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無用ノ介
日本の漫画作品、テレビドラマ番組 ウィキペディアから
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『無用ノ介』(むようのすけ)は、さいとう・たかを作の日本の漫画作品、およびこれを原作とする連続テレビドラマ・単発テレビドラマである。
概要
1967年から1970年まで講談社の『週刊少年マガジン』に連載されていた。
賞金稼ぎだった父と町の遊女との間に「無用の子」として生まれ、孤児として育った孤独な男で、自らも賞金稼ぎを生業とする隻眼の浪人・志賀無用ノ介が、我流の「野良犬剣法」で生きるために必死に戦う様を描く。
単行本
単行本は『週刊少年マガジン』版元の講談社のほか、小学館とリイド社からも発売されている。
- 講談社
- 講談社コミックス 無用ノ介 全15巻(1969年 - 1970年)
- 小学館
- 小学館文庫 無用ノ介 全15巻(1976年 - 1978年)
- My First BIG SPECIAL 自選無用ノ介 第1集 - 第3集(2016年)
- リイド社
- SPコミックス 劇画座招待席 48 - 56 無用ノ介 全9巻(1984年 - 1985年)
- SPコミックス 無用ノ介 全8巻(1999年 - 2001年)
テレビドラマ
要約
視点
連続テレビドラマ版
1969年3月1日から同年9月20日まで日本テレビ系列局で放送。国際放映と日本テレビの共同製作。全19話(本放送時には第18話まで放送)。カラー放送。放送時間は毎週土曜 20:00 - 20:56 (日本標準時)。
主人公・無用ノ介役には、当時デビュー間もない新進俳優だった伊吹吾郎が扮した。伊吹は1万を越す書類選考と100人を越す面接を経て抜擢され、劇画と寸分違わぬイメージが話題となった。監修は内田吐夢が務め、主題歌「ひとり行く」は美空ひばりが歌うなど、テレビ時代劇史上類を見ない豪華さも話題を呼んだ。また、日本テレビのテレビ時代劇では初のカラー作品である。劇画の迫力そのままに、豪快かつ斬新な殺陣の場面、賞金稼ぎとして生きるがゆえの孤独や悲しみ、無用ノ介にまつわる人々の哀歓が、人間臭く骨太な作風で描かれた。ロードムービーの形式をとり、主人公の無用ノ介以外の出演者はすべてゲスト出演者である。
放送は7か月に及んだが、本放送時の放送回数は18回で最終回は未放送に終わっている。伊吹はプロ野球中継の放送が優先された雨傘番組扱いであったと証言しており、視聴率も苦戦したとされる[1]。
スタッフ
主題歌
放送日程
放送日は日本テレビ。
出演者
カッコ内は役名。
伊吹吾郎(無用ノ介)
補足
前後番組
単発テレビドラマ版
1990年10月8日(月曜) 19:03 - 21:48 (日本標準時)、テレビ朝日系列局で単発ドラマ『秋の時代劇スペシャル 豪剣!賞金稼ぎ 無用ノ介 二つの顔のお尋ね者・修羅街道に美女七人』が放送された。テレビ朝日と東映の共同製作。
キャスト
- 無用ノ介:高橋英樹
- お艶:梶芽衣子
- お綱:大西結花
- お美代:坂上香織
- お松:あべ静江
- 銀次郎:清水健太郎
- 志賀勝
- 久富惟晴
- 浜田晃
- 荒木しげる
- 内田勝正
- 福本清三
- 木谷邦臣
- 笹木俊志
- 稲田龍雄
- 藤沢徹夫
- 池田謙治
- 勝野賢三
- 峰蘭太郎
- 出水憲
- 中島俊一
- 細川純一
- 広世克則
- 志茂山高也
- 滝野貴之
- 大村健次
- 中西勇太
- 治右衛門:山村聰
- 神兵衛:三木のり平
- 神津友子
- 千野沢子
- 杉村由紀
- 石井洋充
- 泉好太郎
- 加藤重樹
- 原田和彦
- 真崎理
- 八幡沙織
- 香住美弥子
- 及川潤
- 西村純一
- 斎藤弘勝
- 今井健二
- 曽根晴美
- 広瀬義宣
- 佐藤晟也
- 今いくよ
- 今くるよ
- 次郎太:松原桃太郎
- 早吉:柳沢慎吾
- 各務弾正:仲谷昇
- 権兵衛:川津祐介
- 市太郎:山本譲二
- お品:朝丘雪路
スタッフ
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脚注
参考文献
外部リンク
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