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妖怪学園Y 〜Nとの遭遇〜
日本のテレビアニメ ウィキペディアから
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『妖怪ウォッチJam 妖怪学園Y 〜Nとの遭遇〜』(ようかいウォッチジャム ようかいがくえんワイ エヌとのそうぐう)は、レベルファイブより発売されているゲームソフト『妖怪ウォッチ』シリーズを原作とする日本のテレビアニメ。2019年12月27日から2021年4月2日までテレビ東京系列にて放送された。
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概要
『妖怪ウォッチ』アニメシリーズ第4作。2019年3月14日にレベルファイブによる『妖怪ウォッチ戦略発表会』で公表された新ブランド『妖怪ウォッチJam』を冠した派生作品となる。
同年12月13日に公開された『映画 妖怪学園Y 猫はHEROになれるか』から続く物語となり[1][2]、Y学園を舞台に、「怨霊」を召喚・憑依して妖怪HERO(ヒーロー)に変身できる『YSPウォッチ』を持つ寺刃ジンペイ達『YSPクラブ』が、学園に潜む怨霊絡みの怪事件や謎を解く「不思議解明ミッション」を遂行していき、そして謎のエイリアンに立ち向かう事となる。
本作はこれまでシリーズ構成を担当した加藤陽一に代わり、『妖怪ウォッチ』シリーズでは初めて、レベルファイブ代表取締役・クリエイティブプロデューサーの日野晃博がシリーズ構成と脚本を担当。主題歌および劇中にはインターネット発の作曲家・歌い手・動画クリエーターが多数参加している[3]。本作のみ、音響監督は田中亮が担当している。前作と前作の劇場版第6弾を最後に音響制作を担当したサウンドチーム・ドンファンは本作より音響制作から除外しており、本作ではレベルファイブ自らが音響制作を担当する(次作の『妖怪ウォッチ♪』はHALF H・P STUDIOが担当)[注 1]。
第1話は映画『猫はHEROになれるか』の前日譚にあたる、ジンペイとコマが小学生時代のエピソードになっている[4]。
なお当初は全52話の予定だったが、劇場版として構想していた『高等部編』を2021年1月22日放送の第53話より11話分のテレビストーリーとして追加延長した[5][6][注 3]。
2021年4月9日より同時間枠で次シリーズ『妖怪ウォッチ♪』を開始。
アバンタイトル
本編開始前には、歌舞伎風の扮装をしたジンペイと共に「部屋を明るくしてテレビから離れて見てください」の注意が表示される(『妖怪ウォッチ』無印版初期と同様)[10]。
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登場キャラクター
→詳細は「妖怪ウォッチの派生作品の登場キャラクター」を参照
- メインキャラクターの多くは、無印版に登場した妖怪を彷彿とする姿であり、輪廻転生した姿とされる(学園長、臼見沢、えんら先生以外記憶は無い)。
メインキャラクター
- 寺刃ジンペイ(じば ジンペイ)/剣豪紅丸(けんごうべにまる)/ワイルドボーイ/ブルームーン/アースウォーカー→アースウォーカーNOA
- 声 - 田村睦心/小野友樹/石川由依/沼倉愛美/潘めぐみ
- 主人公。YSP基準入学。正義感が強く、好奇心旺盛で細かい事は気にしない。霊を視認でき、妖力を操るYSP(Yokai Special Power)能力を持つ。
- 3種類の妖怪HEROに変身、さらに新開発の『URウォッチ』によりアースウォーカーへ変身可能になった。その後修行によりアースウォーカーNOAへパワーアップした。
- 玉田マタロウ(たまだ マタロウ)/シャイニングボーイ/ティーダイン
- 声 - 井上麻里奈/KENN
- 学力基準入学。入学式にジンペイと出会い友人となる。強運の持ち主で「たまたま」が口癖。特撮やSFが好き。
- YSP能力は無いが、クウカの開発した『シャイニングウォッチ』で擬似的なHEROに変身できた。さらに新開発の『URウォッチGAI』によりティーダインへ変身可能になった。
