 (宇城市立松橋)	安里こころ (浦添市立浦添)	重富鈴果 (名古屋市立滝ノ水)
2012	男子	中山泰志 (名古屋市立はとり)	大平幹也 (名古屋市立はとり)	土橋颯句 (名古屋市立はとり)	藤坂幸輝 (福井市明倫)	山川慎太郎 (福井市明倫)	川上勝太 (浦添市立浦添)	山脇悠輔 (高松市立塩江)
	女子	竹谷美樹 (守谷市立けやき台)	佐藤七海 (守谷市立けやき台)	相澤菜月 (守谷市立けやき台)	高良奈歩 (浦添市立神森)	仲間夕夏 (浦添市立神森)	林玲花 (氷見市立十三)	西本涼香 (岩国市立平田)
2013	男子	奥原龍之介 (浦添市立神森)	平仲航 (浦添市立神森)	豊里友輔 (浦添市立神森)	太田龍 (氷見市立西條)	林祐弥 (氷見市立西條)	本谷力 (名古屋市立滝ノ水)	坂根大勢 (周南市立岐陽)
	女子	渋佐知里 (川崎市立西中原)	山田美穂 (川崎市立西中原)	中村風夏 (川崎市立西中原)	山本早紀 (岩国市立平田)	吉田真紀 (岩国市立平田)	鈴木優香 (名古屋市立平針)	南夏津美 (京田辺市立大住)
2014	男子	山本孝樹 (京田辺市培良)	千葉海斗 (京田辺市培良)	坂本好誠 (京田辺市培良)	藤田龍雅 (東久留米市立西)	大畠洋斗 (東久留米市立西)	部井久アダム勇樹 (福岡市立多々良中央)	藤川翔大 (岩国市平田)
	女子	金城ありさ (浦添市立港川)	真座あすか (浦添市立港川)	伊波優里 (浦添市立港川)	下地真央 (浦添市立神森)	東江華奈 (浦添市立神森)	竹垣果奈 (倉敷市立下津井)	横田希歩 (岩国市立平田)
2015	男子	清水裕翔 (氷見市立西條)	田上正徳 (氷見市立西條)	安平光佑 (氷見市立西條)	安倍凜太郎 (矢巾町立矢巾)	戸塚蓮 (矢巾町立矢巾)	牧野渓一郎 (岩国市立岩国)	中谷仁義 (小松市立板津)
	女子	酒井優貴子 (福井市明倫)	久保奈津季 (福井市明倫)	竹内琉奈 (福井市明倫)	田村碧 (岩国市立平田)	岡田彩愛 (岩国市立平田)	山本眞子 (四日市市立朝明)	浦野詩織 (名古屋市立平針)
2016	男子	朝野睴英 (氷見市立北部)	坂直哉 (氷見市立北部)	澤井久宣 (氷見市立北部)	森本大貴 (名古屋市立滝ノ水)	三谷光翼 (名古屋市立滝ノ水)	宮城修 (小松市立南部)	田口裕貴 (守谷市立けやき台)
	女子	山脇みなみ (宇城市立松橋)	一ノ宮萌 (宇城市立松橋)	橋口和佳奈 (宇城市立松橋)	上嶋亜樹 (小松市立芦城)	藤井咲良 (小松市立芦城)	山本桃虹 (東久留米市立西)	白石理子 (宇土市立鶴城)
2017	男子	楠本颯大 (名古屋市立滝ノ水)	大竹徹大 (名古屋市立滝ノ水)	尾谷浩希 (名古屋市立滝ノ水)	首藤岳飛 (安芸高田市立甲田)	小先勇輝 (安芸高田市立甲田)	岩﨑琢未 (宇城市立松橋)	伊禮颯雅 (浦添市立神森)
	女子	幡東妃美希 (大分市立原川)	石川空 (大分市立原川)	山崎晶 (大分市立原川)	喜田ことみ (大阪市立住吉第一)	西川姫那 (大阪市立住吉第一)	田場心晴 (浦添市立神森)	伊藤結衣 (東久留米市立西)
2018	男子	嵩西颯斗 (浦添市立神森)	安里健伸 (浦添市立神森)	伊禮颯雅 (浦添市立神森)	下川陽向 (大体大浪商)	安達圭吾 (大体大浪商)	二木彪悟 (千葉市立若松)	竹下晴日 (岩国市立平田)
