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男鹿市

秋田県の市 ウィキペディアから

男鹿市map
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男鹿市(おがし)は、秋田県西部にある男鹿半島の大半を占める。

概要 おがし 男鹿市, 国 ...
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男鹿市役所のある船川港地区付近の空中写真。1975年撮影の6枚を合成作成。
国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成
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地理

要約
視点

男鹿市は男鹿半島のほとんどを占め、3方を日本海に囲まれている。男鹿半島には寒風山と本山の2つの山があり、滝川を初めいくつかの河川が海に向かって流れる。市西部には戸賀湾があり、戸賀港や市役所の戸賀出張所が置かれる。また、北西端には入道崎がある。市南部は人口が集積し、鉄道(男鹿線)が通り市役所が置かれる。

八郎潟調整池に境界未定部分がある[1]

気候

海洋性気候を持ち、年間の真夏日日数の平均は10.9日(1991年から2020年の統計)と青森市より少ない。 これまでの猛暑日の観測記録も5回のみで[2]、フェーン現象の影響で度々猛暑となる県内では涼しい部類に入る。 一方、夜間は熱帯夜になる事もある。 冬は秋田市よりも寒さが厳しいものの、-10℃を下回る事は近年では稀。

さらに見る 男鹿(1991年~2020年、標高20m)の気候, 月 ...

隣接している自治体

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歴史

概要 おがし 男鹿市, 廃止日 ...

不祥事

全国で過去の社会保険事務所での国民年金着服・横領問題を調査した結果、男鹿市は秋田県内全市町村で窓口職員における横領・着服の件数が最も多かった。市区町村職員による国民年金保険料の横領問題で、秋田県男鹿市は10月5日、時効が成立していない事案1件について、刑事告発しないと発表した。理由は全額弁済されているほか、着服したのは当時の嘱託職員で、退職して社会的制裁を受けていることなどを理由としている。男鹿市福祉部によると、国民年金課の収納指導員だった当時40歳代の女性職員が、1998年(平成10年)4月から2001年(平成13年)12月にかけて計21回にわたり、預かった保険料計194万1800円を着服した[4]

不審船漂着

 (ちなみに、宮沢海水浴場に設置の男鹿市ライブカメラ[6] によって(11月26日7時00分~16時00分)不審船漂着の様子が自動撮影、画像ファイル記録された。また、秋田海上保安部(第二管区海上保安本部)は、2017年11月24日 17:24発表の【緊急情報】転覆船漂流(秋田入道埼沖)にて、「11月23日16時58分現在、秋田県入道埼灯台から南東方約2km(北緯39度59分48秒 東経139度43分24秒)で長さ約5メートルの無人の転覆船が漂流しています。付近航行船舶は注意してください。」との注意喚起を行っていた[7]。)

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行政

市長

さらに見る 代, 期 ...

平成の大合併で、新設合併にともなう市町村長選挙において、秋田県内では唯一無投票で初代市長が決まっている。

旧・男鹿市

  • 初代…中川重春
  • 2代…佐藤俊雄
  • 3代…斉藤久治
  • 4代…吉田金忠(初代・中川重春の甥)
  • 5代…菅原慶吉
  • 6代…佐藤一誠(2代・佐藤俊雄の子、元・県議)

議会

地域

要約
視点

人口

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男鹿市と全国の年齢別人口分布(2005年) 男鹿市の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 男鹿市
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
男鹿市(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 50,935人
1975年(昭和50年) 49,063人
1980年(昭和55年) 47,829人
1985年(昭和60年) 45,891人
1990年(平成2年) 42,723人
1995年(平成7年) 40,517人
2000年(平成12年) 38,130人
2005年(平成17年) 35,637人
2010年(平成22年) 32,294人
2015年(平成27年) 28,375人
2020年(令和2年) 25,154人
総務省統計局 国勢調査より

人口動態概要

2024年8月1日現在22,418人となっており人口減少が続いている。現在の人口規模は最盛期の1955年(昭和25年)59,955人の4割程にしか過ぎず人口減少が進む秋田県の自治体の中においてもとりわけ大きい人口減少率である。男鹿市内でも人口動態は異なっており,船越地区では近年まで人口増加が続いていた一方で、北浦地区や戸賀地区では最盛期の約5分の1の規模にまで人口が減少している。傾向としては秋田市寄りの地区ではやや人口減少が緩やかであり半島末端の地区ほど人口減少が大きくなっている。

男鹿市は1954年に1町4村の合併により市制施行。人口34,085人の男鹿市が誕生した。(1955年には船越,北浦を2005年には若美を編入している)男鹿市発足当時の市域には現在は12,540人(2020年国勢調査)程しかおらず人口は大幅に減少している。

さらに見る 旧市町村, 1950年 ...

医療

警察

消防

裁判所

国の行政機関

教育

生涯教育

高等学校

中学校

  • 男鹿市立男鹿南中学校
  • 男鹿市立男鹿東中学校

小学校

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産業

要約
視点

漁業

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市内の漁港
  • 船越漁港
  • 脇本漁港
  • 椿漁港
  • 門前漁港
  • 加茂漁港
  • 畠漁港
  • 湯之沢漁港
  • 北浦漁港
  • 五里合漁港
  • 若美漁港

鉱業

工業

  • 船川港木材コンビナート

商業施設

船川港船川地区

船川港比詰(羽立)地区

※現在は船越地区に移転

脇本地区

船越地区

金融機関

郵便局

  • 脇本郵便局
  • 五里合郵便局
  • 野石郵便局
  • 払戸郵便局
  • 金川郵便局
  • 椿郵便局
  • 男鹿中郵便局
  • 戸賀郵便局
  • 入道崎郵便局
  • 脇本駅前簡易郵便局
  • 浦田簡易郵便局
  • 福米沢簡易郵便局
  • 小深見簡易郵便局
  • 田中簡易郵便局
  • 女川簡易郵便局
  • 山田簡易郵便局
  • 青砂簡易郵便局
  • 安全寺簡易郵便局
  • 男鹿温泉簡易郵便局

観光

男鹿半島は三方を海に囲まれており、観光名所が点在している。代表的なものに、寒風山鵜野崎海岸男鹿半島・大潟ジオパークなどがある。

観光への取り組み

男鹿市は、独自の観光サイト『男鹿ナビ』の運営のほか、最近では総務省地域力創造アドバイザーである吉井靖を中心に、中学生と故郷のまちづくりを考えるワークショップ活動なども実施している[9]

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

発電

  • 洋上風力発電所(名称未定) - 男鹿市の沖合は能代市、三種町とともに、国により洋上風力発電の整備を優先的に進める促進区域に指定されている。2021年には三菱商事中部電力の子会社などの共同事業体が事業者になることが決定しており、今後、風車の設置が進められ、2028年以降に発電が開始される見込み[10]
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提携都市

交通

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男鹿駅

鉄道

バス

なお、野石字五明光地区には、八竜ふれあいセンターから三種町ふれあいバス・浜口地区の路線が乗り入れている。

道路

道の駅

港湾

出身者

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男鹿市を撮影した作品

脚注

外部リンク

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