- 小間サン太夫(こま サンだゆう)/リトルコマンダー→リトルコマンダーA
- 声 - 遠藤綾
- YSP基準入学。ジンペイの幼なじみで同じくYSP能力を持つ。落語家の名家だがおっとりしてやや口下手。
- ジンペイ同様、ぬらり師匠との修行によりリトルコマンダーAへパワーアップした。
- 姫川フブキ(ひめかわ フブキ)/クロックレディ
- 声 - 戸松遥
- IT基準入学。メカ好きで様々なアイテムを発明する。後からYSP能力に目覚める。
- 雷堂メラ(らいどう メラ)/獅子王(ししおう)
- 声 - 増田俊樹、村井美里(少年期)/日野聡
- スポーツ基準入学。Y学園の番長と呼ばれる親分肌。
- 九尾リュウスケ(きゅうび リュウスケ)/ナインテイル
- 声 - 小林千晃
- 芸能基準入学。容姿端麗だがナルシストでやや奇行が目立つ。ジンペイ達とは型の違う『YSPウォッチ零』を持つ。
- 霧隠ラント(きりがくれ ラント)/ミストシャドウ/DSギャラクシー
- 声 - 福山潤、日野まり(7歳)
- Y学園生徒会長。変身できるもう一つのウォッチ『A(エイリアン)ウォッチ』を持つ。
- 蛇山チアキ(へびやま チアキ)/スカイスネーカー
- 声 - 莉犬(すとぷり)
- 学園マフィア「スネークス」に所属する生徒。YSPウォッチの別種『バイパーコネクター』を持つ。
- 三又義ノズチカ(みつまたぎ ノズチカ)/ザ・バイパー
- 声 - 小野坂昌也
- 「スネークス」のボスで通称「ノーズ」。チアキと同様、バイパーコネクターで変身する。
- 雲池クマ子(くもいけ クマこ)/七雲クウカ(ななくも クウカ)/モモンガーレディ
- 声 - 石上静香
- Y学園で秘密研究を行う「Y研」の主任で、YSPウォッチ・Aウォッチを開発した。小学生時代にラントと出会う。
- 風紀委員会によって退学後、ダイエットで外見と名を変えて再入学する。
- その後URウォッチを開発、さらにガイアエネルギーを使うURウォッチGAIを開発し、自身もモモンガーレディへ変身可能になった。
怨霊・妖怪
- モモ
- 声 - 小桜エツコ
- ピンク色のモモンガの怨霊。「モモだよー」「〜ですねぃ」が口癖。後にクウカに憑依し、モモンガーレディに変身する事となった。
- バケーラ
- 声 - 小野友樹
- 大柄な赤いネコの怨霊[注 4]。ジンペイに憑依し、剣豪紅丸に変身する。一人称は「オデ」、「〜だど」が口癖。
- コマジロ
- 声 - 遠藤綾
- 小さなアルマジロの怨霊。コマに憑依し、リトルコマンダーに変身する。
- ブロッケンクロック
- 声 - 利根健太朗
- 時計型の怨霊。フブキに憑依し、クロックレディに変身する。
- 獅子黒カズマ(ししぐろ カズマ)
- 声 - 日野聡
- 人間の怨霊。メラに憑依し、獅子王に変身する。メラを慕って行動を共にしている。
- イズナ
- 声 - 石上静香
- キツネの怨霊。九尾に憑依し、ナインテイルに変身する。
- ゴロミ
- 声 - 石川由依
- 黄色のネコの妖怪。ジンペイに憑依し、ワイルドボーイに変身する。一人称は「アタイ」。乱暴な口調で話す。
- ブルポン
- 声 - 沼倉愛美
- 青色のネコの妖怪。ジンペイに憑依し、ブルームーンに変身する。一人称は「僕」。初めはスライム状の姿で、ミステリアルメダルを食べて完全体となった。
- ミケッティオ
- 声 - 津田健次郎
- バケーラ・ゴロミ・ブルポンの真の姿である凶悪なネコ妖怪。ジンペイに憑依し、アースウォーカーに変身する。
宇宙人
その他
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スタッフ
- クリエイティブプロデューサー/原案・シリーズ構成 - 日野晃博
- 原作 - レベルファイブ
- 監督 - 北條史也
- 副監督 - 泉保良輔
- 連載 - 月刊コロコロコミック
- 妖怪&キャラクターデザイン原案 - 長野拓造、田中美穂、板橋由里子(第1話 - 第52話)、米田晴香(第53話 - 第63話)、内田潤(第53話 - 第63話)
