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加古川青流戦

日本の将棋棋戦 ウィキペディアから

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加古川青流戦(かこがわせいりゅうせん)は、加古川市、加古川市ウェルネス協会主催で行われる将棋棋戦2011年創設。名称は一般公募より選考にて決定された[注 1]

概要 加古川青流戦, 棋戦の分類 ...

概要

日本将棋連盟所属の棋士四段・奨励会三段リーグ成績上位者、選考委員会で推薦選出する女流棋士2名、アマチュア3名(加古川青流戦アマチュア選抜大会の各ブロックの優勝者2名と兵庫県アマ名人[注 2][注 3])によるトーナメント戦で行われる。

原則として26歳以下の棋士という年齢制限がある新人王戦とは異なり、本棋戦では開催年の4月1日付で四段の棋士であれば、年齢不問で参加可能である。過去の本棋戦優勝者も四段であれば参加できる。

2015年開催の第5期では、アマチュア選手の稲葉聡が、日本将棋連盟のプロ公式戦において初となる、アマチュア選手の優勝を達成した。

新人王戦と異なり、奨励会三段・女流棋士・アマチュアが優勝した場合の特典は明記されていない。

方式

初戦から準決勝までは一番勝負、決勝は三番勝負。

持ち時間は各1時間(チェスクロック使用)で、使い切ると1手1分の秒読みとなる。

第1期から5期まで四段棋士の初戦は原則として対奨励会三段、対女流棋士、対アマチュアいずれかで行われていた。

第6期以降の現行の方式では四段棋士は原則2回戦からの登場となり、四段同士での初戦も組まれるようになっている。

勝ち上がりによっては「非プロ棋士(奨励会三段・女流棋士・アマチュア)が非プロ棋士のみと対局してプロ棋戦で優勝」となる可能性も存在する[注 4]

決勝は加古川市内の会場(加古川市立青少年女性センターや鶴林寺など。ただし第1期の第1局のみ関西将棋会館)で1日目を第1局、2日目を午前第2局・午後第3局のスケジュールで開催される。三番勝負が第2局で終了した場合は、第3局の予定時間は決勝進出者とファンとの交流会に充てられる。

歴代決勝結果

開催年は三番勝負が行われた年。○●は優勝者から見た勝敗、千は千日手段位、称号は対局当時のもの。

奨励会三段棋士としては2023年(第13期)までに5名が決勝に進出しているが、いずれもプロ棋士を相手に敗れ、準優勝となっている。この5名は全員が後にプロ棋士となっており、服部慎一郎はプロ入り後にリベンジする形で優勝を果たしている。

これまでに、決勝三番勝負に複数回(2回以上)進出したのは2名(井出隼平服部慎一郎、いずれも2期連続決勝進出)。優勝を複数回達成した事例はない(2024年時点)。

さらに見る 期, 年度 ...

記録

  • 最年少優勝 藤本渚 18歳(第13期)
  • 最年長優勝 稲葉聡 30歳(第5期、アマ)
  • 最年長優勝棋士 池永天志 26歳(第9期)
さらに見る 期, 合計(人) ...

脚注

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外部リンク

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