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BARレモン・ハート
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『BARレモン・ハート』(バーレモンハート)は、古谷三敏(ファミリー企画)による漫画である。主に酒に関するうんちくを扱った作品。2020年8月時点で累計発行部数は900万部を突破した[1]。『漫画アクション』(双葉社)にて連載中だったが[2][3]、作者の死去により、2022年5月17日号より「特別セレクション」という名前で、過去作の再掲載が行われている。
2015年10月にBSフジにて中村梅雀の主演でテレビドラマ化され[4]、以後も何度かドラマ化が実施された(#テレビドラマで後述)。
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概要
キャッチフレーズは「気持ちがすごくあったかい!!」(コミックス第4巻以降)。
東京都内某所にあるオーセンティックバー「レモン・ハート」で繰り広げられる、数々の人間模様と、それに関係した様々な酒の紹介を、1話完結のストーリーで描いた作品である[5]。『漫画アクション』の編集者によると、同誌の看板作品[5]。酒を中心としたマスターと客との会話などを中心として、話が展開される。それぞれの酒の紹介により、知らず知らずに酒のうんちくが身につくよう配慮されている。
紹介される酒はウイスキー、ブランデー、焼酎などの蒸留酒、ワイン、ビール、シャンパン、純米酒などの醸造酒、リキュールなどの混成酒と多岐にわたり、カクテルの場合もある。各話についても、人情話、ドンデン返しの話、男のこだわりや生き様を紹介する話、など多種多彩である。
単行本の第1巻は1986年に初版が出ており、以降30年以上にわたって連載が続いている。しかし、掲載誌は何度も変わっており[注 1]、漫画の雰囲気もキャラクターの容貌も年月と共に多少変化している。『漫画アクション』では、毎号連載されていた時期もあったが、途中から不定期(月イチ)連載に変わった。
長期連載のため、作中でレモン・ハートの店自体も変わっている。工事を伴う大幅改装も1回あり[6]、それ以外でも小さな変化もあった。初期の店の形状は「港の近くの古ビル風」「居酒屋」「ログハウス風」[注 2]と、連載された時期によって微妙に異なっている。
なお、店名である「レモン・ハート」は、ラム酒の銘柄名に由来している(#詳細で後述)。
作者死後の雑誌掲載について
2021年12月21日発売の『漫画アクション』には、古谷の死後ではあるが次号予告に掲載予定とされていた[12]。
しかし、予定されていた2022年1月4日発売の『漫画アクション』には本作は掲載されず、代わりに古谷の訃報が掲載され[13]、目次からも本作が連載作であるという記載はされず、過去作を掲載する方式に移行した。
同年、作者の古谷の誕生日である8月11日に、遺稿が収録された単行本第37巻が発売されることが発表された[5]。2022年12月に発売された第37巻は区切りの巻ではあるが「最終巻」とはせず、コミックを「本店」になぞらえ、「本店は『いったん閉店』」と表現している[14]。
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登場人物
要約
視点
レギュラーの登場人物
- マスター
- レモン・ハートのオーナー兼マスター。
- 四角い顔、ブタ鼻、小さい目と、美男子というわけではなく、派手なパフォーマンスはしない人物ながら、バーテンダーとしての腕は一流で本物で、かつ、頭の中にはあらゆる酒の知識が詰まっている。酒と酒場を愛し、酒とうんちく話を客に提供することを無上の喜びとしている人物である。うんちくの披露に夢中になり、常連に窘められるバーテンダーらしからぬ面を見せることもある。
- このマスターはレモン・ハートの店内に、世界中に存在する、ほとんど全ての銘柄の酒をストックしている。そのためレモン・ハートの複数ある棚は電動式の二重構造になっていて、奥の棚には「バーのムードにそぐわない」という理由から日本酒を隠している。また、地下室(複数階)にはワインやウイスキーの樽が膨大に保管されている[注 3]。
- わずか1本の酒を入手するために店を臨時休業にして、外国まで探しに出かけたこともあった[16][注 4]。稀にストックしていない酒を客にオーダーされると、不機嫌になったり[17]、悔し涙を流したりした[18]。
- 基本的にお客のオーダーには応えるが、自身のこだわりに触れる酒については、我を通す場合もある[19][注 5]。また、「サケは飲むもの」というポリシーを持っており、珍しく貴重な酒を収集だけして飲まないでいるコレクターの行為については否定的である[注 6]。
- 本名は不明だが、一部の関係者からは「良ちゃん」と呼ばれている[20]。また、バーテンダースクールでは「蘊蓄先生」と紹介されたこともある[21]。酒以外の趣味は、気軽な一人旅と[22]、アウトドア[23]。ファミリーコンピュータの『ドラゴンクエスト』に夢中になったこともあった[24][注 7]。一時期、ド素人で押しかけ弟子の爺さんを使ったこともあるが[25][注 8]、レモン・ハートは基本的にマスター1人だけで切り盛りしている。
- 若い頃は意外と鼻っ柱の強い性格であったらしく、大学卒業後に入社した会社を上司と喧嘩し1か月で辞めて、定職にも就かずブラブラしていた。たまたま東北[注 9]を旅行中、なにげなく一軒のバーに立ち寄った。そこのバーのマスターの一言に心を動かされ、その店で修業を始めた。修業は非常に厳しかったが、苦労の末にバーテンダーの基本を習得できた[27]。その後の詳細は明らかにされていないが、一時期ホテルのバーに勤めていたこともある[注 10]。「スコッチ以外は酒じゃない」などと生意気な発言をしていたこともあったらしい。
- 現在は長年のマスター経験から、お客を思いやれる良識派の性格となったが、過去の影響はまだ引きずっている部分もあり、たまに子供っぽくムキになったりすることもある。オークションで自分の欲しい酒を富豪に競り落とされ、全財産を持って譲って欲しいと頼み込んでダメだった時は、相手の富豪、ジャン・クロードが「飲まずに残っていたら私が死んだ時ゆずってあげますよ」と言うなど、イヤミな奴だったという点もあるとはいえ、「コンニャロ ブッコロシタロカ!」と内心思ったと告白している[29][注 11]。
- メガネさん
- レモン・ハートの常連の男性である。本名は不明。職業も不明だが、海外を飛び回り、かなり危ない仕事もしているらしい[31][注 12]。マルチリンガルであり、作中では確認できるだけで日本語はもちろん、英語とフランス語とスワヒリ語に精通(本人曰く「英語よりもスワヒリ語のほうが得意」)。幼い頃に孤児だった彼はアメリカ人宣教師に育てられ、船乗りに憧れ、その後ロサンゼルスの大学を卒業した[32][注 13][33]。一時、某国の外国人部隊に所属していたこともある[34]。そのためか腕っ節は驚くほど強く、ギャングや外国人とのケンカでも引けを取らない[35]。1人で数人相手に勝ってしまうことも多く、今のところ喧嘩で負けた描写はない。しかし別に血気盛んというわけではなく、普段の道理はわきまえた人物である。ただし怒った時の迫力は凄まじく、相手の胸倉を掴み今にも殴りかからんとする勢いで脅したこともある[36]。
- 1年中ソフト帽にトレンチコートを着たボギースタイルで[注 14]、昼でも夜でもサングラスをかけている。サングラスを取って素顔を披露したことは、未だかつて1回もない[注 15][注 16]。ただし、ソフト帽をかぶらないでレモンハートに来たことはあり、髪を見せている[38]。また、スポーツ新聞や競馬新聞も必須のアイテムである。ハードボイルドを心掛けているものの、常にシリアスというわけではないようだ。
- 自他共に認める「スピリッツの鬼」で、普段飲む酒はジンが多い。しかし、珍しい酒には種類を問わず目がなく、マスターに無理を言ってでも飲みたがる面もある[39][注 17]。酒全般の知識とテイスティング能力はマスターに次いで優れている。レモン・ハートの客の中では一番の酒の飲み手として、マスターも一目置いている。
- 普段から贅沢をしているわけではないが、いいサケのためならお金は惜しまない性格。マスターに20万円ほどのツケを払っていた時もあった。稀にツケを溜めていることもあるが、後述の松ちゃんに比べると払いは良いため、マスターが文句を言うことは少ない。
- また、後述するトシちゃんについては、何度か「オレの若い頃にソックリだ」と発言している[注 18][41]。
- 未だに独身であるが、女性とはそれなりに縁がありモテないわけではない。ただし本当に好きになった人とは結ばれない運命らしく、過去に「リリィという女性を一目見て好きになったことがあるが、親友であるフランクの妻であったためどうしようもなかった」と語っていたことがある。
- 松ちゃん(松田)
- レモン・ハートの常連のチョビひげの中年男性である。
- 職業はフリーライターで、コピーライターでもある。ブランデーやウイスキー、日本酒が何から造られているか知らないなど[42]、自他共に認める酒オンチ。いつもウイスキーのウーロン茶割り(後述)を注文し、マスターの不興を買っている。世界一酒が揃っているバーの、世界一酒の味がわからない20年来の常連客[43]。ただ、以前に比べて最近は酒の知識も少しずつ増えてきており、飲む酒の種類も増えている。また、自分からウイスキーのウーロン茶割り以外の酒を注文する場合もある[注 19]。マスターや常連のおかげか、対外的には酒に詳しい人物と見られるようになってきており、酒関係の相談や原稿依頼を受けることもある。
- 性格は気さくでお人よし。また、ズボラでスケベ。たまにダサすぎて聞くに堪えないような言動や台詞を吐いてしまうことがある。女性には可哀想なほど縁が無く[注 20]、よくマスターやメガネさんにからかわれている。その反面、彼を介して(レモン・ハートのマスターとメガネさんの演出協力もあって)成立したカップルや、仲直りをした恋人・夫婦は数多い[47]。
- 仕事関係の知り合いや大学の先輩・後輩が多く、彼自身の兄弟や親戚も多い。特に彼の甥や姪は、レモン・ハートに数多く来店している[注 21]。大学ではミステリー研究会に所属していた。
- いつも食うや食わずの生活をしており、マスターにツケが溜まっている。ギャンブルもやるが勝ち運には乏しく、本人曰く「100万円という金は手にしたことがない」。
- 名前については、「松田二郎」[48]「松田良平」[49]「松田松吉」[50]と異なる名が出ており、本名は不明である。ただ、実の兄弟や親戚からは「デコ松」、後述する姪のチヨコ(岡野千代子)からは「松おじさま」と呼ばれている。
- 出身地も東京や九州などいくつか異なるものがあり一定していない。
準レギュラーの登場人物
ほとんど毎晩通うような常連客は、基本的にメガネさんと松ちゃんのみ。出演が1回だけの常連ではない客の方が、人数は圧倒的に多い[注 22][注 23]。以下はこれまでの連載でBARレモン・ハートに3回以上登場した、準レギュラーの紹介である。
- トシちゃん
- 本名は不明の男性。にきび面でキャップをかぶっている。よくレモン・ハートに自分の彼女を連れてくる人物だが、その彼女は(ナオミ[40]、アケミ[15]、ミユキ[41]、など)回によって異なるため、なかなかのプレイボーイであるようだ。
- レモン・ハートに初めて来たときは、バーボンの知ったかぶりを気取っていたが、メガネさんから叱責され弟子(?)となった[40]。 バーボン小僧、スコッチ小僧など、その度に着目している酒は変わる。ワインのシャブリやカクテル(ダイキリ)などに興味を持ったこともあった。
- 基本的に勉強好きで、徐々に酒に関する知識も増している。性格は見栄っ張りで生意気だが、思いやりがあり、素直な面もある。
- チヨコ(岡野千代子)
- ボブカットヘアーの松ちゃんの姪。通称、オッチョコ・チヨコ。雑誌『おいしい日曜日』の編集者。松ちゃん同様に明るい性格だが、多少あわて者で酒の知識は松ちゃん以下である。松ちゃんのことを「松おじさま」と呼び、少なからず尊敬している。
- ブラック黒田
- 松ちゃんの知り合いの、小太りのフリーライター。サングラスに黒い帽子と黒いスーツを常用している。名刺まで黒(文字は白抜き)[57]。黒にこだわりがあり、黒っぽい酒とカクテルを主に飲むが、それら以外にはジャックダニエルやメーカーズマークのブラックラベルしか飲まないこだわりよう。自分の姪をレモン・ハートに連れてきたこともある[58]。ちなみに彼は巨人ファン。また小学校・中学校時代からの友人に、白が好きで阪神ファンの白井さんがいる[59]。
- マガリ(横田)
- 松ちゃんの叔父。へそまがりのマガリ。あきれるほどのヘソマガリで、その例は枚挙に暇がない(例として、歩道橋は用事がなくても必ず渡る、愛用の腕時計は針が反時計回り、夏は熱燗で冬はビール、など)。酒も一風変わった物を好み、「黄色いワイン」[60]、「大麻エキス入りのビール」[61]などをリクエストし、飲んだ後には感激した。しかし飲み手としては中々であるらしく、マスターをして「かわってはいるけど サケの味のわかる舌はたしかだよ」と言わしめるほど[60]。
- 既に成人した「直木(なおき)」という名前の息子がいる。息子は父親と異なり、ヘソマガリではない普通の好青年。レモン・ハートで久々に顔をあわせ、松ちゃんと3人でウイスキーを酌み交わした[注 24]。
- おでん屋の親父
- はげ頭の親父。本名は不明だが、「おでんの伝六」と呼ばれている。よくレモン・ハートの近くに屋台を出している。酒にも詳しく、マスターの先輩格で良き相談相手。あまり自分のことは話したがらないが、過去にはバーテンダーをしていたと匂わせる節もあった[64]。あるエピソードまではBARレモン・ハートに入店したことがない、唯一の登場人物であった[65]。
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詳細
- 酒の紹介
- 一部の初期の作品は異なるが、ほとんどの場合はテーマの酒1本が1ページの大ゴマで紹介される。また、次のページに横長で縦書きの解説メモが添えられる形式が常である。
- メモの内容は紹介された酒の製法や製作者の話、名前の由来やエピソードなど様々である。カクテルの作り方を紹介したことも多い。回によっては紹介が省略されるケースもあった。また、カクテルに使用するトマトジュースや、醤油、おむつ、ランプ用のオイルなど、酒とは無関係な物が紹介されたこともある。
- 店内の雰囲気など
- ゆったりした店内には、長いカウンターと幾つかのボックス席がある。古いジャズやシャンソンを静かに流し、壁にはリトグラフ が飾られている[66]。ただし、雨の日には、「雨」に関連した歌を流す[注 25]。この歌の入ったカセットテープはマスター自身が編集したものである[52]。
- TVモニターやカラオケなどは置いていない。店の出入り口は2つある。カウンター内はBARレモン・ハートの聖域とされており、常連といえども入ることはできない[注 26]。ただし、ド素人で後に押しかけ弟子になった爺さんに対しては[25]、カウンターの中に自ら入れている。
- 営業時間は夕方から深夜まで。地下室は酒の貯蔵庫であり、ワインやウイスキーなどの酒樽が大量にある。店の2階は酒の本のための書庫であり、マスターは仕事が終わった後に泊まることもできるようだ[68]。
- ウイスキーのウーロン茶割り
- 文字通り、ウイスキーをウーロン茶で割っただけの飲み物。「ウーロン割り」も同じ意味。ウイスキーの銘柄は特に指定されていない。初期のBARレモン・ハートで松ちゃんが毎回必ずオーダーしていたカクテルで、松ちゃんの代名詞にまでなっている。冬用のホット・バージョンもある。
- マスターにとって一番出したくない酒[注 27]でありながら、このウーロン割りほど数多く登場した酒はない。いつもは何も言わないマスターも、普段これしか飲まない松ちゃんに我慢できず怒ったことが幾度かあった。
- なぜ松ちゃんが、水割りではなくウーロン割りにこだわるのかは明らかにされていないが、本人は「これが一番うまいから」と発言している[69]。
- スランジバール
- BARレモン・ハートで、マスターやメガネさんが乾杯する際などに、時々使っている言葉。
- スランジバール(slàinte mhòr[注 28])は、ゲール語で「あなたの御健康を」という意味である。イングランド・アイルランド・スコットランド等で乾杯する時に使用されている。参考:Sláinte。
- BARレモン・ハートの名前の由来
- 実在するラムの銘柄の1つである「レモン・ハート」(LEMON HART)だと作中で明かされた。作中ではアルコール度数75.5%の「レモン・ハート・デメララ151」が「世界で一番強い酒」として紹介された他、数話で登場し紹介され、レモン・ハートをベースに用いたオリジナルカクテル「レモン・ハート」が登場する話もある。また、「世界で一番強い酒」は本作のコンビニコミック版(5coinsアクションオリジナル版)での副題にもされている。
- 後のエピソードでスピリタス(アルコール度数96%)が登場したため、レモン・ハートが世界で最も強い酒ではなくなったことも紹介された。
- 参考までに、実在のラムとしての「レモン・ハート」の名は、人名に基づく[注 29]。以前はガイアナで製造されていたものの、2000年代半ばに蒸留所が閉鎖され、2010年には終売。その後、2012年にはカナダのハイラム・ウォーカー社からラベルデザインなどが変更され復刻販売されている。
備考
- ダメおやじとBARレモン・ハート
- 『BARレモン・ハート』の元は、同作者が『週刊少年サンデー』に連載していた『ダメおやじ』である。後期に登場していた主人公(雨野ダメ助)の行きつけのバー「ウンチク」が、別の作品『BARレモン・ハート』となり発展した。
- マスターとメガネさんは漫画『ダメおやじ』の「バー・ウンチク編」と最終回に登場したが、松ちゃんは1回も出てこない。当時の(若い頃の)メガネさんはハードボイルドで性格もきつく、どことなく近寄り難い雰囲気があった[注 30]。
- そのダメおやじの雨野ダメ助も、BARレモン・ハートにゲスト出演した。1回目は初めて店に来た恐妻家の客という設定で、妻のオニババ(冬子)も写真で紹介された[70]。2回目は妻のオニババとともに来店した[26]。
- 実在のBARレモン・ハート
- 西武池袋線大泉学園駅北口より徒歩数分の場所に、漫画と同名の「BARレモン・ハート」が存在する。作者の古谷三敏自身が経営していた店舗で、本人も時折顔を出していたという。
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書誌情報
要約
視点
古谷三敏『BARレモン・ハート』双葉社〈アクション・コミックス〉、全37巻(2022年12月27日現在)
- 古谷三敏『BARレモン・ハート』 1巻、双葉社〈アクション・コミックス〉、1986年2月18日。ISBN 978-4-575-81253-4。
- 古谷三敏『BARレモン・ハート』 2巻、双葉社〈アクション・コミックス〉、1986年11月14日。ISBN 978-4-575-81254-1。
- 古谷三敏『BARレモン・ハート』 3巻、双葉社〈アクション・コミックス〉、1987年8月17日。ISBN 978-4-575-81390-6。
- 古谷三敏『BARレモン・ハート』 4巻、双葉社〈アクション・コミックス〉、1988年2月14日。ISBN 978-4-575-81434-7。
- 古谷三敏『BARレモン・ハート』 5巻、双葉社〈アクション・コミックス〉、1988年7月24日。ISBN 978-4-575-81476-7。
- 古谷三敏『BARレモン・ハート』 6巻、双葉社〈アクション・コミックス〉、1989年1月16日。ISBN 978-4-575-81515-3。
- 古谷三敏『BARレモン・ハート』 7巻、双葉社〈アクション・コミックス〉、1989年8月19日。ISBN 978-4-575-81559-7。
- 古谷三敏『BARレモン・ハート』 8巻、双葉社〈アクション・コミックス〉、1990年6月29日。ISBN 978-4-575-81641-9。
- 古谷三敏『BARレモン・ハート』 9巻、双葉社〈アクション・コミックス〉、1992年6月28日。ISBN 978-4-575-81793-5。
- 古谷三敏『BARレモン・ハート』 10巻、双葉社〈アクション・コミックス〉、1993年8月17日。ISBN 978-4-575-81888-8。
- 古谷三敏『BARレモン・ハート』 11巻、双葉社〈アクション・コミックス〉、1994年7月28日。ISBN 978-4-575-81968-7。
- 古谷三敏『BARレモン・ハート』 12巻、双葉社〈アクション・コミックス〉、1996年2月11日。ISBN 978-4-575-82115-4。
- 古谷三敏『BARレモン・ハート』 13巻、双葉社〈アクション・コミックス〉、1997年6月28日。ISBN 978-4-575-82244-1。
- 古谷三敏『BARレモン・ハート』 14巻、双葉社〈アクション・コミックス〉、1998年6月28日。ISBN 978-4-575-82340-0。
- 古谷三敏『BARレモン・ハート』 15巻、双葉社〈アクション・コミックス〉、1999年6月12日。ISBN 978-4-575-82427-8。
- 古谷三敏『BARレモン・ハート』 16巻、双葉社〈アクション・コミックス〉、2000年6月27日。ISBN 978-4-575-82500-8。
- 古谷三敏『BARレモン・ハート』 17巻、双葉社〈アクション・コミックス〉、2001年8月9日。ISBN 978-4-575-82584-8。
- 古谷三敏『BARレモン・ハート』 18巻、双葉社〈アクション・コミックス〉、2002年11月12日。ISBN 978-4-575-82751-4。
- 古谷三敏『BARレモン・ハート』 19巻、双葉社〈アクション・コミックス〉、2003年11月28日。ISBN 978-4-575-82894-8。
- 古谷三敏『BARレモン・ハート』 20巻、双葉社〈アクション・コミックス〉、2004年6月12日。ISBN 978-4-575-82970-9。
- 古谷三敏『BARレモン・ハート』 21巻、双葉社〈アクション・コミックス〉、2005年7月13日。ISBN 978-4-575-83103-0。
- 古谷三敏『BARレモン・ハート』 22巻、双葉社〈アクション・コミックス〉、2006年6月12日。ISBN 978-4-575-83236-5。
- 古谷三敏『BARレモン・ハート』 23巻、双葉社〈アクション・コミックス〉、2007年8月13日。ISBN 978-4-575-83381-2。
- 古谷三敏『BARレモン・ハート』 24巻、双葉社〈アクション・コミックス〉、2008年10月28日。ISBN 978-4-575-83545-8。
- 古谷三敏『BARレモン・ハート』 25巻、双葉社〈アクション・コミックス〉、2009年10月28日。ISBN 978-4-575-83688-2。
- 古谷三敏『BARレモン・ハート』 26巻、双葉社〈アクション・コミックス〉、2010年10月28日。ISBN 978-4-575-83827-5。
- 古谷三敏『BARレモン・ハート』 27巻、双葉社〈アクション・コミックス〉、2012年5月28日。ISBN 978-4-575-84076-6。
- 古谷三敏『BARレモン・ハート』 28巻、双葉社〈アクション・コミックス〉、2013年5月28日。ISBN 978-4-575-84241-8。
- 古谷三敏『BARレモン・ハート』 29巻、双葉社〈アクション・コミックス〉、2014年6月27日。ISBN 978-4-575-84440-5。
- 古谷三敏『BARレモン・ハート』 30巻、双葉社〈アクション・コミックス〉、2015年9月28日。ISBN 978-4-575-84691-1。