- キャラクターデザイン - 山田俊也
- 総作画監督 - 武内啓、三島千枝
- 美術監督 - 桐本裕美子
- 色彩設計 - 角野江美
- 撮影監督 - 山道奈保美
- 編集 - 小守真由美
- 音楽 - 西郷憲一郎
- 音響監督 - 田中亮
- アニメーションプロデューサー - 井上たかし
- 製作担当 - 澤田剛(ノンクレジット)
- アニメーション制作 - OLM TEAM INOUE
- スーパーバイザー - 川崎由紀夫、梶原清文、縄田正樹、沢辺伸政、秋本武英
- プロデューサー - 紅谷佳和、柿崎真吾(第1話 - 第52話)→滝野圭輔(第53話 - 第63話)
- プログラムマネージャー - 丸茂礼、飯田将太
- 番組宣伝 - 大江繭子(テレビ東京)
- 製作 - テレビ東京、電通、OLM
主題歌
- オープニングテーマ
- エンディングテーマ
- 挿入歌
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各話リスト
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ネット局
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劇場版
- 『映画 妖怪学園Y 猫はHEROになれるか』(2019年) - 時系列としてはテレビアニメ第1話と第2話の中間にあたる。前シリーズ『妖怪ウォッチ!』放送時より公開。
漫画版
- 妖怪ウォッチJam 妖怪学園Y
- 作者:小西紀行
- 月刊コロコロコミック2019年10月号から2021年1月号まで連載。単行本は全3巻。先行して映画『猫はHEROになれるか』のコミカライズを掲載。アニメ・ゲーム版とは異なり、妖怪・輪廻が登場するなど独自の展開が加えられている。
ゲームソフト
- 妖怪ウォッチJam 妖怪学園Y 〜ワイワイ学園生活〜
- レベルファイブよりNintendo Switch・PlayStation 4用ソフトとして発売のゲームソフト。Switch版は2020年8月13日より[25]、PS4版は2020年10月29日より[26]配信開始。
- 内容は学園生活RPG。ジンペイたち複数のキャラクターを操作し、友達作り、怨霊退治、事件解決をしていく。「映える」行動で観客から「イイネ!」をもらい学園の人気者を目指す事も目的[27]。
- 先行してダウンロード配信専用ソフトとしてリリース。定期更新でストーリーやマルチプレイモードなどが随時追加される。アイテムなどの有料DLCも配信。
- 『妖怪Yメダル』ほかNEO YCチップ内蔵玩具とのNFC連動、前作『妖怪ウォッチ4』との連動で、ゲーム内のアイテムやポイントが入手できる。
- 今作ではLive2Dが使用されており、クオリティを重視した「Live2Dの機能をフルに使ったモデル」と3Dイベントと組み合わせて使う「制作コストを抑えたモデル」の2種類を使い分けている[28]。
- 本作のCEROによるレーティングでは、妖怪ウォッチシリーズとしては初めてにして異例のB(12才以上対象)に区分された。
- 2020年12月17日に、DLC2までの更新分を収録したパッケージ版をリリース[29]。
- 大型無料アップデート
- DLC1「エルゼ来るぜマルチプレイ」2020年9月30日配信 ※Switch版のみ(PS4版は追加済)
- DLC2「大宇宙決戦ランデブー」2020年11月28日配信
- DLC3「なりきりブギウギ超新星」2021年3月25日配信
データカードダス
- 『妖怪ウォッチ ウキウキペディア学園Y』
- 『妖怪ウォッチ ウキウキペディア極』からリニューアルされたデータカードダスシリーズ第5弾。
- 新たに『妖怪HERO』ランクが登場。妖怪Yメダルにも対応。2020年10月7日をもって稼働終了[31]。
- リリース
- 2020年1月30日 第1弾稼働開始
- 2020年6月18日 第2弾稼働開始
脚注
外部リンク
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