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山西 道広(やまにし みちひろ、1948年3月7日[1][2] - )は、日本の元俳優。本名は同じ[1]。兵庫県出身[2][3]。日本大学卒業。六月劇場[3]、セントラル・アーツに所属していた[1]。身長181cm、体重72kg。血液型O型。
1972年、文学座研究所に入所。同期には、松田優作、阿川泰子、高橋洋子がいる[2]。
1973年、刑事ドラマ『太陽にほえろ!』(日本テレビ)第65話のゲスト出演でデビュー[2]。以降は、松田優作の盟友として、松田主演の映画、テレビ作品のほとんどに助演している。なお、松田のアルバム『Uターン』『まつりうた』などで作曲も手がけた。
1979年、『探偵物語』(日本テレビ)に松本刑事役でレギュラー出演。松本刑事には、松田が推していた新人俳優が予定されていたが出演不可能となり、山西が演じることになった。松本刑事の役作りについては、現場で内容が変わることが多かったため作品の流れだけを把握してセリフは覚えないで現場入りしており、楽しく新鮮だったと述べている[2]。
1986年より、『あぶない刑事』シリーズ(日本テレビ)で、吉井刑事(通称、パパさん)役でレギュラー出演。吉井刑事の役作りについて、妻子持ちという設定の上で、生活感を出したかったが時間がなかったと述べている[2]。
2006年まで阿佐ケ谷駅近くで飲食店「クヨクヨハウス」の店主をしていた。現在では息子が引き継いでいる。漫画家の福谷たかしは生前、同店の常連客であり、代表作『独身アパートどくだみ荘』の背景に店の看板が描かれることもあった。また、宮崎克(宮崎まさる)・高岩ヨシヒロ『松田優作物語』、羊崎文移『暗闇の用心棒』などでも店のエピソードが描かれている。
2008年に俳優業を引退。その後は神奈川県・葉山町にて飲食店「山ふく」を経営していたが、2014年5月に閉店。2016年、映画『さらば あぶない刑事』で一時的に俳優復帰した。
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