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菖蒲町
日本の埼玉県南埼玉郡にあった町 ウィキペディアから
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菖蒲町(しょうぶまち)とは、かつて埼玉県北東部に存在した人口約2万人の町である。南埼玉郡の最北端に位置していた。2010年(平成22年)3月23日、久喜市、北葛飾郡栗橋町及び同郡鷲宮町との新設合併により、新たに久喜市が発足した。合併後も旧菖蒲町域を総称して菖蒲地区という。
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地理
河川
湖沼
地名
久喜市となった後は、各地名の前に「菖蒲町(しょうぶちょう)」を付ける(例:久喜市菖蒲町小林)。
- 小林
- 上大崎
- 上栢間
- 河原井
- 三箇
- 柴山枝郷
- 下栢間
- 菖蒲
- 昭和沼
- 台
- 新堀
1954年合併以前の地名
ここに記した旧菖蒲町は、1954年(昭和29年)9月1日合併以前の町域を対象としており、他の三箇地区・小林地区・栢間地区・大字上大崎(現、菖蒲町上大崎)に関しては、三箇村・小林村・栢間村・大山村の各項を参照されたい。
戸賀崎村
戸賀崎村(とがさきむら) - 1877年(明治10年)の名称変更により菖蒲町となり、明治の合併後に大字菖蒲となる。以下の地名はいずれも小字である。
- 菖蒲(あやめ)
- 宮本(みやもと)
- 西堀(にしぼり)
- 四丁免(しちようめん)
- 塚田(つかだ)
- 太皷田(たいこだ)
- 陣屋(じんや)
- 寺田(てらだ)
- 伊勢浦
新堀村
新堀村(にいほりむら)- 明治の合併後に大字新堀となる。以下の地名はいずれも小字である。
- 矢足(やだれ)
- 宿横宿(しゆくよこじゆく)
- 新田(しんでん)
- 五軒屋敷(ごけんやしき)
- 上矢足(かみやだれ)
- 東(ひがし)
- 物見塚(ものみづか)
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歴史
要約
視点
- 1869年(明治2年)1月28日 (旧暦) - 武蔵知県事・宮原忠治の管轄区域をもって大宮県が発足(県庁は日本橋馬喰町)。ほか町域では古河県に属した村もあり。
- 1869年(明治2年)9月29日 (旧暦) - 県庁が浦和に移転し、大宮県から浦和県に改称。
- 1871年(明治4年)11月14日 (旧暦) - 浦和県・忍県・岩槻県の3県が合併して埼玉県が誕生。
- 1877年(明治10年)4月5日 - 名称を戸賀崎村より菖蒲町へと改める。
- 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行に伴い、南埼玉郡菖蒲町・新堀村が合併し、菖蒲町が成立する。
- 1954年(昭和29年)9月1日 - 菖蒲町・三箇村・小林村・栢間村・大山村大字上大崎が合併し、菖蒲町となる。
- 1955年(昭和30年)9月 - 大字上大崎の児童が菖蒲町立三箇小学校に編入となる。
- 1956年(昭和31年)8月 - 菖蒲町役場の庁舎が完成。
- 1957年(昭和32年)4月 - 青年研修所が完成。同月、菖蒲町立菖蒲中学校および菖蒲町立三箇中学校が統合される。
- 1958年(昭和33年)5月 - 菖蒲町立菖蒲小学校の完全給食が開始される。
- 1959年(昭和34年)3月 - 中橋が竣工する。同月、見沼代用水の改修工事が竣工する。
- 1960年(昭和35年)
- 1961年(昭和36年)1月 - 町営水道の給水が開始される。
- 1962年(昭和37年)4月 - 不動岡高等学校より菖蒲高等学校が分離され、独立開校する。
- 7月、菖蒲町商工会が設立される。
- 1963年(昭和38年)7月 - 病害虫防除空中散布事業が開始される。
- 1964年(昭和39年)
- 1965年(昭和40年)
- 1966年(昭和41年)
- 1967年(昭和42年)7月 - 菖蒲中学校・栢間小学校のプールが完成する。
- 10月22日 - 上尾運動公園を中心に27日まで第22回国民体育大会(埼玉国体)が開催される。
- 1968年(昭和43年)
