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段田安則

日本の俳優 (1957-) ウィキペディアから

段田安則
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段田 安則(だんた やすのり、1957年1月24日 - )は、日本俳優声優ナレーター司会者京都府京都市山科区(出生当時は東山区)出身。シス・カンパニー所属。

概要 だんた やすのり 段田 安則, 本名 ...
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来歴

京都市立花山中学校龍谷大学付属平安高等学校卒業。

立命館大学文学部日本文学専攻中退後、劇団青年座附属の青年座研究所に入所[1]、第5期生として1981年卒業。同年、野田秀樹主宰の「夢の遊眠社」入団、1992年の劇団解散まで主力俳優として活動。

1996年、『ふたりっ子』で主人公の父親役を好演(同作以降、大石静脚本の常連出演者である[1])。シリアスコミカルも巧みにこなす名バイプレイヤーとして活躍。2009年の『夜の来訪者英語版』では演出にも挑戦した。

大河ドラマでは『秀吉』(1996年)と『真田丸』(2016年)とで、2度、滝川一益を演じている。

人物

高校時代から、月に1回京都会館文学座劇団俳優座劇団民藝などが行う公演を見に行っており、大学中退後文学座に入りたいと思い京都から東行したものの文学座は入れてくれず、次いで青年座の養成所にも行ったものの劇団には残れず、唯一募集していた夢の遊眠社に加入したものの、東京大学に部室があり、学生演劇のようであったため「しくじった」と思ったという[2]

中学時代は野球部で、プロ野球はかつて阪急ブレーブス福本豊が好きだったというが[3]、球団が身売り後は特に阪神タイガースファンとなり[4]、自身の出世作となった『ふたりっ子』でも熱烈な阪神ファンという役柄を演じた。阪神の試合を全試合録画して見る程熱心だが、2020年時点では「負けやがれ」と思いながら見ているとのこと[2]甲子園にも時々行くが、阪神ファンが激しく応援している中には、なかなか入って行けないという[5]

高校時代、エラリー・クイーンなどの小説を読んでいたが、車を運転するようになり20年ほど読書をしていなかった。しかし2019年に、乗り合わせた電車が偶然止まった際に目に止まった東野圭吾の推理小説の宣伝をきっかけに同書を購入、それ以来推理小説にハマり、宮部みゆきなどの著書を愛読するようになった[2]

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出演

要約
視点

舞台

夢の遊眠社

※すべて野田秀樹の作・演出。

  • 走れメルス 少女の唇からはダイナマイト!(1981、1983、1986年)
  • ゼンダ城の虜 苔むす僕らが嬰児の夜(1981、1982、1992年)
  • 怪盗乱魔 亭主と間男の共存できる家族制度を求めて(1982年)
  • 野獣降臨(1982、1984、1987年)
  • 大脱走 太田幸司さん、いかがおすごしですか(1983年)
  • 小指の思い出(1983、1986年)
  • 瓶詰のナポレオン(1984年)
  • 回転人魚 あなたのお名前なんてーの?(1984年)
  • 白夜の女騎士(1985、1986年)
  • 彗星の使者(1985、1986、1988年)
  • 宇宙蒸発(1985、1986年)
  • 明るい冒険 見よ、ポロロッカ空に逝く!(1987年)
  • 半神(1988年)
  • 贋作・桜の森の満開の下(1989年)
  • 三代目、りちゃあど(1990年)
  • 透明人間の蒸気(1991年)