	女子	浅川舞 (宇土市立鶴城)	坂守華怜 (宇土市立鶴城)	松田虹春 (宇土市立鶴城)	高来葵美 (小松市立芦城)	竹内梢莉 (小松市立芦城)	岩根こころ (岩国市立岩国)	金城菜々子 (沖縄市立美東)
2019	男子	水谷優斗 (名古屋市立扇台)	川原緑心 (名古屋市立扇台)	竹内克 (名古屋市立扇台)	武田琉星 (高松市立香川第一)	柳生青空 (高松市立香川第一)	竹下颯斗 (大体大浪商)	長井凜 (氷見市立氷見北部)
	女子	紺谷利紗 (小松市立芦城)	奥村由紗 (小松市立芦城)	辻美花 (小松市立芦城)	徳久菜月 (能美市立寺井)	北林梨里 (能美市立寺井)	黒川莉央 (高松市立香川第一)	村山陽菜乃 (横浜市立岩崎)
2021[3]	男子	古澤宙大 (東久留米市立西)	尾石洋太郎 (東久留米市立西)	堀川陸 (東久留米市立西)	桶家功太郎 (氷見市立北部)	円戸研次郎 (氷見市立北部)	黒木大雅 (川口市立戸塚)	川原温想 (名古屋市立扇台)
	女子	木尾珠里奈 (東久留米市立西)	松本優萌 (東久留米市立西)	福田舞希 (東久留米市立西)	伊藤彩乃 (名古屋市立滝ノ水)	髙木梨生 (名古屋市立滝ノ水)	渡辺優芽 (氷見市立十三)	中村真心 (昭和学院)
2022[4]	男子	外間優志 (浦添市立神森)	小波津和史 (浦添市立神森)	新垣瑛太郎 (浦添市立神森)	青木湊 (川崎市立西中原)	松本太朗 (川崎市立西中原)	我有七音 (粕屋町立粕屋)	物井徠杏 (東久留米市立西)
	女子	普久原光怜 (東久留米市立西)	永井桜莉 (東久留米市立西)	普久原朱怜 (東久留米市立西)	久次米穂香 (高石市立高南)	丸木音愛姫 (高石市立高南)	山夛華乃 (氷見市立十三)	北野奈央 (宇土市立鶴城)
2023[5]	男子	楠原楓也 (大体大浪商)	羽山由覇 (大体大浪商)	湯地奏三郎 (大体大浪商)	臼田蒼太 (富岡市立南)	神宮來杜 (富岡市立南)	酒井良輔 (富谷市立成田)	伊野桜太 (大分)
	女子	内山穂乃佳 (宇土市立鶴城)	三浦陽奈 (宇土市立鶴城)	髙山由衣 (宇土市立鶴城)	普久原光怜 (東久留米市立西)	峯村心 (東久留米市立西)	小坪夏星 (氷見市立北部)	熱田光咲 (京田辺市立大住)
2024[6]	男子	高木陽樹 (東久留米市立西)	武江一真 (東久留米市立西)	滝澤栄一郎 (東久留米市立西)	大浦智也 (氷見市立西條)	干塲颯太 (氷見市立西條)	合澤蒼風 (大分市立滝尾)	野口瑠音 (GHR)
	女子	峯村心 (東久留米市立西)	佐藤優羽 (東久留米市立西)	金子くるみ (東久留米市立西)	坂梨愛凛 (宇城市立松橋)	米満陽菜 (宇城市立松橋)	久保星良 (明石市立望海)	後藤柚希奈 (宇土市立鶴城)
2025[7]	男子	大髙矢真人 (富谷市立成田)	清水彪珂 (富谷市立成田)	加藤祐太郎 (富谷市立成田)	古謝虎太郎 (琉球コラソンU15)	宮里叶一 (琉球コラソンU15)	工藤泰賀 (GHR)	外川煌騎 (京田辺市立大住)
	女子	後藤柚希奈 (宇土市立鶴城)	坂本真優 (宇土市立鶴城)	北野枝麻 (宇土市立鶴城)	石川奈南 (浦添市立仲西)	大田千紗 (浦添市立仲西)	高来莉央 (小松市立芦城)	小川柚來 (京田辺市立田辺)