- 1969年(昭和44年)
- 1970年(昭和45年)
- 1971年(昭和46年)
- 1972年(昭和47年)
- 10月 - 菖蒲南中学校の新校舎が竣工する。
- 12月 - 菖蒲町立集会所が完成する。
- 1973年(昭和48年)5月 - 菖蒲南中学校の完全給食が開始される。
- 1974年(昭和49年)
- 3月 - 森下浄水場が竣工する。
- 11月 - 町村合併20周年記念式典が菖蒲高等学校体育館で催される。
- 1975年(昭和50年)12月 - 寺田公園・金山公園・見沼緑地が設置される。
- 1976年(昭和51年)
- 3月 - 小林小学校の新校舎が竣工する。
- 4月1日 - 久喜地区消防組合の菖蒲分署が発足する。
- 9月 - 菖蒲農村センターが完成する。
- 1977年(昭和52年)
- 1978年(昭和53年)3月 - 栢間小学校の新校舎が竣工する。
- 1979年(昭和54年)1月 - 菖蒲南中学校の体育館が竣工する。
- 1980年(昭和55年)
- 3月 - 老人福祉センターが竣工する。
- 11月 - 久喜地区消防組合の菖蒲分署新庁舎が竣工する。
- 1981年(昭和56年)
- 3月 - 菖蒲町の人口が2万人を超える。
- 9月 - 物見塚公園が設置される。
- 1982年(昭和57年)
- 2月 - 名誉町民の称号が遠藤長一郎に贈られる。
- 3月 - NHK菖蒲久喜ラジオ放送所より第1放送の放送が開始される。
- 1983年(昭和58年)
- 3月 - 学校給食センターが竣工する。
- 3月 - 菖蒲中学校の新校舎および体育館が竣工する。
- 4月 - 旧菖蒲中学校の校舎を利用し、菖蒲東小学校が開校する。
- 10月 - 菖蒲東小学校の新校舎が竣工する。
- 1984年(昭和59年)
- 1985年(昭和60年)3月 - しょうぶ会館が竣工する。
- 1986年(昭和61年)2月 - 小林小学校および栢間小学校の体育館が竣工する。
- 1987年(昭和62年)
- 3月 - 菖蒲中学校の格技場が竣工する。
- 10月 - 森下テニスコートが竣工する。
- 1988年(昭和63年)
- 2月 - 菖蒲東小学校の体育館が竣工する。
- 8月 - 菖蒲町役場の新庁舎(現:久喜市菖蒲行政センター)およびコミュニティセンターが竣工する。
- 1989年(平成元年)3月 - 清掃センターおよび保健センターが竣工する。
- 1990年(平成2年)
- 1991年(平成3年)
- 3月 - しらさぎ公園が開園し、森下公民館が竣工する。
- 6月 - 第1回あやめ祭りが開催される。
- 7月 - 八束テニスコートが竣工する。
- 1992年(平成4年)
- 1月 - 樋口近之助・本多静六・細田嘉に名誉町民の称号が贈られる。
- 3月 - 森下福祉会館および菖蒲町文化交流見沼館が完成する。
- 4月12日 - 雹害により梨などに被害が出る。
- 5月25日 - 雹害により梨などに被害が出る。
- 10月 - 本多静六博士生誕地記念園が竣工する。
- 1993年(平成5年)
- 1994年(平成6年)
- 3月 - しょうぶの梨100年記念園が竣工する。
- 5月 - 鎮守の森公園が竣工する。
- 6月 - 町村合併40周年記念事業としてシンボルマークおよび菖蒲百景の選定などが開催される。
- 1995年(平成7年)
- 3月 - 彩のブルーランドしょうぶ(あやめ・ラベンダーの里)整備事業が竣工する。
- 3月 - 埼玉県内初の「道のオアシス」が竣工する。
- 6月 - あやめ・ラベンダーのブルーフェスティバルが開催される。
- 1996年(平成8年)
- 5月28日 - 雹害により梨などに被害が出る。
- 7月 - 保養介護施設「彩嘉園」が開設される。
- 1997年(平成9年)
- 1998年(平成10年)
- 3月 - 島田得一、堀部文之丞に名誉町民の称号が贈られる。
- 4月 - 生涯学習文化センターアミーゴが開館する。
- 6月 - 菖蒲町立中央図書館(現:久喜市立菖蒲図書館)が開館する。
- 田園都市づくり協議会による公共施設の相互利用が開始される。
- 1999年(平成11年)
- 3月 - 埼玉県道5号さいたま菖蒲線バイパスが開通する。
- 4月 - 室内温水プール「アクレ」が開設される。
