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小林タカ鹿

日本の俳優 ウィキペディアから

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小林 タカ鹿[3](こばやし たかしか、旧芸名:小林 高鹿[2]1975年昭和50年〉10月23日[2] - )は、日本俳優。本名、小林 隆志(こばやし たかし)[1]東京都出身[2]

概要 こばやし たかしか 小林 タカ鹿, 本名 ...

芸能プロダクションへの所属は、クリオネALBAを経て2024年7月1日に独立[4]ナイロン100℃の元劇団員。ペンギンプルペイルパイルズ[注 1]の劇団員[6][7][8][9]

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人物・来歴

  • 血液型:O型。身長:176cm。体重:71kg[1]
  • 豊島区立清和小学校・豊島区立大塚中学校(現在の豊島区立巣鴨北中学校)・東京都立北園高校卒業、学習院大学中退。本人は「巣鴨」を「生まれ育った街」と表現している[10]
  • 芸名の由来は鹿に似ていると言われたことから[11]
  • 40歳を機に芸名を「高鹿」から「タカ鹿」に改名[12]
  • TOKYO FM系全国ネット[13]ラジオドラマ、『NISSAN あ、安部礼司〜BEYOND THE AVERAGE』のタイトル・ロールで主人公の安部礼司役を、番組・CD・イベント・動画/音声配信などで、2006年の番組開始時から務めている[14]。その間の安部礼司は、東日本大震災後の特別生放送で岩手県の状況を伝えたことなどが評価されて、2012年3月10日には岩手県より「希望郷いわて文化大使」に任命され、2014年10月31日の「『NISSAN あ、安部礼司〜BEYOND THE AVERAGE』チーム安部礼司の青森出張 in 三内丸山遺跡」では、世界遺産登録を目指す「北海道・北東北の縄文遺跡群」のPR活動に寄与したことを評価され、青森県知事から無期限の「あおもり名誉縄文人」を任命されている[15]
  • 「安部」では、2013年の放送400回突破記念大感謝祭 「安部魂(あべコン)」でギネス世界記録を認定された時の報道陣向けの番組取材要領にも、「ラジオドラマのイメージを守るため、声優の方のアップでの撮影はご遠慮下さい[16]。」と書いてあったが、その後、2015年のABE-GIG in 日本武道館の頃までに、そのような正体や顔を隠す文言が付かなくなった[17][18]「安部」のキャストは、有観客イベントへサングラスをかけて出演した時期もあったが、そちらもサングラスではないメガネへと変更になった[19]
  • 中学ではバスケットボール部、高校ではハンドボール部だったが、徐々に「俺はスポーツの神様に愛されていないな」という感覚になり、大学では勝ち負けのない世界にいこうと考え、学習院大学の演劇部(OBに細川俊之など)へ加入して芝居に入門した。大学の演劇部は、舞台上に本物の水が出る井戸を製作して、上演中に実際にそこから水を出すような事までやっており、照明、音響、宣伝、広告取り、大道具、小道具なども学んだ。在学中に、ケラリーノ・サンドロヴィッチが立ち上げたナイロン100℃のオーディションに合格[6][20][21]。また、学生時代に見た唐十郎のテント芝居において、そのテントの周囲の街の様子を劇中に取り入れていること(テントの一部を取り払う、「屋台崩し」の技法の一種[22][23])に衝撃を受け、その記憶を今に残しているという[24]。なお今では、「良い作品に出会う運みたいなものが自分にはある」と述べている[25]
  • NISSAN あ、安部礼司〜BEYOND THE AVERAGE」が東京・神保町の街の様子を劇中に取り入れていることなどから[26]、日本の書店大手の三省堂書店・神保町本店では2022年の建て替え工事が始まるまで、日本を代表する作家達の写真と並んで、まだ著作が無いはずの小林タカ鹿の写真を角田光代ジェーン・スーの間に安部礼司の名で掲示していた(写真パネルには何も補足が書かれておらず、一見しただけでは、安部礼司がお芝居のキャラクターであるとは分からないようになっていた。)[27]
  • 相棒」や「臨場」などの「テレビ朝日水曜21時枠刑事ドラマ」(NISSANもスポンサーならびに車輛協力)には、「NISSAN あ、安部礼司〜BEYOND THE AVERAGE」へ主演するようになる前と主演開始後に複数回ゲスト出演しているが、恋に落ちる潜入捜査官から元受刑者、冤罪の被害者から真犯人まで、その度に設定が全く異なる人物の役で出演した[28][29]
  • 杉崎真宏とのコントユニット「WANTED」としても活動。
  • 繰り返し見たものとして、「フレンズ(1994年からの米シット・コムTVシリーズ)」、「美味しんぼ(主にアニメ版)」、「刑事コロンボ(主に小池朝雄吹き替え版)」、「江戸川乱歩の美女シリーズ(正体を明かすシーンや音楽など)」、「激突!(正体不明の車が登場する1971年スピルバーグ版)」 、スタンリー・キューブリック監督の映画内の「Kubrick stare[30][31] (=キューブリックの凝視:上目遣いで激しい感情を表現するキューブリック流の演出方法)」、M・ナイト・シャマラン監督作品(『サイン』など)などを挙げている[32][33]
  • 大学では文学部で心理学を学んだが、研究のためには、実験の結果が有意であることを分布や統計の面で証明をしなければならず、志望理由とは差ができてしまったことを、大学を中退した理由にあげている[34]
  • 「映像などが無い声だけの演技の"方法"」については、「台本と自分の間にイメージの世界を立ち上げて、そこで演技をする。」(「役者と客席の間に何かが立ち上がること、役者の想像力と観客の想像力で何か見える瞬間があることが大事で、役の中のほうに役者が入り込む事には疑いを持っている」)と繰り返し述べているが、「映像などが無い声だけの演技の"楽しみ方"」については、「こちらを気にせず、それぞれのイメージの世界の中で存分に楽しんで。」「それぞれの“普通”があっていいんだよ、と受け止めてくれたらうれしいですね」としている[6][35][36]
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出演

