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宗像サニックスブルース

日本のラグビーチーム ウィキペディアから

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宗像サニックスブルース(むなかたサニックスブルース、: Munakata Sanix Blues)は、1994年から2022年まで28年間活動していた福岡県の社会人ラグビーチームである。本拠地は宗像市にあるグローバルアリーナだった。最終シーズンはJAPAN RUGBY LEAGUE ONE 2022 DIVISION3で活動した[2]

概要 クラブカラー, 愛称 ...
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概要・歴史

要約
視点

1994年サニックスラグビー部として福岡県社会人Cリーグ(西日本社会人Aリーグから見ると5部相当)に加盟し、同リーグ戦に優勝。その後、飛び級という異例な形で1995年に西日本Bリーグ(2部)に加盟。1997年には同Aリーグ(1部)への加盟を果たす。1999年には西日本Aリーグで念願の初優勝を果たし、全国社会人大会に出場するが、予選リーグ(プール)戦で敗退。

その後も西日本リーグで2002年まで4連覇を達成し、九州ラグビー界の新興勢力ながらも、その実力は九州一を誇る強豪に成長する。2003年に発足した第1回ジャパンラグビートップリーグに参加し、チーム名も「福岡サニックスボムズ」とするが、関東・関西の強豪を前に屈し、2勝9敗・勝ち点14の最下位(12位)でトップリーグの2部組織の一つ・トップ九州Aリーグ(1部)に降格。2004年にトップ九州と、その後のトップチャレンジAに優勝して1年でトップリーグ復帰を果たす。

チーム名を「福岡サニックスブルース」に変更した2005年はトップリーグ史上初の全敗(11敗・勝ち点2)を記録したが、入替戦で近鉄ライナーズに勝ってトップリーグ残留を決めた。2012年は最下位(14位)となり入替戦で豊田自動織機シャトルズに敗れ、9年ぶりに再降格となった。2014年トップチャレンジ1で1位となり1年でトップリーグ再復帰を果たすものの、同年は最下位(16位)となり3度目の再降格となったが、翌年の入替戦でNTTドコモレッドハリケーンズを下し、1年でのトップリーグ再復帰を再び果たした。

2014年4月29日、宗像市内で行われた記者会見で同日よりチーム名を福岡サニックスブルースから「宗像サニックスブルース」に変更した。

トップリーグでは2009年の7位が最高である。

2021年7月16日、新リーグジャパンラグビーリーグワンの3部リーグに振り分けされることになった[3]

2022年2月15日、2022年シーズンをもって活動を休止することが明らかとなった[4] が、2月22日日刊スポーツの取材で、うきは市を拠点として2022年4月の結成を予定している、2021年に休部となったコカ・コーラレッドスパークスの選手が中心となったクラブチーム「LeRIRO福岡」が、宗像サニックスの休部後の受け皿として選手を受け入れる方針を予定しているとした[5]

そして同年3月30日に、オーナー企業であるサニックスの取締役会において、2022年シーズン限りでの休部が正式に決定し、発表された。サニックスは「企業ブランドの向上、本拠地の福岡・宗像を中心とした地域貢献の役割を果たし、これらの貢献を踏まえて、最大限、チームの継続に向けて努力してきたが、現状の経営環境を総合的に判断した結果、これまでと同様の体制でチームを強化・継続することは断念する」としている。今後は「選手のキャリアを最優先に考えて、会社(クラブ)としての移籍先・再就職先の支援、並びに他企業・団体へのチーム譲渡についても可能な限り検討する」としている[6]

2022年5月8日の順位決定戦が最後の試合となり、ジャパンラグビーリーグワンの3部リーグ6チームのうち最終順位は3位となった[7]

5月31日に28年間の活動を休止した[8]

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タイトル

最上位リーグ

下位リーグ

7人制大会

成績

全国社会人大会戦績

さらに見る 回, 年度 ...

リーグ戦戦績

トップリーグ創設以降

  • 2003-2004シーズン トップリーグ 12位(2勝9敗)、トップキュウシュウAへ自動降格
  • 2004-2005シーズン トップキュウシュウA 優勝、トップチャレンジ1:1位、トップリーグへ自動昇格
  • 2005-2006シーズン トップリーグ 12位(11敗)、トップリーグ入替戦:勝利、トップリーグ残留
  • 2006-2007シーズン トップリーグ 9位(5勝7敗1分)
  • 2007-2008シーズン トップリーグ 12位(4勝9敗)、トップリーグ入替戦:勝利、トップリーグ残留
  • 2008-2009シーズン トップリーグ 11位(3勝10敗)、トップリーグ入替戦:勝利、トップリーグ残留
  • 2009-2010シーズン トップリーグ 7位(6勝7敗)
  • 2010-2011シーズン トップリーグ 8位(5勝7敗1分)
  • 2011-2012シーズン トップリーグ 11位(4勝9敗)、トップリーグ入替戦:勝利、トップリーグ残留
  • 2012-2013シーズン トップリーグ 14位(1勝12敗)、トップリーグ入替戦:敗戦、トップキュウシュウA降格
  • 2013-2014シーズン トップキュウシュウA 優勝(予選リーグ:1位 6勝、決勝リーグ:1-3位グループ 2勝)、トップチャレンジ1:1位、トップリーグへ自動昇格
  • 2014-2015シーズン トップリーグ 総合順位16位(1stステージ:プールA8位 1勝6敗、2ndステージ:プールB8位 1勝6敗)、トップキュウシュウAへ自動降格
  • 2015-2016シーズン トップキュウシュウA 優勝(予選リーグ:1位 7勝、決勝リーグ:1-4位グループ 3勝)、トップチャレンジ1:1位、トップリーグ入替戦:勝利、トップリーグ昇格
  • 2016-2017シーズン トップリーグ 11位(7勝8敗)
  • 2017-2018シーズン トップリーグ 13位(リーグ戦:ホワイトカンファレンス7位 1勝12敗、順位決定トーナメント:1回戦 勝利、13位決定戦 勝利)、トップリーグ入替戦:勝利、トップリーグ残留
  • 2018-2019シーズン トップリーグ 13位(リーグ戦:レッドカンファレンス8位 7敗、順位決定トーナメント:1回戦 勝利、13位決定戦 勝利、トップリーグカップ 15位(プール戦:4位 3敗、順位決定トーナメント:15位決定戦 勝利)、トップリーグ入替戦:勝利、トップリーグ残留
  • 2019-2020シーズン トップリーグカップ プール戦敗退(5位 1勝4敗)、リーグ戦中止(中止時点での成績:2勝4敗)
  • 2020-2021シーズン トップリーグ レッドカンファレンス 7位、プレーオフトーナメント 9位
  • 2021-2022シーズン LEAGUE ONE DIVISION 3 3位[2](リーグ戦:2位 7勝3敗、順位決定戦:2敗)

2021年度スコッド

2021年度のスコッドは次の通り[9]太字は今年度からの新加入選手。

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過去の所属選手

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脚注

関連項目

外部リンク

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