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相馬勇紀
日本のサッカー選手 ウィキペディアから
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相馬 勇紀(そうま ゆうき、1997年2月25日 - )は、東京都調布市出身のプロサッカー選手。Jリーグ・FC町田ゼルビア所属。ポジションはフォワード、ミッドフィールダー。日本代表。
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経歴
要約
視点
プロ入り前
三菱養和SCユースから早稲田大学スポーツ科学部に進学[1](同期に小島亨介、冨田康平、岡田優希)。3年次には関東大学サッカーリーグ戦の2部でアシスト王に輝いた。2018年5月、2019年シーズンより名古屋グランパスへの加入が内定した[2]。その後、特別指定選手として選手登録された。2018年8月11日、鹿島アントラーズ戦でデビューすると初アシストを記録[3]。8月15日、第22節の横浜F・マリノス戦では2試合連続アシストで勝利に貢献した[4]。11月6日、第28節(台風の影響での延期分)のセレッソ大阪戦ではJ1リーグ初得点を決めて勝利に貢献した[5]。
名古屋グランパス
2019年に名古屋に正式加入。2月23日に行われた開幕戦のサガン鳥栖戦で途中出場でプロデビューを果たし、同試合でゴールを記録[6]。
2019年8月、鹿島アントラーズに期限付き移籍で加入[7]。8月10日、第22節の横浜F・マリノス戦で移籍後初出場を果たした[8]。
2020年1月、名古屋グランパスに期限付き移籍から復帰。シーズン序盤は出場機会が限られたが、金崎夢生の負傷などもあり、後半戦は主力として活躍。
カーザ・ピアAC
2023年1月20日、ポルトガル1部・プリメイラ・リーガのカーザ・ピアACに期限付き移籍することが発表された[9][10]。1月29日、第18節CDサンタ・クララ戦に62分から出場し、75分には直接フリーキックを決め先制。その後追いつかれるも、アディショナルタイムに相馬のCKから味方が頭で合わせて勝ち越し弾をアシストし、この日1G1Aとチームの勝利に大きく貢献した[11]。シーズン終了後、期限付き移籍を2024年6月30日まで延長することが発表された[12]。
名古屋グランパス復帰
2024年7月11日、カーザ・ピアACでの期限付き移籍満了に伴い、名古屋グランパスへ復帰した[13]。
FC町田ゼルビア
2024年、夏の移籍期間の7月23日にFC町田ゼルビアへ完全移籍で加入した[14]。2024年11月9日FC東京戦で、コーナーキックから直接ゴールネットを揺らし、移籍後初ゴールを記録した。
2025年11月22日、天皇杯決勝のヴィッセル神戸戦では、決勝点となったチームの2点目を決めて優勝に貢献した[15]。
2025年12月9日、町田での活躍が評価され、2025Jリーグアウォーズの優秀選手賞に選出され、同年同月11日、2025年のJ1ベストイレブンに選出された。町田所属の選手がJ1ベストイレブンを受賞するのはこれが初めて。
代表
2019年6月、トゥーロン国際大会に臨むU-22日本代表に選出された[16]。大会では、3試合1得点の活躍でチームの準優勝に貢献し、大会ベストイレブンに選ばれた[17]。
2019年12月にはEAFF E-1サッカー選手権2019に出場する日本代表に初選出され[18]、12月10日の中国戦で代表初出場。
2021年6月22日、東京オリンピックに向けたU-24日本代表に選出された[19]。7月、南アフリカ戦では地元・調布の味の素スタジアムで試合を行ったため、五輪での凱旋となった[20]。
2022年7月19日、EAFF E-1サッカー選手権2022初戦の香港戦(FIFAランキング145位)で直接FKによる代表初ゴールを含む2ゴールを決めた。同年7月27日、韓国戦(FIFAランキング28位)で先制ゴールと2点目のアシストを決め、3ゴール2アシストの活躍で大会MVPと得点王に輝き、カタールW杯出場への望みを繋いだ。
2022年11月1日、2022カタールW杯に臨む日本代表に選出された[21]。W杯前最後のテストマッチとなったカナダ戦では得点を挙げ[22]、本大会でも活躍が期待されたが、出場は第2戦目のコスタリカ戦のみとなった。
2023年6月15日のエルサルバドル戦で右サイドバックとして途中出場すると、高精度のクロスで古橋亨梧のゴールをアシストした[23]、6月20日、ペルー戦でも後半16分から右サイドバックとして出場した。
