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駒込駅
東京都豊島区にある東日本旅客鉄道・東京地下鉄の駅 ウィキペディアから
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駒込駅(こまごめえき)は、東京都豊島区駒込二丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・東京地下鉄(東京メトロ)の駅である。豊島区最東端の駅である。
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乗り入れ路線
JR東日本の山手線、東京メトロの南北線が乗り入れ、接続駅となっている。1923年から1971年までの間は都電19系統(駒込線・飛鳥山線)との接続駅でもあった。
歴史

- 1910年(明治43年)11月15日:鉄道院の駅が開業[1]。山手線所属の駅で、旅客営業のみ。
- 1917年(大正6年)6月6日:東京市電駒込線・駒込橋電停が開業。
- 1922年(大正11年)4月10日:駒込橋停留所を駒込駅方面に0.1km移設。
- 1923年(大正12年)4月12日:市電飛鳥山線開業。駒込駅隣接地に市電巣鴨車庫駒込分車庫が開設。1939年に独立車庫となる。
- 1945年(昭和20年)4月13日:太平洋戦争中に空襲に遭い、駅舎が全焼。
- 1957年(昭和32年)10月27日:北口駅舎が改築される(それまで戦後にバラック造で復旧させた仮駅舎だった。)[新聞 1]。同時に南北自由通路を新設[新聞 1]。
- 1971年(昭和46年)3月17日:都電19系統(駒込線・飛鳥山線)廃止。これより20年間接続路線がなくなる。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化に伴い、国鉄の駅は東日本旅客鉄道(JR東日本)の駅となる[1]。
- 1990年(平成2年)
- 1991年(平成3年)11月29日:帝都高速度交通営団(営団地下鉄)7号線・南北線の駅が開業[3]。当初は始発駅であった。
- 1996年(平成8年)3月26日:四ツ谷駅 - 当駅間の開業に伴い、南北線の駅も途中駅となる[4][新聞 3]。
- 2000年(平成12年):JR東日本の駅が関東の駅百選に選定される[5]。選定理由は「山手線の中にあって季節になるとツツジが大変素晴らしい駅」[5]。
- 2001年(平成13年)11月18日:JR東日本でICカード「Suica」の利用が可能となる[報道 1]。
- 2004年(平成16年)4月1日:帝都高速度交通営団(営団地下鉄)民営化に伴い、南北線の駅は東京地下鉄(東京メトロ)に継承される[報道 2]。
- 2006年(平成18年)12月23日:JR東日本の駅舎改装工事が完了。北口・南口側にエスカレーター・エレベーター・駅ナカ施設が設置される。
- 2007年(平成19年)3月18日:東京メトロでICカード「PASMO」の利用が可能となる[報道 3]。
- 2013年(平成25年)12月14日:みどりの窓口の営業を終了。
- 2015年(平成27年)3月13日:南北線ホームの発車メロディを変更[報道 4]。
- 2017年(平成29年)5月15日:JR東日本の駅が業務委託化[6]。
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駅構造
要約
視点
JR東日本
JR東日本ステーションサービスが駅業務を受託している巣鴨駅管理の業務委託駅[6]。島式ホーム1面2線を有する地上駅。地形が傾斜しており、西側が掘割、東側が盛土上にホームがある構造となっている。山手線ホームの最東端は北区中里に位置している。
可動式ホーム柵が設置されている。
改札は2か所ある。西側(池袋方)の改札は、山手線ホームから階段、エスカレータまたはエレベータで上った先にあり、線路を渡る南北の通路に接しており北口と南口につながる。東側(田端駅寄り)には、階段を下りた先の改札を経て東口がある。北口には、みどりの窓口が営業されていたが廃止され、多機能券売機数機が設置されている。また、東口にはお客さまサポートコールシステムが導入されており、終日インターホンによる案内となる[7]。
駅構内の掘割の斜面にあるつつじの植栽が有名で、これにより関東の駅百選にも認定されている。バリアフリー対応のためエレベーターやエスカレーターの設置工事が行われた際、工事の支障となる北側斜面のつつじの一部が伐採された。その後、可能な範囲でのつつじの新規植栽がされた。
山手線唯一[注釈 1]の踏切である第二中里踏切が駅から田端側へ約400m程度行ったところにあるため、当駅の山手線外回りは通過禁止駅に指定されている。
のりば
(出典:JR東日本:駅構内図)
- 東口(2022年10月)
- 北口改札(2022年12月)
- 東口改札(2022年12月)
- 山手線ホーム(2022年12月)
- 構内南側斜面のツツジ(2025年5月)
駅施設

