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AC部
日本の映像制作ユニット ウィキペディアから
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概要
多摩美術大学出身[2]の安達亨(あだち とおる)、板倉俊介(いたくら しゅんすけ)、安藤真の3名が1999年に結成した[3]。
在学中に安達と板倉が制作した「ユーロボーイズ」が、NHK『デジタル・スタジアム』デジスタ・アウォード2000年グランプリを受賞したのをきっかけに、本格的に活動を開始した[4]。
2016年現在、安藤はゲーム会社(バンダイナムコスタジオ)[5]に就職しているため仕事として作品制作をしているのは安達・板倉の2人[6]。
高速紙芝居「安全運転のしおり」で第18回(2014年)文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門審査委員会推薦作品受賞[7]。
ユニット名
とあるゲームをやりこむ部活として[8]、在学中の1999年に結成[9]。「AC部」の名前はゲーム『アーマード・コア』に由来する[10]が、現在の活動自体に同ゲームとの関連性はない。
作風
作風は「違和感を感じる作品」を目指しており、暑苦しいリアルなイラストレーションをベースとする常軌を逸したシュールかつアバンギャルドなものが多く、わざとアニメーション作画を荒くしたり、デッサンを意図的に崩したりすることが多い。アイデア出しから動画制作まで、従来のアニメ制作の工程をもあえて踏襲していない[9]。それによって人々の固定観念を破壊し、新しい視聴覚体験をもたらすことを目指している。板倉によると、授業のデッサン講評においてひとつだけ下手なデッサンがまぎれ、その違和感に感じた面白さが原体験であるという[9]。
作品
TV
- みんなのうた(NHK)
- 哲学するマントヒヒ / クロコダイル・パパ(2003年8月・9月放送)
- タン・タン・タン / ワタナベフラワー&ゆーゆ(2013年6月・7月放送)
- 怪獣トットト / チームしゃちほこ(2015年8月・9月放送)
- おばけでいいからはやくきて / クリープハイプ(2018年2月・3月放送)
- 南の島のハメハメハ大王(2022ver.) / SAKANAMON(2022年8月・9月放送)
- 天才ビットくん(NHK Eテレ)
- B-Label(ア・イ・ツ、2004年度)
- ビットメン(2005年度)
- ビットメンG(2006年度)
- ビットワールド(NHK Eテレ)
- ビットレーサー(2007年度)
- BWW 〜ビットワールドレスリング〜(2008年度)
- アホちゃいまんねんビットやねん!(2009年度 - 2014年度)
- まじヤバいっす! とんでもナイッス島(2015年度 - 2017年度)
- GO!GO!社長ちゃん(2018年度 - 2021年度)
- 星新一ショートショート劇場(NHK)
- プレゼント(2007年)
- 親善キッス(2008年)
- 未来教授サワムラ(フジテレビ、2007年)
- 超最先端エンタメ情報番組 TOKYOブレイクする〜!(日本BS放送にて紹介、2008年)
- パワー☆プリン(TBS、2011年)
- テクネ 映像の教室(Eテレ、2014年)
- 第66回NHK紅白歌合戦「前向きスクリーム!(関ジャニ∞)」(NHK、2015年、背景映像担当)
- あわあわシャンポッポ(キッズステーション、2017年)
- ポプテピピック「ボブネミミッミ」(2018年、2019年、2022年)
- 神々のスマホ(NHK、2018年3月20日)
- 明日をまもるナビ「ヒビノくんの日々の暮らし」 (NHK、2021年)
アニメ映画
- 東京オンリーピック「『和卓球』Watakkyu」(2008年、監督)
自主制作
- ユーロボーイズ
- 調味マスター リョウ
- DVD「無差別級紙芝居のフェス」に収録[11]
- 海女ゾネス
- 高速紙芝居「安全運転のしおり」
- 第18回文化庁メディア芸術祭のエンターテインメント部門審査委員会推薦作品受賞[7]
- 第5回無差別級紙芝居 無差別級紙芝居の戦 第2回予選 第1位[12]
- 地球防衛運
- 第5回無差別級紙芝居 無差別級紙芝居の戦 決勝戦 優勝[12]
MV制作
- ショッキングブラック(ザマギ、2003年)
- マジカルDEATH(ザマギ、2004年)
- It's So Good Now (い・そ・ぐ・な)(ザマギ、2005年)
- GREAT GREEN(UNDER THE COUNTER、2006年)
- THERAPY(group_inou、2010年)
- GAL男宣言(ポリスマン、2011年)