要約
視点

[9][28][37][38]

CD

有料・有観客イベント

音楽フェス

  • 2018年
    • フジファブリックとのコラボ)ホットフィールド2018(2018年8月5日・6日、富山県黒部市宮野運動公園)[45]
  • 2023年
    • TOKYO FM リスナー感謝祭 in 渋谷音楽祭[46]2023「NISSAN あ、安部礼司〜BEYOND THE AVERAGE 生放送スペシャル! in LINE CUBE SHIBUYA」(2023年10月22日、LINE CUBE SHIBUYA)[47]
  • 2024年
    • TOKYO FM リスナー感謝祭 in 渋谷音楽祭2024 『NISSAN あ、安部礼司〜beyond the average〜生放送スペシャル!in LINE CUBE SHIBUYA』(2024年10月20日 LINE CUBE SHIBUYA、渋谷区立北谷公園)[48][49]

MC

配信中・配信されたもの

※ラジオ、TV、映画、舞台など他の項目に記述されたものを除く

  • 2013年
  • 2020年
  • 2021年
    • そのとき、安部礼司 | Podcast on Spotify[55] & 音声コンテンツ AuDee[56] - 安部礼司 役
  • 2022年
    • (無観客・動画配信)NISSAN あ、安部礼司〜BEYOND THE AVERAGE「Abe Tube 2022」- 安部礼司 役(21万回以上再生されたが、2022年3月31日までの期間限定公開の表記のまま、不定期に配信が復活する形に移行した[57]
    • そのとき、安部礼司 | Podcast on Spotify[58] & 音声コンテンツ AuDee[56] - 安部礼司 役
    • Spotifyオリジナル[59] BATMAN 葬られた真実[60] - 悪徳警官フラス 役[61]
  • 2023年
    • (無観客・動画配信)NISSAN あ、安部礼司〜BEYOND THE AVERAGE「ABE Tube 2023 〜未来のサラリーマン〜」[62][63] - 2006年と2023年の安部礼司 役(同時視聴者数が2万人以上だったが、2023年3月31日までの期間限定公開の表記のまま、不定期に配信が復活する形に移行した)
    • (有観客・動画配信)木曜日のシャンソニエ(2023年、Petit MOA[64]) - ゲスト出演[65][66][67]
    • そのとき、安部礼司 | Podcast on Spotify[58] & 音声コンテンツ AuDee[56] - 安部礼司 役(2月から更新)
    • 『平均的サラリーマン図鑑』音声コンテンツ AuDee[68] & Podcast on Spotify[69] & Apple Podcast[70] & Amazon Music[71] - 安部礼司 役(10月から更新)
    • TEAM安部礼司の大出張 #1 出張イベントが約4年ぶりに帰ってきた!2023年7月16日に開催された「神戸みなとまつり編」| Podcast on Spotify[72] & 音声コンテンツ AuDee[73] & Apple Podcast[74] & Amazon Music[75] - 安部礼司 役
