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堀宣行
日本中央競馬会の調教師 ( 1967-) ウィキペディアから
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堀 宣行(ほり のりゆき、1967年11月9日 - )は日本中央競馬会(JRA)美浦トレーニングセンター所属の調教師である。
来歴
千葉県市川市出身。日本大学の商学部に通っている時に、実家から近かった中山競馬場で、誘導馬の世話をするアルバイトをしていた[3]。大学卒業後は、電気設備工事や情報通信工事などを手がける「関電工」で、経理関係の仕事をしていたが、1991年に退職し競馬学校の厩務員課程に入る[3]。競馬学校を卒業し諏訪富三厩舎で厩務員として、その後は二ノ宮敬宇厩舎で調教助手として経験を積み、2002年に調教師免許を取得。
2003年に厩舎を開業[2]。同年3月15日、エレガントレガーロで初出走[1]。初勝利は同年5月17日ミスタータダヒロで達成[1]。
2006年、函館スプリントステークスをビーナスラインが制しJRA重賞初勝利を挙げる[4]。
2008年1月5日、中山2Rで管理するスカーレットラインが1着となり、現役167人目となるJRA通算100勝を882戦目で達成[5]。
2010年の高松宮記念をキンシャサノキセキで勝利し、GI初制覇[6]。
2011年5月22日、東京5Rでプレミアムテーストが1着となり、現役116人目となるJRA通算200勝を達成[7]。勝率.201で、2011年度JRA賞最高勝率調教師を受賞する[8]。
2013年9月8日、中山11Rの京成杯オータムハンデキャップでエクセラントカーヴが1着となり、現役76人目となるJRA通算300勝を達成[9]。
2015年にはドゥラメンテで皐月賞、日本ダービーを制覇。21世紀に入ってからは、美浦所属の調教師としては2009年にロジユニヴァースで制した萩原清に続いてのダービートレーナーとなった[10]。またモーリスが安田記念、マイルチャンピオンシップ、香港マイルを制しJRA賞年度代表馬及び最優秀短距離馬に選出された[11]。自身としては、JRA賞最多勝利調教師とJRA賞最高勝率調教師の2冠を達成する[12]。同年12月5日、中山12Rでキャンベルジュニアが1着となり、現役45人目となるJRA通算400勝を2763戦目で達成[13]。
2018年3月3日、中山8Rでルフォールが1着となり、現役27人目となるJRA通算500勝を3278戦目で達成[14]。
2020年1月19日、中山6Rでルフトシュトロームが1着となり、史上94人目、現役16人目となるJRA通算600勝を3745戦目で達成[15]。
2022年10月9日、東京11Rでサリオスが1着となり、史上56人目、現役9人目となるJRA通算700勝を4396戦目で達成[16]。
2024年12月28日、中山1Rでアパッシメントが1着となり、史上42人目、現役7人目となるJRA通算800勝を4913戦目で達成[17]。
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調教師成績
受賞
- 優秀調教師賞(関東)(2009年 - 2020年)
- JRA賞最高勝率調教師(2011年、2015年 - 2016年)
- JRA賞最多勝利調教師(2015年)
- JRA賞最多賞金獲得調教師(2016年)
- JRA賞優秀技術調教師(2016年 - 2017年)
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主な管理馬
要約
視点
GI級競走優勝馬
太字はGI・JpnI競走
- キンシャサノキセキ(2010年・2011年高松宮記念連覇[19])
- ジャガーメイル(2010年天皇賞(春)[20])
- リアルインパクト(2011年安田記念、2014年阪神カップ[21]、2015年
ジョージライダーステークス[22])
- ストロングリターン(2011年京王杯スプリングカップ、2012年安田記念[23])
- ドゥラメンテ(2015年皐月賞、東京優駿、2016年中山記念[24])
- モーリス(2015年ダービー卿チャレンジトロフィー、安田記念、マイルチャンピオンシップ、
香港マイル、2016年
チャンピオンズマイル、天皇賞(秋)、
香港カップ[25])
- サトノクラウン(2014年東京スポーツ杯2歳ステークス、2015年弥生賞、2016年京都記念、
香港ヴァーズ、2017年京都記念、宝塚記念[26])
- ネオリアリズム(2016年札幌記念、2017年中山記念[27]、
クイーンエリザベスII世カップ)
- サリオス (2019年サウジアラビアロイヤルカップ、朝日杯フューチュリティステークス、2020年・2022年毎日王冠)[28]
- カフェファラオ(2020年ユニコーンステークス、シリウスステークス、2021年・2022年フェブラリーステークス連覇、2022年マイルチャンピオンシップ南部杯)
- タスティエーラ(2023年弥生賞ディープインパクト記念、東京優駿[29]、2025年
クイーンエリザベスII世カップ)
- サトノレーヴ(2024年函館スプリントステークス、キーンランドカップ 、2025年高松宮記念)
その他重賞競走優勝馬
- スプリングドリュー(2007年福島牝馬ステークス[30])
- ジョリーダンス(2007年・2009年阪神牝馬ステークス[31])
- ビーナスライン(2006年函館スプリントステークス[32])
- ロックドゥカンブ(2007年ラジオNIKKEI賞、セントライト記念[33])
- アリゼオ(2010年スプリングステークス、毎日王冠[34])
- クォークスター(2010年セントライト記念[35])
- ダークシャドウ(2011年エプソムカップ、毎日王冠[36])
- オメガハートランド(2012年フラワーカップ[37])
- ストローハット(2012年ユニコーンステークス[38])
- ファイナルフォーム(2012年ラジオNIKKEI賞[39])
- イジゲン(2012年武蔵野ステークス[40])
- エクセラントカーヴ(2013年京成杯オータムハンデキャップ[41])
- オメガハートロック(2014年フェアリーステークス)
- カフェブリリアント(2015年阪神牝馬ステークス[42])
- アルバート(2015年 - 2017年ステイヤーズステークス3連覇、2017年ダイヤモンドステークス[43])
- マウントロブソン(2016年スプリングステークス[44])
- バクシンテイオー(2016年北九州記念[45])
- サトノティターン (2019年マーチステークス)
- ルフトシュトローム(2020年ニュージーランドトロフィー)
- ヒシイグアス(2021年中山金杯、2021年・2023年中山記念[46])
- レピアーウィット(2021年マーチステークス)
- ダノンベルーガ(2022年共同通信杯)
- ゴンバデカーブース(2023年サウジアラビアロイヤルカップ)[47]
- チャックネイト(2024年アメリカジョッキークラブカップ)[48]
- サクラトゥジュール(2024年東京新聞杯、2025年京都金杯)[49]
- シュトルーヴェ(2024年日経賞、目黒記念)
- サトノカルナバル(2024年函館2歳ステークス)[50]
- カナテープ(2025年関屋記念)
主な厩舎所属者
関連項目
- 競馬の調教師一覧
ウィキニュースに関連記事があります。ステイヤーズステークスの2015年第49回はアルバートが勝利【2015年12月9日】
出典
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