トップQs
タイムライン
チャット
視点
国道179号
兵庫県から鳥取県に至る一般国道 ウィキペディアから
Remove ads
国道179号(こくどう179ごう)は、兵庫県姫路市から岡山県津山市を経由して、鳥取県東伯郡湯梨浜町に至る一般国道である。

兵庫県揖保郡太子町 山田交差点
8国道2号との交差点)

鳥取県東伯郡湯梨浜町
長瀬東交差点
Remove ads
概要
起点は国道2号と約0.9 kmの重複区間があるが、実質的には姫路バイパス、太子竜野バイパスの太子東ランプで、終点は国道9号に接続している。途中、兵庫県佐用郡佐用町上町と上月の間が国道373号と、岡山県津山市の新河辺と一方の間が国道53号と、苫田郡鏡野町上齋原大木山と鳥取県東伯郡三朝町穴鴨の間が国道482号と、それぞれ重複している。岡山県苫田郡鏡野町では、旧奥津町に苫田ダムができて水没するため旧鏡野町から旧上齋原村までの間で国道が付け替えられたり、改修工事を施したことにより、津山から倉吉間の所要時間が大幅に短縮された。
路線データ
一般国道の路線を指定する政令[1][注釈 1]に基づく起終点および経過地は次のとおり。
- 起点:姫路市(揖保郡太子町界付近 = 国道2号上)
- 終点:鳥取県東伯郡羽合町[注釈 2](長瀬東交差点 = 国道9号交点)
- 重要な経過地:兵庫県揖保郡太子町、龍野市[注釈 3]、同県佐用郡佐用町、同郡上月町[注釈 4]、岡山県英田郡美作町[注釈 5]、津山市、同県苫田郡上齋原村[注釈 6]、鳥取県東伯郡三朝町、倉吉市
- 総延長 : 154.0 km(兵庫県 50.2 km、鳥取県 31.1 km、岡山県 72.7 km)重用延長を含む[2][注釈 7]
- 重用延長 : 7.4 km(兵庫県 0.9 km、鳥取県 - km、岡山県 6.5 km)[2][注釈 7]
- 未供用延長 : なし[2][注釈 7]
- 実延長 : 147.5 km(兵庫県 50.2 km、鳥取県 31.1 km、岡山県 66.2 km)[2][注釈 7]
- 指定区間:国道2号、国道53号と重複する区間(兵庫県姫路市(起点) - 揖保郡太子町・太子東ランプ、岡山県津山市・新河辺交差点 - 一方交差点)[3]
Remove ads
歴史
道路法(昭和27年法律第180号)に基づいて、国道の初回指定が行われた1953年(昭和28年)の時点では、二級国道「179号」に指定されたのは津山から智頭を経由して鳥取を結ぶ「岡山鳥取線」(現在の国道53号に相当)だった[4]。この路線は1963年(昭和38年)に一級国道53号へ昇格し、「179号」は欠番の扱いとなった[5]。
そのうえで、同日新たに現行のルートが「179号」「姫路倉吉線」として指定された[6]。
年表
路線状況

三朝町穴鴨付近
通称
- レインボーロード 虹の道 (三朝町の木地山地区から穴鴨地区)[7]。
バイパス

岡山県苫田郡鏡野町
重複区間

岡山県津山市河辺
道路施設
トンネル
- 徳久トンネル(兵庫県佐用町) - 延長 571 m。
- 雲井山トンネル(岡山県鏡野町) - 延長 1,497 m [12]。
- 大釣トンネル(岡山県鏡野町) - 延長 1,293 m [12]。
- 人形峠トンネル(岡山県鏡野町 - 鳥取県三朝町) - 延長1,865 m。かつて、標高740 mの人形峠区間は1899年(明治32年)に作られた古い県道で、いちおう車両の通行はできたが酷い悪路だった。ところが1955年(昭和30年)に峠付近でウラン鉱山が発見されると一気に開発が進み、県道は国道179号に昇格した。しかしこの区間は悪路のままで冬季の通行も困難だったため、1981年(昭和56年)に人形峠を標高600 m付近でバイパスするトンネルが開通した[13][14]。
- 向滝[15]トンネル(鳥取県三朝町) - 延長は94.0 mしかないが坑門は両側ともカラフル。竣工1989年。
- 円谷[16]トンネル(鳥取県三朝町 - 鳥取県倉吉市) 延長 - 1,090 m。下り線(倉吉方面)のみの2車線。竣工2002年。
道の駅
通過する路線バス
並行する旧街道
地理

(2013年9月)
通過する自治体
交差する道路
現道
主な峠
Remove ads
ギャラリー
- 兵庫県たつの市龍野町
- 兵庫県佐用郡佐用町
- 岡山県境
岡山県美作市土居 - 国道482号との分岐
鳥取県東伯郡三朝町 - 鳥取県倉吉市米田町
脚注
関連項目
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads