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ウイニング競馬(ウイニングけいば、英称:WINNING KEIBA)は、テレビ東京などで放送している土曜日の中央競馬中継のタイトルである。2000年4月1日放送開始[注 2]。関東主場で開催している競馬場の特設スタジオから生放送される。
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1970年4月改編でスタートした『土曜競馬中継』[2]を改題して立ち上げられた[1]。土曜日の各場メイン競走を中心に中継放送している。
東日本主場開催時(東京、中山、福島、新潟)は自社制作を行い、西日本主場開催時(阪神、京都、中京、小倉)はKBS京都からネットを受ける。但し2014年3月8日は阪神競馬場メインレースのチューリップ賞の中継を自社制作で行った[3]。
毎年1月5日(中山金杯・京都金杯開催日)が平日でも『ウイニング競馬 新春特別中継』と題して中継する場合がある。ただし、2012年に関しては土曜日である1月7日に競馬が無かった為『ウイニング競馬』として放送された。また、2007年と2018年と2024年については土曜日である1月6日に中山金杯及び京都金杯が開催された為、通常通り放送された。また、2019年も同様に土曜日である1月5日の開催になった為、通常通り放送された。
また、2012年までは曜日によっては京都金杯を中継せずに15:45に終了する場合もあった。
同年12月24日(有馬記念翌日・阪神カップ開催日)の開催から、月曜日を含めた3日間連続開催である場合、また2014年3月21日(フラワーカップ開催日)の金曜日を含めた3日間連続開催である場合、また2017年12月28日[注 3](ホープフルステークス開催日)には、いずれの日の開催日にも『ウイニング競馬 特別中継』と題して、15:00 - 16:00にテレビ東京、BSジャパン(現:BSテレ東)のみ放送[注 5]。2018年12月28日(ホープフルステークス開催日)は14:30 - 16:00にテレビ東京、BSテレ東、新潟放送のサイマル放送となった[4][注 6]。なお2019年・2020年は土曜開催のため、通常の放送体制となった。2021年以降は、ホープフルステークスが平日開催の場合でも通常の放送体制となる。
2014年以降秋開催の福島競馬の最終レースが15:55に発走する時(主に11月)は中継する場合がある。2013年(11月9日)も行う予定だったが、レース直前に出走馬の1頭が放馬してしまい中継できなかった。
2015年6月6日は東京競馬場メインレースのヴィクトリアレーシングクラブ賞も中継予定であったが、ベルウッドテラス号に騎乗していた柴山雄一がゲート内で足を負傷したため発走時刻が遅延、中継できずに放送が終了した。
2019年10月12日は、令和元年東日本台風(台風19号)の接近に伴い東京競馬場での開催が中止となったため、通常の特設スタジオではなく、テレビ東京六本木本社の第4スタジオから、当時放送されていた『追跡LIVE! Sports ウォッチャー』用のセットを使用して放送された。
2020年4月18日から2021年10月30日まで及び2022年1月29日から同年3月26日放送分、同年7月23日から9月3日放送分は、新型コロナウイルスへの感染の拡大と防止のため、前述の台風による中止と同様、競馬場内の特設スタジオではなくテレビ東京六本木本社のスタジオから放送。実況に関しても同様に競馬場からではなくモニターを見ながら行っていた。大久保は原則自宅からの出演となるが、関東地区の競馬場が有観客で開催される場合[注 7]パドック放送席から解説を行う形を取った[5]。
出典(公式サイト[6] ほか)で検証できるもののみ記載。
『土曜競馬中継』初期には競馬専門紙のダービーニュースから解説者が派遣されていたが、土曜競馬中継でも1990年代以降は専門紙所属者の出演が無くなり、当番組になってからは一切起用したことがない。
期間 | メイン | サブ | |
---|---|---|---|
2000.4.1 | 2005.3.26 | 北野誠 | 川村ひかる |
2005.4.2 | 2006.12.23 | 水原恵理[注 9] | 立花優美[11] |
2007.1.6 | 2007.3.31 | (不在) | |
2007.4.7 | 2008.3.29[12] | 萩原流行 | 亀井京子 |
2008.4.5 | 2010.3.27[13] | 井森美幸 | 大竹佐知 |
2010.4.3[14] | 2013.3.30 | 須黒清華 | |
2013.4.6 | 2014.12.27[15] | 斉藤慎二 | 植田萌子 |
2015.1.10 | 2016.12.24 | 鷲見玲奈[16] | |
2017.1.5 | 2019.12.28 | 柴田阿弥[17] | |
2020.1.6 | 2023.3.25 | 森香澄 | |
2023.4.1 | 現在 | 冨田有紀 |
水原、亀井、大竹、須黒、植田、鷲見、森、冨田はテレビ東京アナウンサー(当時含む)。
かつては福島テレビ・新潟放送以外のTXN系列外局での放送があったが、2024年現在、TXN系列外局での放送は、JRA競馬場所在地の福島テレビ・新潟放送のみである。新潟放送や福島テレビでは編成の都合で中継できない場合でも、同一地域内の民放テレビ各局が持ち回りでネットすることはない[注 16]。
中京競馬場・小倉競馬場の第3場開催時は、JRA公式映像をほぼそのまま[注 17]使用し、実況音声は原則テレビ東京側で差し替える(画面実況・オフチューブ、但し差し替えを実施しない場合もある)。主場開催時はKBS京都が両競馬場分の自社制作を担当しており、テレビ東京でも同局の中継映像を使用。
これは系列局のTVQ(『土曜小倉競馬』)が2004年2月で自社制作を終了、またテレビ愛知(『土曜スペシャル競馬中継』→『KEIBAワンダーランド』)は2012年4月改編で競馬中継自体を打ち切ったためであり[注 18]、2023年3月の2回中京開催までは音声もグリーンチャンネルや場内向けに提供されているラジオNIKKEIの実況音声を使用していた。現在の形態となったのは同年12月の4回中京開催以降である。
KBS京都では特にこのような差し替えの実施はなく、テレビ東京からの送り出しもされていない。
2016年3月19日放送分は関東主場での開催のない中継実施日(3月20・21日を含む3日間開催)であり、当日は矢野・吉沢・渡辺が中京競馬場に出張して中継した。メインレース「ファルコンステークス」のパドックとレースのゲート入りはテレビ東京独自映像を使用、テロップ出し含むレース映像はJRA公式を用い、これに矢野の実況を組み合わせて中継した。
新潟第3場開催時にBSNが自社制作する『ワンダフル競馬』がJNN報道特別番組およびTBS系列全国ネット番組(ゴルフの中日クラウンズなど)で休止となり、通常日曜日に自社制作するNST新潟総合テレビに振り替えられ同局の自社制作となる(NSTみんなのKEIBA)場合は、BS裏送り含めてNST制作版をネットする。
また、以下の場合はJRA公式映像とラジオNIKKEIの実況音声を使用する。
大阪地区にはTXN系列局のテレビ大阪があるものの、テレビ大阪が開局する前より競馬中継はKBS京都が制作・中継している『KEIBAワンダーランド』➝『うまDOKI』[注 21]があるため、テレビ大阪開局後も引き続き西日本主場の中継映像はKBS京都のものを使用している[注 22]。これは、まだテレビ東京に系列局がない「事実上の独立局」の時代からKBS京都との提携関係が深かったための名残であり、またKBS京都主管制作の中継が事実上西日本地区における「TXN競馬中継」のネット扱いのものとみなされているためである。
本番組でネットしているものを記述。
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