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日本のテレビドラマ枠 ウィキペディアから
『月曜ミステリー劇場』(げつようミステリーげきじょう)は、TBS系列で2001年4月2日から2006年3月20日まで毎週月曜日21:00 - 22:54 に放送された日本の長時間ドラマ番組である。
元々、これ以前にもTBSではサスペンス路線の番組を1982年4月から放送していた。
そして、この月曜日の枠は以前から「月曜ロードショー」という映画(主として海外洋画)の枠を編成していたが、1987年10月から22:00 - 22:54に報道枠を設けたため、一旦21:00 - 21:54の枠で連続ドラマを放送していた。
その後1989年9月で報道枠が23:00からに移動したのに伴って、「月曜ドラマスペシャル」として2時間枠のドラマをスタートさせた。形式的には「土曜ドラマスペシャル」を事実上系譜した形でのスタートとなり、2001年4月から「月曜ミステリー劇場」に改題し、ミステリー・サスペンスものを重点的に放送するようになった。
2006年4月以降はミステリー・サスペンスに捉われない多ジャンルの2時間ドラマ(結局最終的にはほぼミステリー・サスペンスものに落ち着く)と映画を交互に放送する「月曜ゴールデン」に衣替えし、「月ミス」としては同年3月20日放送分で幕を下ろした。
日本で放送されているドラマ番組の中では、唯一提供クレジットの前半・後半パート入れ替えのアナウンスはない(この流れは1999年4月以後の「月曜ドラマスペシャル」からの引継ぎ)[注 2]。代わりにCMとCMの間に入る15秒程度のあらすじの部分のみに入っていて、本編中には一切表示されない。これは後番組の「月曜ゴールデン」でも続いているが、現在はあらすじの部分がないため、前半パート終了時を1回目のローカルCMに入る直前に、後半パートを2回目のローカルCM終了直後にそれぞれ本編作品中に挿入している(番組開始、終了時にはアナウンスがあり、地上波の再放送やBS-TBSの放送では提供クレジット表示なしで前半・後半パート入れ替え時のあらすじ部分がそのまま放送されるがカットされる場合もある。TBSチャンネルでは前半・後半パート入れ替え時のあらすじ部分はCMも含めてカットされている)。但し、年1、2回程度1社単独提供(途中入れ替えなし)のスペシャルドラマが放送されることがある。
オープニングは番組タイトルが水中に沈んでいく映像が使われており、番組タイトルとして終了した現在でも地上波・衛星波の再放送で当時のBGMとともに見ることができる(当初は4:3SD収録だったが、後に16:9HD収録も行なわれた)。そのため再放送も「月曜ミステリー劇場」のタイトルのままで放送される(後番組の「月曜ゴールデン」の再放送も同様)。オープニングテーマの作曲は武部聡志。
回数 | 放送日 | タイトル | 話数 | 主演 | 原作 | 脚本 | 監督 | 制作 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
216 | 1月9日 | 十津川警部シリーズ | 36 | 渡瀬恒彦 | 西村京太郎 | 橋本以蔵 | 油谷誠至 | TBSテレビ テレパック |
217 | 1月16日 | 警視庁三係・吉敷竹史シリーズ | 2 | 鹿賀丈史 | 島田荘司 | 高田純 | 国本雅広 | TBSテレビ ケイファクトリー |
218 | 1月30日 | 湯の町コンサルタント | 4 | 坂東三津五郎 | - | 水谷龍二 上藤聡 | 堀川とんこう | TBSテレビ カノックス |
219 | 2月6日 | 世直し公務員ザ・公証人 | 6 | 渡瀬恒彦 | 金谷祐子 | 増田天平 | TBSテレビ オセロット | |
220 | 2月13日 | 警察庁特別広域捜査官 宮之原警部シリーズ | 2 | 村上弘明 | 木谷恭介 | 今井詔二 | 小林俊一 | TBSテレビ 彩の会 |
221 | 2月20日 | 外科医零子 | 4 | 財前直見 | - | 大岡進 | TBSテレビ アズバーズ | |
222 | 2月27日 | 走れ! 事件記者 娘に捧げる最後のスクープ | 小林稔侍 | 高橋玄洋 | 進藤健二 | 廣瀬襄 | TBSテレビ 東阪企画 | |
223 | 3月20日 | やとわれ女将 菊千代の事件簿 | 3 | 坂口良子 | - | 山浦弘靖 | 瀬川昌治 | TBSテレビ 近藤照男プロダクション |
※なお、予定していた2006年1月23日放送分はJNN報道特別番組(ライブドア社長ら逮捕の関連ニュース)放送のため、2006年3月13日放送分は演出家久世光彦死去に伴う追悼企画『寺内貫太郎一家』傑作選放送のため急遽放送中止となった(後日に放送日時延期 2006年1月23日放送分は2006年5月15日に延期となった)。
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