    • TEAM安部礼司の大出張 #2「アミュプラザ宮崎編」| Podcast on Spotify[76] & 音声コンテンツ AuDee[77] & Apple Podcast[78] & Amazon Music[79] - 安部礼司 役
  • 2024年
    • 『平均的サラリーマン図鑑(安部礼司編)』音声コンテンツ AuDee[68] & Podcast on Spotify[69] & Apple Podcast[70] & Amazon Music[71] - 安部礼司 役(1月から配信)
    • TEAM安部礼司の大出張 #3 鹿児島・枕崎「さつま黒潮きばらん海 枕崎港祭り」編 | Podcast on Spotify[80] & 音声コンテンツ AuDee[81] & Apple Podcast[82] & Amazon Music[83] - 安部礼司 役
    • 「TOKYO FM リスナー感謝祭 in 渋谷音楽祭2024」にて行われたTEAM安部礼司のウォークラリーイベント 「ドアをノックするのは安部だ!?」 音声コンテンツ全4話 | Podcast on Spotify[84]& AuDee[85]& Apple Podcast[86] & Amazon Music[87](第1話はフレーム神南坂ビル、第2話は宇田川カフェ、第3話はトウセン宇田川町ビル、第4話は渋谷PARCO=2台目の劇中車の実車の展示場所、に設置された看板に書かれたQRコードを読み込んでクイズに正解した場合に聞くことができた音声と同内容。ウォークラリーのスタート&ゴール地点の渋谷区立北谷公園=1台目の劇中車:日産・アリアの実車の展示場所、のクイズの正解者へのプレゼントは、音声コンテンツではなく限定ステッカー。)- 安部礼司 役
    • TEAM安部礼司の大出張 #4 in仙台「光のページェントと安部礼司」編 | Podcast on Spotify[88] & 音声コンテンツ AuDee[89] & Apple Podcast[90] & Amazon Music[91] - 安部礼司 役

ラジオ

radikoなどのサイマルラジオ配信を含む

  • NHK-FM 青春アドベンチャー
    • ザ・ワンダーボーイ(2002年5月13日 - 31日)
    • スウィート・アンダーグラウンド(2002年7月29日 - 8月9日)- ジェット 役(主演の扱いで番組HPや番組のエンディングでは先頭に名前が登場していたが、NHKが作成した資料の中にはアリス役の宮本裕子を先頭に記載したものが存在する[92]
  • NHK-FM FMシアター
    • 遠い隣人(2003年3月15日)
    • さびしぼっち(2003年4月26日)
    • さよならバースディ(2006年4月29日)
  • TOKYO FM系 NISSAN あ、安部礼司〜BEYOND THE AVERAGE(2006年4月2日 - ) - 安部礼司/安部普通衛門 役:2025年6月8日が放送1000回目
  • TOKYO FM系 平日、安部礼司(2015年3月30日 - 2016年3月31日)[93] - 安部礼司 役
  • J-WAVE X'MAS DRAMA SPECIAL DEAR MY FRIENDS 第1話 「望遠レンズ」
  • FM山形 第30回赤川花火記念大会FM山形実況生中継(2023年8月19日)- スペシャルゲスト[94]

CM

※出典:ORICON NEWS 小林高鹿 CM出演[95]