2025年のEAFF E-1サッカー選手権の初戦、ホンコン・チャイナ戦ではキャプテンとして出場、前半4分ジャーメイン良のゴールのアシスト、10分にジャーメイン良のゴールのアシスト、前半20分に稲垣祥のゴールのアシストを記録する活躍をした。第3戦の韓国戦でもキャプテンとして出場し、前半8分にジャーメイン良のゴールをアシストした。
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人物
- 早稲田大学スポーツ科学部に進学した相馬は、学業と競技の両立を実現させた数少ないトップ選手の一人である。大学ではサッカー部に所属する傍ら、スポーツ心理学や身体運動学を学び、「サッカーを科学的に理解する」姿勢を培った[25]。
- 大学4年時にはチームマネジメントや後輩指導にも携わり、戦術分析を担当することもあった。本人は「監督目線を持てるようになったことが大きい」と述べている[25]。
- 卓球の授業を履修しており、サッカー以外のスポーツにも興味を持っていた。授業中には卓球部員から技術を教わり、「毎回楽しみにしていた」と語っている[25]。
- 相馬は少年期からサッカーを始め、三菱養和SCユースで技術を磨いた。高校2年時にチームが0-6で大敗した試合の後、「自分には向いていない」と感じてサッカーを辞めたいと思ったという[26]。
- そのとき、母親が「また頑張ろうよ」と静かに励ましてくれたことが転機となり、相馬は心を入れ替えてトレーニングに励むようになった。この母子のやり取りは、後に本人が「今でも原点にある言葉」と語るほど強く印象に残っている[26]
- 大学時代からスイーツが好きで、練習後にカフェ巡りをするのが楽しみだった。本人は「東京には誘惑が多かったけれど、カフェでリラックスする時間は大切にしていた」と話している[25]。
- チームメイトからは「真面目で几帳面、でもお菓子には目がない」と評されることが多い[27]。
- 相馬は、地域イベントやチャリティ活動にも積極的に参加している。
- 名古屋グランパス在籍時には、地元の小学校を訪問して子どもたちにボールを寄贈する活動や、病院の子どもたちへのメッセージカード作成イベントに参加した[28]。
- また、Jリーグ選手会が主催する「チャリティーオークション」にも複数回出品している[29]。
- 練習中にボールを蹴り損ね、壁にぶつけた音に驚いて思わず謝ったことがあるという、天然な一面がチーム内で語り草になっている。
- インタビューで「将来の夢」を聞かれた際、「自分の子どもに“父ちゃん速いね”と言われること」と答えたことがある[25]。
- ポルトガル滞在中、現地のカフェ店員に「ユウキは“勇気”の意味?」と聞かれ、「Yes, courage!」と返して拍手されたという逸話もある[30]。
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所属クラブ
個人成績
- 2018年は特別指定選手
- 出場歴
- Jリーグ初出場 - 2018年8月11日 J1第21節・鹿島アントラーズ戦(豊田スタジアム)
- Jリーグ初得点 - 2018年11月6日 J1第28節・セレッソ大阪戦(ヨドコウ桜スタジアム)
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タイトル
クラブ
- 三菱養和SCユース
- 日本クラブユースサッカー選手権 (U-18)大会:1回(2014年)
- 早稲田大学
- 関東大学サッカーリーグ戦1部:2回(2015年、2018年)
- 関東大学サッカーリーグ戦2部:1回(2017年)
- 名古屋グランパス
- FC町田ゼルビア
代表
- 東京都選抜
- 国民体育大会サッカー競技(2013年)
- A代表
個人
- 関東大学サッカーリーグ戦2部・アシスト王(2017年)
- 関東大学サッカーリーグ戦1部・ベストイレブン(2018年)
- 関東大学サッカーリーグ戦1部・アシスト王(2018年)
- トゥーロン国際大会・ベストイレブン(2019年)
- EAFF E-1サッカー選手権・MVP(2022年)
- EAFF E-1サッカー選手権・得点王(2022年)
- J1リーグベストイレブン(2025年)
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代表歴
出場大会
- U-22日本代表
- U-23日本代表
- U-24日本代表
- SAISON CARD CUP 2021
- 2021年東京オリンピック
- 日本代表
試合数
- 国際Aマッチ 19試合 5得点(2019年 - )
出場
ゴール
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脚注
関連項目
外部リンク
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