- 2000年(平成12年)
- 1月 - 車椅子リフト付きの町有バスが導入される。
- 4月 - 菖蒲町のホームページが開設される。
- 5月14日、雹害により梨などに被害が出る。
- 2001年(平成13年)
- 2002年(平成14年)
- 7月 - 本多静六博士顕彰記念式典が開催される。
- 8月 - 職員出前講座「学びましょうぶ」が開始される。
- 2003年(平成15年)
- 2004年(平成16年)
- 4月 - 横町商店街に「ふれあい菖蒲壱番館」が開設される。
- 11月 - 町村合併50周年記念式典が催される。
- 2008年(平成20年)6月7日 - 国道122号騎西菖蒲バイパスが開通する。
- 2010年(平成22年)3月23日 - 菖蒲町・栗橋町・鷲宮町・久喜市が合併(新設合併)し、新たに久喜市が発足する。
平成の大合併における動向
菖蒲町は当初、蓮田市・南埼玉郡白岡町との合併を目指し、新市名を「彩野市(あやのし)」とすることで合意していたが、住民投票で反対多数となり、この枠組みでの合併は白紙撤回された。
→詳細は「彩野市」を参照
その後、菖蒲町・栗橋町・鷲宮町・久喜市の1市3町の合併協議を行い、2008年8月の第4回1市3町合併協議会にて、2010年3月までの合併を目指し、新しい市名は「久喜市」とすることと決定した。2009年5月28日に1市3町の首長が合併協定書に調印。2010年3月23日、新たに「久喜市」が発足した。
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行政
歴代町長
広域行政
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経済
産業
金融機関
姉妹都市
地域
- 平均年齢:46.5歳(男=45.3歳、女=47.7歳) (2010年1月1日現在)
- 公共下水道普及率:34.4% (2009年3月31日現在)
教育
- 幼稚園
- 長龍寺幼稚園
- 菖蒲幼稚園
- 小学校
- 菖蒲町立小林小学校
- 菖蒲町立栢間小学校
- 菖蒲町立三箇小学校
- 菖蒲町立菖蒲小学校
- 菖蒲町立菖蒲東小学校
- 中学校
- 菖蒲町立菖蒲中学校
- 菖蒲町立菖蒲南中学校 - 菖蒲町廃止後に菖蒲中学校へ統合
- 高等学校
- 埼玉県立菖蒲高等学校 - 菖蒲町廃止後に埼玉県立蓮田松韻高等学校へ統合
警察・消防
公共施設
電話番号
郵政
郵便番号は町内全域が「346-01xx」。郵便事業久喜支店が集配を担当。
- 菖蒲郵便局
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交通
鉄道
バス
菖蒲町内では東武鉄道直営時代の東武バスの一般路線バスが運行されていたが、2002年4月1日付で東武バス上尾営業所菖蒲出張所が朝日自動車へ移管され、全線が朝日自動車菖蒲営業所の路線となった。
- 朝日自動車(菖蒲営業所)
- 大和観光自動車
- 管理センター - 清久工業団地 - 久喜駅西口
- 管理センター - 南4丁目 - 久喜駅西口
- 平成エンタープライズ
コミュニティバス
久喜市との合併前に、菖蒲町は独自にコミュニティバスを運行していた。2001年(平成13年)1月28日より菖蒲町町内巡回バスを運行開始[1]、2005年(平成17年)3月末[1]をもって運行休止され、そのまま廃止された。
2000年(平成12年)1月、町有バスを1台導入。車両は車椅子リフト付きの小型バスであった。運行業務は木村観光バス(本社:蓮田市)へ委託していた。なお、木村観光バスは業績悪化により2012年に事業停止した。
タクシー
道路
(埼玉県南埼玉郡菖蒲町大字菖蒲)
閉町当時、首都圏中央連絡自動車道の白岡菖蒲インターチェンジ建設が進められていた(2011年(平成23年)開通)。
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名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

その他の施設
出身有名人
脚注
関連項目
外部リンク
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