- 南口
- 北口
- NewDaysKIOSK
- 自動券売機・指定席券売機
- 自動改札機
- 有人改札室
- 北口改札内
- ほんのり屋(おにぎり)
- LITTLE MERMAID
- 多機能トイレ
- 旅客階段
- エスカレーター・エレベーター
- 東口
- KIOSK
- 自動券売機
- 無人改札通路
- 自動改札機
- 東口改札内
- 旅客用トイレ
- 旅客用階段
- 旅客用エレベーター
発車メロディ
発車メロディは「さくらさくら」である。当駅近くがソメイヨシノの発祥の地であることから、地元の商店街が地域活性化の一環として2005年に実現させたものであり駅のシンボルとなっている。2005年[新聞 4]と2006年は3月中旬から5月上旬までの期間限定で使用されていたが、2007年以降は通年で使用されている。内回りと外回りでは曲のアレンジが異なり、2006年度のみ内回りと外回りの組み合わせが入れ替わっていた。
1 | ![]() |
さくらさくら V1 |
---|---|---|
2 | ![]() |
さくらさくら V2 |
東京メトロ
島式ホーム1面2線を有する地下駅で、フルスクリーンタイプのホームドアが設置されている。また、目黒寄り(ホーム南端)には折り返し用の分岐器が設置されている[9][注釈 2]。A線(赤羽岩淵方面)に当駅止まりが、B線(目黒方面)に当駅止まり及び始発列車が設定されている。南北線で唯一豊島区に所在する駅である。
のりば
(出典:東京メトロ:構内立体図)
発車メロディ
開業時から吉村弘作曲の南北線全駅共通の発車メロディ(発車サイン音)を使用していたが、2015年3月13日にスイッチ制作の当駅オリジナルのメロディに変更されている[報道 4]。
駅施設
- 南口
- 北改札(2022年12月)
- 南改札(2022年12月)
- 南北線ホーム(2022年12月)
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利用状況
要約
視点
- JR東日本 - 2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員は42,719人である[利用客数 1]。
- JR東日本の駅では稲毛駅に次いで第98位。
- 東京メトロ - 2024年度(令和6年度)の1日平均乗降人員は37,671人である[メトロ 2]。
- 東京メトロ全130駅中99位。
年度別1日平均乗降人員
2002年度(平成14年度)以降の1日平均乗降人員の推移は下表の通り(JRを除く)。
年度別1日平均乗車人員(1910年代 - 1930年代)
各年度の1日平均乗車人員は下表の通りである。
年度別1日平均乗車人員(1953年 - 2000年)
年度別1日平均乗車人員(2001年以降)
2001年度(平成13年度)以降の1日平均乗車人員の推移は下表の通り。
- 備考
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駅周辺

区境に位置する住宅街で、周囲には教育機関や庭園が多い。
北口側
- 旧古河庭園
- 染井稲荷神社
- 妙義神社
- 豊島区立駒込図書館
- 豊島区区民ひろば駒込
- 豊島区駒込地域文化創造館
- 東京都赤十字血液センター駒込出張所
- 染井霊園
- 染井吉野記念公園
- 大國神社
- 駒込二丁目アパート(都電車庫跡地)
- 女子栄養大学短期大学部
- 本郷中学校・高等学校
- 中央聖書神学校
- 宗教法人日本アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団本部
- 東京スイミングセンター
- アパホテル〈駒込駅前〉
南口側
大和郷と呼ばれる地区。
東口側
ほぼ谷田川の暗渠に沿って、北方向には駒込さつき通り、しもふり銀座、染井銀座、南方向にはアゼリア通り、田端銀座、と複数の商店街が南北に連なっている。
- 中里郵便局
- 日枝神社
- 学校法人聖学院本部
- 聖学院中学校・高等学校、女子聖学院中学校・高等学校
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バス路線
- 駒込駅南口
- 南北線駒込駅
- 日立自動車交通
隣の駅
脚注
関連項目
外部リンク
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