- 古谷三敏『BARレモン・ハート』 31巻、双葉社〈アクション・コミックス〉、2016年6月28日。ISBN 978-4-575-84820-5。
- 古谷三敏『BARレモン・ハート』 32巻、双葉社〈アクション・コミックス〉、2017年7月12日。ISBN 978-4-575-85006-2。
- 古谷三敏『BARレモン・ハート』 33巻、双葉社〈アクション・コミックス〉、2018年7月27日。ISBN 978-4-575-85190-8。
- 古谷三敏『BARレモン・ハート』 34巻、双葉社〈アクション・コミックス〉、2019年8月28日。ISBN 978-4-575-85346-9。
- 古谷三敏『BARレモン・ハート』 35巻、双葉社〈アクション・コミックス〉、2020年7月28日。ISBN 978-4-575-85473-2。
- 古谷三敏『BARレモン・ハート』 36巻、双葉社〈アクション・コミックス〉、2021年8月26日。ISBN 978-4-575-85632-3。
- 古谷三敏『BARレモン・ハート』 37巻、双葉社〈アクション・コミックス〉、2022年12月27日。ISBN 978-4-575-85798-6。
- 完全未発表原稿や、全475話の酒リストを収録
再編集された文庫版コミックスや廉価版のコンビニコミックも多数発行されている[注 31]。
また、カクテルのエピソードを集めた『12色のカクテル』も発行されている。
それ以外では、サントリーの『サントリークォータリー』のウィスキー特集に短編が掲載されたこともある。
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関連書籍
コミックとは別に、「レモン・ハート」の名がついた古谷三敏の本も何冊か出版されている。
- 『BARレモン・ハート酒大事典』(古谷三敏 著、双葉社)
- 『BARレモン・ハートカクテル大事典 -BARレモン・ハートSPECIAL VERSION-』(古谷三敏・稲保幸 共著、双葉社)
- 『BARレモン・ハートつまみレシピ』(古谷三敏 著、双葉社)
- 『BARレモン・ハート酒楽食楽』(古谷三敏 著、双葉社)
- 『〜あの頃、レモン・ハートで〜BARで飲みたい31の名酒』(古谷三敏、古谷陸 著、双葉社)
- 『ふれあい酒場 BARレモン・ハート』(古谷三敏、古谷陸 著、双葉社)
「レモン・ハート」の名はついていないが、同じく古谷三敏の本として以下がある。
- 『知識ゼロからのシングル・モルト&ウイスキー入門』(古谷三敏著、幻冬舎)
さらに会計の入門書として、下記のコミックが2004年に出版された。
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テレビドラマ
要約
視点
同作を原作とした連続テレビドラマがBSフジ「BSフジの22時」枠(月曜日22:00 - 22:55)にて、同局の開局15周年記念ドラマとして2015年10月5日から11月9日にかけて、全6話が放送された。主演は中村梅雀である。
2016年4月4日から9月26日まで『SEASON2』全26話が放送された。SEASON2終了後にはスペシャルが放送されている。
キャスト
スタッフ
放送日程
SEASON1
SEASON2
- 新作1本の後、カクテル名鑑かBAR名鑑が入り、SEASON 1の旧作が「Classic」として再放送され、最後に登場した酒の解説が入る形となった。
- 14話からは「classic」にSEASON 2のものが入る形となった。
スペシャル
- 本放送終了後、新作と旧作数本、さらに松尾諭が蒸溜所やBARを取材して制作された番組が、組み合わされて放送される。
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脚注
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
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