トップQs
タイムライン
チャット
視点
2012年のオリックス・バファローズ
ウィキペディアから
Remove ads
2012年のオリックス・バファローズでは、2012年のオリックス・バファローズの動向についてまとめる。
この年のオリックス・バファローズは、岡田彰布監督の3年目のシーズンである。キャッチフレーズは「新・黄金時代」。
概要
開幕前
西武からFAで許銘傑、KBOリーグから李大浩、巨人を自由契約となっていた髙橋信二を獲得した[2][3]。大型補強に成功したことから、優勝候補に挙げられていた[4]。
開幕後
エースの金子千尋が腰の張りを訴え開幕戦を先発回避[5]。ソフトバンクとの開幕3試合で僅か4得点に終わり、9年ぶりとなる3連敗を喫した[6][7]。4月8日の楽天戦で本拠地初勝利[8]。4月12日には遅まきながら開幕12試合目でT-岡田がチーム初本塁打を放った[9]。4月19日には開幕3連敗を喫したソフトバンク相手に連勝し、勝率を5割に戻した[8]。5月に入ると、新外国人の李大浩が調子を取り戻して8本塁打を放ち、月間MVPを獲得した[10]。
2010年、2011年にぞれぞれ優勝、2位を記録した得意の交流戦で巻き返しを狙ったが[11][12]、リードオフマンの坂口智隆が肩鎖関節の脱臼で離脱するなど[13]、10勝13敗1分の7位と奮わなかった[14]。
7月に入ると、李大浩が再び爆発し、2度目の月間MVPを受賞[15]。チームもシーズン初めて月間を勝ち越した[16]。8月に入ると再びチームは低迷し、7勝15敗、勝率.318に終わる[17]。9月12日からは球団ワーストとなる12連敗を記録[18]。9月24日には最下位が確定し、岡田監督、高代延博ヘッドコーチの休養が発表された[19]。
森脇浩司監督代行が残りのシーズンを指揮すると[20]、10月には無敗の5連勝と底力を見せた[21]。10月7日の西武戦では近鉄、オリックスに12年在籍した北川博敏の引退試合が行われて、自身も適時二塁打を放った[22]。翌日のシーズン最終戦(ソフトバンク戦)では4年目の西勇輝がパ・リーグで12年ぶりとなるノーヒットノーランを達成[23]。
シーズン最下位に終わったが、期待の若手が多く出現したシーズンであり、27歳のオールドルーキーの川端崇義はドラフト8位入団ながら114安打を記録[24]。ドラフト7位の小島脩平は9月に2試合連続猛打賞を記録[25]。社会人出身の宮﨑祐樹は史上初となる「初安打が先頭打者初球本塁打」を記録した[26]。
Remove ads
チーム成績
レギュラーシーズン
| 1 | 中 | 坂口智隆 |
|---|---|---|
| 2 | 遊 | 大引啓次 |
| 3 | 二 | 後藤光尊 |
| 4 | 一 | 李大浩 |
| 5 | 指 | 髙橋信二 |
| 6 | 左 | T-岡田 |
| 7 | 三 | バルディリス |
| 8 | 捕 | 伊藤光 |
| 9 | 右 | 駿太 |
| 投 | フィガロ |
| 順位 | 球団 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | 差 |
| 1位 | 北海道日本ハムファイターズ | 74 | 59 | 11 | .556 | 優勝 |
| 2位 | 埼玉西武ライオンズ | 72 | 63 | 9 | .533 | 3.0 |
| 3位 | 福岡ソフトバンクホークス | 67 | 65 | 12 | .508 | 6.5 |
| 4位 | 東北楽天ゴールデンイーグルス | 67 | 67 | 10 | .500 | 7.5 |
| 5位 | 千葉ロッテマリーンズ | 62 | 67 | 15 | .481 | 10.0 |
| 6位 | オリックス・バファローズ | 57 | 77 | 10 | .425 | 17.5 |
セ・パ交流戦
| 順位 | 球団 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | 差 |
| 1位 | 読売ジャイアンツ | 17 | 7 | 0 | .708 | 優勝 |
| 2位 | 北海道日本ハムファイターズ | 14 | 8 | 2 | .636 | 2.0 |
| 3位 | 千葉ロッテマリーンズ | 12 | 7 | 5 | .632 | 2.5 |
| 4位 | 中日ドラゴンズ | 12 | 8 | 4 | .600 | 3.0 |
| 5位 | 埼玉西武ライオンズ | 13 | 11 | 0 | .542 | 4.0 |
| 6位 | 広島東洋カープ | 10 | 11 | 3 | .476 | 5.5 |
| 7位 | オリックス・バファローズ | 10 | 13 | 1 | .435 | 6.5 |
| 8位 | 阪神タイガース | 9 | 12 | 3 | .429 | 6.5 |
| 9位 | 東北楽天ゴールデンイーグルス | 10 | 14 | 0 | .417 | 7.0 |
| 10位 | 横浜DeNAベイスターズ | 9 | 14 | 1 | .391 | 7.5 |
| 11位 | 福岡ソフトバンクホークス | 8 | 13 | 3 | .381 | 7.5 |
| 12位 | 東京ヤクルトスワローズ | 9 | 15 | 0 | .375 | 8.0 |
Remove ads
オールスターゲーム2012
→詳細は「2012年のオールスターゲーム (日本プロ野球)」を参照
- 選出選手
- 太字はファン投票による選出。
個人成績
投手成績
- 色付きは規定投球回数(144イニング)以上の選手
- 太字はリーグ最高
打撃成績
- 色付きは規定打席(446打席)以上の選手
- 太字はリーグ最高
Remove ads
できごと
選手・スタッフ
表彰選手
ドラフト
→詳細は「2012年度新人選手選択会議 (日本プロ野球)」を参照
出典
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads

