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外伝ベルサイユのばら
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概要
池田理代子が原作・外伝原案を担当し、植田紳爾が脚本・演出を担当した。主要な脇役にスポットを当てつつ、原作物語終了後(フランス革命以後)の世界も描く。従来の舞台には無い新場面・従来の漫画設定を無視した部分も多数あり、ほぼ新しい内容である。
2008年に全国ツアーにて「外伝三部作」として、ジェローデル編・アラン編・ベルナール編が相次いで上演された。翌2009年、中日劇場で外伝アンドレ編が上演された後、本公演で再演されることとなった。
上演記録
- 2008年 雪組(ジェローデル編)
- 全国ツアー:5月17日〜6月15日
- 併演は、ショーファンタジー「ミロワール」
- 公演場所[1]
- 大阪
- 松山
- 福岡
- 長崎
- 北九州
- 広島
- 石央
- 浜松
- 川口
- 市川
- 札幌
- 相模大野
- 2008年 花組(アラン編)
- 全国ツアー:9月20日〜10月17日
- 併演は、グランド・レビュー「エンター・ザ・レビュー」
- 公演場所
- 9月20日・21日 梅田芸術劇場・メインホール
- 9月23日 大宮ソニックシティ(埼玉県)
- 9月24日 伊勢崎市文化会館(群馬県)
- 9月26日 福島県文化センター
- 9月27日・28日 イズミティ21(宮城県仙台市)
- 9月30日 北上・さくらホール(岩手県北上市)
- 10月2日 ふるさと交流圏民センター・オルテンシア(青森県五所川原市)
- 10月4日・5日 秋田市文化会館(秋田県)
- 10月7日 新潟県民会館
- 10月9日 茅ヶ崎市民文化会館(神奈川県)
- 10月11日 府中の森芸術劇場(東京都)
- 10月12・13日 市川市文化会館(千葉県)
- 10月15日 半田市福祉文化会館(愛知県)
- 10月16日 四日市市文化会館(三重県)
- 10月17日 三重県文化会館
- 2008年 星組(ベルナール編)
- 全国ツアー:11月8日〜12月7日
- 併演は、ロマンチック・レビュー「ネオ・ダンディズム III」
- 内容および一部の配役が、同年上演された「スカーレット・ピンパーネル」(紅はこべ)と重複したことも話題となった。
- 公演場所
- 11月8日・9日 梅田芸術劇場・メインホール
- 11月11日 鳥取県立倉吉未来中心・大ホール
- 11月12日 島根県民会館
- 11月14日・15日・16日 福岡市民会館(福岡県)
- 11月18日 iichiko総合文化センター(大分県)
- 11月20日 九州厚生年金会館(福岡県北九州市)
- 11月22日 ひこね市文化プラザ(滋賀県)
- 11月23日・24日 中京大学文化市民会館オーロラホール(旧・名古屋市民会館大ホール)(愛知県)
- 11月26日 山梨県立県民文化ホール
- 11月28日 さいたま市文化センター(埼玉県)
- 11月29日・30日 神奈川県民ホール
- 12月2日・3日 静岡市民文化会館(静岡県)
- 12月5日 アルファあなぶきホール(香川県県民ホール)
- 12月6日・7日 岡山市民会館(岡山県)
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あらすじ
各初演の内容をもとに記述
- ジェローデル編
- ジェローデルは、スウェーデン貴族フェルゼンの妹ソフィアからの愛情を胸にしまい、フランス貴族としての誇りをもって生きる。革命後、王党派の貴族たちが次々と処刑される中、ジェローデルはナポレオンの暗殺を試みるも失敗。逃げ込んだ修道院で尼僧となっていたソフィアと再会し、その腕の中で息絶える。
- アラン編
- アランは、妹ディアンヌの亡霊とともに、廃墟となった練兵場にひとりたたずんでいた。アランは衛兵隊やフランス革命の日々を回想する。彼もまた、アンドレ同様にオスカルに恋い焦がれた身であった。革命後に台頭したナポレオン麾下で、アランは将軍にまで出世する。だが、ナポレオンの野心と革命の理想との矛盾に気付く。彼は、今ナポレオンと対立するのは無謀と知りつつ、死を覚悟してその刺客と戦い、落命する。
- ベルナール編
- 革命派の新聞記者ベルナールは、盗賊「黒い騎士」として暗躍していた。捕らえられたジャルジェ邸でロザリーと再会し、彼女の介抱をうけるうち、二人の間に愛情が芽生え結婚する。パリへ戻った二人は、革命家達からも祝福される。やがて革命は権力闘争と化し、ナポレオンの皇帝即位が迫った頃、アランとジェローデルはナポレオン暗殺を計画する。ベルナールも参加を希望するが、ロザリーがアランからの伝言(決行日時)を偽って伝えたことで、ベルナールだけが生き残る。しかし、嘘の伝言は「ペンの力で真実を語り継いでほしい」というアランの頼みでもあった。ロザリーの懐妊もわかり、ベルナールは生き残ったものの務めとしてオスカルらの遺志を語り継ぐことを決意する。
- アンドレ編
- 1763年、アンドレは幼なじみのマリーズと再会の約束をして、ジャルジェ家へ旅立って行った。成長したマリーズは、アンドレに会うためベルサイユ近くの酒場で働き、やがて身分を隠して来店していたブイエ将軍の養女となる。いよいよ革命は間近に迫り、アンドレは上官であるブイエ将軍にオスカルが戦場へ出なくてもいいように配置換えを懇願しに行き、ついにマリーズと再会する。マリーズは、アンドレがオスカルを愛していることを知り悲しむ。やがてアンドレとオスカルは戦死した後、アンドレからマリーズに謝罪とともにリボンが届けられる。それは、別れのときに彼女が手渡したものだった。
出演者
要約
視点
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青背景が主演男役、ピンク背景が主演娘役を示す。不明点は空白とする。2009年花組の役者の後ろに「宝塚」、「東京」の文字がなければ両劇場共通の配役。不明点は空白とする。
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脚注
参考文献
関連項目
外部リンク
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