  • トヨタ自動車:『マークX』帰ってきたオレ ピアス篇 ピアスの男役(2005年6月〜7月)
  • リクルート:『リクナビNEXT』激励 送別会篇(2007年3月)
  • 日産自動車:ラジオCM:2022年度までの「NISSAN あ、安部礼司〜BEYOND THE AVERAGE」の番組オンエアについては、「安部」本編のキャラクターが登場しないCMだけが挿入された回[96]があったが、2023年度以降は「NISSAN あ、安部礼司〜BEYOND THE AVERAGE」の番組オンエアの度に、「安部礼司」の本人を含めた番組本編のキャラクターが登場するCM(インフォマーシャル)が挿入されるようになった。

テレビ

※動画配信を含む

映画

※動画配信を含む

テレビアニメ

※動画配信を含む

  • DEAR BOYS(2003年4月7日 - 9月29日、テレビ東京) - 相澤直樹 役
  • 金夜、安部礼司~平均的サラリーマンの異常な日常~(ラジオドラマ「NISSAN あ、安部礼司 〜beyond the average〜」のスピンオフ、2015年7月3日 - 7月31日、テレビ東京[103] / YouTube[104]) - エンドクレジット表記は 安部礼司 役(ナレーター)

舞台

※動画配信を含む

  • WANTED(2015年より各地で公演。公演タイトルは「WANTED Japan Tour [公演年]」と銘打たれ、その後ろに年ごとのサブタイトルがつけられる。)
    • 瞳をとじて耳とじて(2015年5月、東京 / 2015年10月 - 11月、熊本 / 新潟 / 岩手 / 福岡 / 大阪、イメージカラー:レッド)
    • 巨乳祭り(2016年5月 - 11月、東京 / 岡山 / 岩手 / 青森 / 熊本 / 新潟、イメージカラー:ブルー)
    • 生は生でも生搾り(2017年6月 - 9月、岡山 / 山形 / 岩手 / 高知 / 熊本 / 新潟、イメージカラー:グリーン)
    • 俺たち、いい匂いするって知ってた?(2018年6月 - 11月、岡山 / 岩手 / 山形 / 熊本 / 長野 / 新潟、イメージカラー:オレンジ)
    • 助けてもらったレイワ必ず返す!!(2019年7月 - 11月、岡山 / 山形 / 熊本 / 新潟 / 岩手 / 長野 / 大分、イメージカラー:ピンク)
  • Deaf Deer Digs Deeper
    • #1 一人芝居
    • #2 真夏の因数分解
    • #3 生誕祭
    • #4 授業
    • #5 リアと最後の記憶
    • #6 落語会
    • #7 2人芝居
    • 大感謝祭
  • クリオネプロデュース
    • パリアッチ
    • SLEEPLESS
  • ナイロン100℃
    • 黒い十人の女
    • ハルディン・ホテル
    • 絶望居士のためのコント
    • ナイス・エイジ
    • ザ・ガンビーズ・ショウ
    • 吉田神経クリニックの場合
    • Φ(ファイ)
    • 偶然の悪夢
    • ロンドン→パリ→東京
    • 薔薇と大砲〜フリドニア日記#2〜
    • テイク・ザ・マネー・アンド・ラン
    • テクノ・ベイビー〜アルジャーノン第二の冒険〜
  • 劇団ペンギンプルペイルパイルズ(小林タカ鹿などを初期メンバーとして2002年1月の「不満足な旅」から劇団化[8][7]
    • #01 2mの魚(2000年)
    • #02 Work in the Time machine(2001年)
    • #03 不満足な旅(2002年)
    • #04 握手したら指を数えろ(2002年)
    • #05 ドリルの上の兄弟(2003年)
    • #06 ワンマン・ショー(2003年) ※演出の倉持裕岸田國士戯曲賞を受賞
    • #07 スマイルザスマッシャー(2004年)
    • #08 246番地の雰囲気(2004年)
    • #09 機械(2005年)
    • #10 不満足な旅(2005年、再演)
    • #11 道子の調査(2006年)
    • #12 ゆらめき(2007年)
    • #13 審判員は来なかった(2008年)
    • #14 cover(2009年)
    • #15 謝罪の罪(2010年)
    • #16 ベルが鳴る前に(2012年)
    • #17 cover(2013年、再演)
    • #18 靴(2014年)
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脚注

関連項目

外部リンク

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