その他

1988年
1989年
  • BROKEN(暴君)四谷怪談(上杉祥三プロデュースチーム、原作:鶴屋南北 脚本・演出:上杉祥三
1991年
1992年
1993年
1995年
  • 陽だまりの樹(銀座セゾン劇場、脚本:横内謙介 演出:杉田成道)
1996年
  • 赤鬼(NODA・MAP、作・演出:野田秀樹)
1997年
1998年
  • 陽だまりの樹(銀座セゾン劇場、脚本:横内謙介 演出:杉田成道)
1999年
2000年
2001年
2002年
2003年
  • 春は爛漫(東宝、作:松原敏春 演出:栗山民也)
  • 二人の噺〜The two men's story〜(パルコ、作・演出:福島三郎)
2004年
2005年
2006年
2007年
  • 藪原検校ホリプロ/Bunkamura、作:井上ひさし 演出:蜷川幸雄)
  • ロマンス(こまつ座/シス・カンパニー、作:井上ひさし 演出:栗山民也)
2008年
2009年
2010年
2011年
  • 大人は、かく戦えり(シス・カンパニー、作:ヤスミナ・レザ 演出:マギー)
  • 国民の映画(パルコ、作・演出:三谷幸喜
  • 泣き虫なまいき石川啄木(シス・カンパニー、作:井上ひさし 演出:段田安則)
  • その妹(シス・カンパニー、作:武者小路実篤 演出:河原雅彦
2012年
  • 朗読『宮沢賢治が伝えること』(シス・カンパニー、構成:岩下尚史 演出:栗山民也)
  • 温室(新国立劇場、作:ハロルド・ピンター 演出:深津篤史
  • 叔母との旅(シス・カンパニー、原作:グレアム・グリーン、作:ジャイルズ・ハヴァガル 演出:松村武
2013年
2014年
  • 国民の映画(パルコ、作・演出:三谷幸喜)
  • 抜目のない未亡人(シス・カンパニー、原作:カルロ・ゴルドーニ 上演台本・演出:三谷幸喜)
  • 火のようにさみしい姉がいて(シス・カンパニー、作:清水邦夫 演出:蜷川幸雄)
2015年
  • 三人姉妹(シス・カンパニー、作:アントン・チェーホフ 上演台本・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ)
  • 草枕(シス・カンパニー、作:北村想 演出:寺十吾)
  • 喜劇 有頂天旅館(松竹、作:北條秀司 演出:齋藤雅文
2016年
  • 元禄港歌 千年の恋の森(Bunkamura、作:秋元松代 演出:蜷川幸雄)
  • コペンハーゲン(シス・カンパニー、作:マイケル・フレイン 演出:小川絵梨子)
  • 遊侠 沓掛時次郎(シス・カンパニー、作:北村想 演出:寺十吾)
  • 三婆(松竹、脚本:小幡欣治 演出:齋藤雅文)
2017年
  • 不信 〜彼女が嘘をつく理由(パルコ、作・演出:三谷幸喜)※3月上演
  • ワーニャ伯父さん(シス・カンパニー、作:アントン・チェーホフ 上演台本・演出:ケラリーノ・サンドロヴィッチ)※8月上演
2018年
  • 夢の裂け目(新国立劇場、作:井上ひさし 演出:栗山民也)※6月上演
2019年
2020年
  • 風博士(森ノ宮ピロティホール、作:北村想 演出:寺十吾 音楽:坂本弘道 出演:中井貴一、吉田羊、趣里、林遣都、松澤一之、渡辺えり、内藤裕志、大久保祥太郎) ※1月8日 - 1月13日上演
  • 女の一生新橋演舞場、作:森本薫 演出:段田安則 出演:大竹しのぶ) ※11月2日 - 26日上演
2022年
2023年
  • 帰ってきたマイ・ブラザー(シス・カンパニー、作 : マギー、演出 : 小林顕作)※4月1日 - 6月30日世田谷パブリックシアターほか上演[9]
  • シラの恋文(シス・カンパニー、作 : 北村想、演出 : 寺十吾、出演 : 草彅剛他) ※2023年12月 - 2024年1月京都劇場ほか上演予定[10]
2024年
  • リア王 (パルコ、作 : ウィリアム・シェイクスピア、演出 : ショーン・ホームズ) ※2024年3月東京芸術劇場プレイハウスほか上演予定[11]
  • 夫婦パラダイス〜街の灯はそこに〜(シス・カンパニー、作:北村想、演出:寺十吾)[12]
2025年
  • やなぎにツバメは(シス・カンパニー、作:横山拓也、演出:寺十吾)[13]
  • 星の降る時(パルコ、作:べス・スティール、演出:栗山民也)[14]

テレビドラマ

映画

バラエティ・教養番組

CM

声の出演

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受賞歴

脚注

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参考文献

外部リンク

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