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ホセ・ラミレス (内野手)
ドミニカ共和国の野球選手 (1992 - ) ウィキペディアから
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ホセ・エンリケ・ラミレス(José Enrique Ramírez, 1992年9月17日 - )は、ドミニカ共和国ペラビア州バニ出身のプロ野球選手(内野手)。右投両打。MLBのクリーブランド・ガーディアンズ所属。
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経歴
要約
視点
プロ入りとインディアンス・ガーディアンズ時代
2009年11月26日にクリーブランド・インディアンスと契約を結んだ。
2011年、ルーキー級アリゾナリーグ・インディアンスでプロデビュー。48試合に出場し、打率.325、1本塁打、20打点、12盗塁だった。
2012年はA-級マホニングバレー・スクラッパーズで3試合に出場後、6月にA級レイクカウンティ・キャプテンズへ昇格。67試合に出場し、打率.354、3本塁打、27打点、15盗塁だった。
2013年はAA級アクロン・エアロズで113試合に出場し、打率.272、3本塁打、38打点、38盗塁だった。9月1日にメジャー初昇格を果たし[2]、同日のデトロイト・タイガース戦でメジャーデビュー[3]。9回表に代走として出場した。この年は15試合に出場し、12打数4安打、打率.333だった。
2014年3月5日にインディアンスと1年契約に合意。3月12日にAAA級コロンバス・クリッパーズへ異動した[4]。最終的にはメジャーに定着して68試合に出場し、リーグ最多となる13犠打を記録した。守備では遊撃手を56試合、二塁手を11試合で守った。

2015年も内野のユーティリティープレイヤーとして起用され、97試合に出場した。打率は前年から大幅に低下して.219に留まった。盗塁は2シーズン連続で10個決めたが、盗塁死の数は増えた。守備では一塁手を除く内野の3ポジションを守ったのに加え、左翼手でも2試合で守備に就いた。
2016年は、三塁手のレギュラーで起用され、自己最多の152試合に出場。打撃面で開花し、打率.312、11本塁打、76打点、22盗塁の成績を残した。三塁の守備は、117試合で守って5失策、守備率.979だった。48試合で守った左翼では、1失策・守備率.986を記録した。他に二塁手と遊撃手も守った。シカゴ・カブスとの2016年のワールドシリーズでは打率.310などと活躍したが、優勝には届かなかった。
2017年3月28日に4年総額2600万ドル(5年目以降は球団側に選択権)で契約延長することに合意した[5]。シーズンでは6月に9試合連続複数安打を記録するように好調で、オールスターゲームに初選出された。9月3日のデトロイト・タイガース戦では史上最多タイとなる5長打を放つなど、チームの8月24日から9月15日まで続いたMLB新記録となる22連勝にも大きく貢献した。最終成績は打率.318、29本塁打、83打点、OPS.957で、56二塁打はリーグ最多、341塁打は自身のキャリアを通じて最多だった。この活躍により自身初となるシルバースラッガー賞を受賞した。また、MVPの投票では3位だった(MVPはホセ・アルトゥーベ)[6]。
2018年は正三塁手として攻守で活躍し8月までは本塁打、盗塁の両タイトル争いに加わっていたが、9月になると途中加入のジョシュ・ドナルドソンとの兼ね合いもあり一時的に二塁へコンバート。その後は月間打率.174と落ち込み、二塁の守備ではUZR-0.6と攻守で綻びもあった[7]が、最終的には自身初となるシーズン30本塁打・30盗塁を達成し、WARでは三塁手としてリーグ最多の8.0を記録した[8]。157試合に出場し、前年の2倍以上の106四球・打率.270・39本塁打・105打点・34盗塁・OPS.939などの好成績で、MVP投票ではリーグ3位だった(MVPはムーキー・ベッツ)[9]。2年連続でシルバースラッガー賞を受賞した。
2019年の前半戦は昨年のスランプを引きずり、打率.218で折り返した。後半戦は復調していたが(打率.327、OPS1.068)、8月24日のカンザスシティ・ロイヤルズ戦でスイング時に右手有鉤骨骨折を負い、手術を受けた[10]。復帰戦となった9月24日のシカゴ・ホワイトソックス戦では2本塁打、7打点を挙げる活躍だった。129試合の出場で打率.255・23本塁打・83打点だった。
2020年は新型コロナウイルスの影響で60試合制の短縮シーズンの中、58試合に出場し、打率.292・17本塁打・46打点・10盗塁・OPS.993などの好成績で、MVP投票ではリーグ2位だった(MVPはホセ・アブレイユ)[11]。自身初めてオールMLBチームのセカンドチーム三塁手に選出された[12]。3度目のシルバースラッガー賞を受賞した。
2021年7月4日に選手間投票で控え野手として通算3度目となるオールスターゲームに選出された[13]。7月13日に開催されたオールスターゲームでは5回裏に三塁手で先発出場していたレッドソックスのラファエル・デバースに変わって守備について途中出場した[14]。152試合に出場し、打率.266・36本塁打・103打点・27盗塁・OPS.893などの好成績で、MVP投票ではリーグ6位だった(MVPは大谷翔平)[15]。
2022年4月6日、ガーディアンズ史上最大の5年1億2400万ドルで2024年シーズン以降の契約を延長し、2028年まで新たな7年契約で合意した[16]。4月18日に通算5度目となるプレイヤー・オブ・ザ・ウィークを受賞[17]、さらに5月31日にも通算6度目となるプレイヤー・オブ・ザ・ウィークを受賞した[18]。157試合に出場し、打率.280・29本塁打・126打点・20盗塁・OPS.869・リーグ最多の44二塁打・20故意四球などの好成績で、リーグ最優秀選手賞(MVP)の投票では第4位に選出された(MVPはアーロン・ジャッジ)[19][20]。4度目のシルバースラッガー賞を受賞した。
2023年6月8日のボストン・レッドソックス戦にてメジャー通算200号本塁打を放った。またこの試合で自身初となる1試合3本塁打を記録した[21]。7月2日に選手間投票で通算5度目となるオールスターゲームに選出された[22]。8月5日のホワイトソックス戦の6回にティム・アンダーソンの足にスライディングし、このことで口論となった[23]。アンダーソンがグローブを置いてボクシングの構えをしたことで、殴り合いの乱闘となった[23]。この乱闘によってラミレスは退場となった[23]。その結果、ラミレスに3試合、アンダーソンに6試合などの出場停止処分が科された[24]。9月18日、史上52人目となる通算200本塁打・200盗塁を達成した[25]。
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詳細情報
年度別打撃成績
- 2024年度シーズン終了時
- 各年度の太字はリーグ最高
- クリーブランド・インディアンスは、2022年にクリーブランド・ガーディアンズに球団名を変更
年度別守備成績
- 2024年度シーズン終了時
表彰
- シルバースラッガー賞(三塁手部門):4回(2017年、2018年、2020年、2022年)
- プレイヤー・オブ・ザ・マンス:3回(2018年7月、2020年9月、2022年4月)
- プレイヤー・オブ・ザ・ウィーク:6回(2017年6月12日 - 18日、2017年8月28日 - 9月3日、2018年7月9日 - 15日、2021年9月13日 - 19日、2022年4月11日 - 17日、2022年5月23日 - 29日)
- オールMLBチーム[26]
- セカンドチーム(三塁手):2回(2020年、2023年)
記録
背番号
- 62(2013年)
- 11(2014年 - )
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脚注
関連項目
外部リンク
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