- HEART (single mix)(group_inou、2011年)
- ORIENTATION(group_inou、2012年)
- ナタリー(さよならポニーテール、2012年)[13]
- 革命的ブロードウェイ主義者同盟(上坂すみれ、2014年)
- そりゃそうよ(DJやついいちろう feat.tofubeats、2014年)
- おつかれサマー!(でんぱ組.inc、2015年)
- SUSHI食べたい feat.ソイソース(ORANGE RANGE、2015年)[14]
- TENDON(味噌汁's、2016年)
- 最新世界心心相印(the chef cooks me、2016年)[15]
- New Tribe(Powder、2019年)
- 愛す(クリープハイプ、2019年)[16]
- 価値観揺さぶりソング (feat. AC部 安達)(1980YEN、2020年)[17]
- 安達のみ。作詞・歌・監督を担当
- Sugar Foot (ft. Jon Anderson, Prairie WWWW)(Battles 、2020年)
- ドレミのうた - インヴェンション(坂東祐大、2021年)[18]
- HAPPENING(group_inou、2023年)
Web・CM・PV制作
- 未来のライター Jii!Jii!Jii!、Jiiールドカップだ Jii!Jii! Jii!(USBライター Jii、2012年)
- スマートフォンアプリ「節約カネ子」(ミロク情報サービス、2013年、キャラクターデザイン・MV製作を担当)[19]
- 日本アニメ(ーター)見本市「月影のトキオ」(WEB、2015年、スペンサーアニメーション)[20]
- 未来は、ヤ◯イ。(西友、2015年)[21]
- 鳩に困ったら雨宮(雨宮、2015年)[22]
- TOHYO都(東京都選挙管理委員会、2016年5月)[23][24]
- JOYSOUNDは音がいい! ~ふつうのカラオケ vs JOYSOUND MAX~、JOYSOUNDは歌いやすい! ~ハイレゾカラオケ JOYSOUND MAX2~(JOYSOUND WebCM 、2016年 - 2017年)
- あわあわシャンポッポ(キッズステーション、2017年 - )[25]
- ガッテンアニメ(NHK1.5、2017年 - )
- トリvsブタ ぶっとびピザバトル(ドミノ・ピザ WebCM、2017年)
- 伊武雅刀公式Webサイト(伊武雅刀オフィシャルサイト制作)
- チョコミント(赤城乳業、2018年)[26]
- 新千歳空港国際アニメーション映画祭(新千歳空港国際アニメーション映画祭、2020年) - 大童澄瞳とのコラボレーション。
- 『NANA MIZUKI LIVE RUNNER 2020 → 2022』幕間映像・高速紙芝居「声優アイドル奈々」(2022年)
- カップヌードル 味噌「MISO食べたい 篇」(日清食品、2022年)[27]
- グランブルーファンタジー ヴァーサス -ライジング-(Cygames、2024年 - 2025年、エイプリルフールWebページ、『グラブルバーサス 雷・神・具』ファイナルトレーラー、キャラクターイラスト制作を担当)
一部のみ担当作品
- MV「上京がむしゃら物語」(C&K、2010年)
- 大学の後輩の塚越規とのコラボレーション。
- 「三国志カードバトル」ミュージックビデオ(2012年4月、映像制作担当)[28]
- WEBサイト「もったいないオバケのヒミツの小部屋」(2012年、グラフィックデザイン担当)[29]
- SHORT PEACE 月極蘭子のいちばん長い日 (2014年1月16日)
- 安達、板倉がパートディレクターを担当。
- MV「Party Maker」(超特急、2018年)
- 板倉がナレーションとして参加。
- ノーモア★ヒーローズ3(2021年8月27日、映像制作担当)
- MV「SOULSOUP」(Official髭男dism、2023年12月、アニメーション担当)[30]
展示会
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メディア出演
2020年11月22日、ライブストリーミング・チャンネルのDOMMUNEでAC部の特集が1時間半配信された。AC部のメンバーが出演して代表的作品を鑑賞しつつ結成以降の活動を紹介し、プレミア上映では新作MVとしてバトルス『Sugar Foot』が公開された。この番組は、AC部がPVを手がけた新千歳空港国際アニメーション映画祭(2020年)の特集内の特別プログラムでもあった[注 2][32]。
出典・脚注
外部リンク
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