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黄昏流星群

日本の漫画、メディアミックス作品 ウィキペディアから

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黄昏流星群』(たそがれりゅうせいぐん)は、弘兼憲史の劇画。『ビッグコミックオリジナル』(小学館)にて1995年22号から連載されている。

概要 黄昏流星群, ジャンル ...

1997年にNHKで、テレビドラマが制作された。

2000年に第4回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞した[1]

2002年には映画化され、2005年から2007年までラジオドラマ化もされた。

2011年と2012年に関西テレビテレビドラマが制作された。

2018年にフジテレビ系でテレビドラマ化された[2]

2020年12月時点で電子版を含めたシリーズ累計発行部数は2000万部を突破している[3]

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概要

主役は40代以降の中年・熟年・老年で、恋愛を主軸に人生観などを描いた短編漫画集である。タイトルは、老いゆく過程で光り輝くという意味から。英題は『Like Shooting Stars in the Twilight』。

従来、漫画は子供向けの物とされていたが、時代を経て、かつての子供も中年や熟年になり、読者の一部を占めるまでになったものの、その読者層を主役とした作品が少ないとの考えから制作された。

「従来の恋愛漫画は若い男女の話しか描かなかった。中高年の恋愛を決して蔑ろにしてはいけない」という主旨から、恋愛を物語の主軸としているが、中高年を取り巻く社会問題を多く扱っており、同じくビッグコミックオリジナルで連載していた『兎が走る』『人間交差点』『ラストニュース』の系譜にある社会派漫画として知られている。

一方で、現代を離れて時代劇になったり、SFやオカルトといった超常的な要素を扱っているエピソードも多く、娯楽作品としての性格も強い[4]

中高年のセックスを扱っているが、『島耕作』シリーズのように美男美女だけではなく、様々な造作や体型のキャラクターが登場する。そのため、作者は野村沙知代のヌード写真集『Stay Young Forever - 野村沙知代』も購入し、作画の参考資料にしていた[5]

一つのエピソードは最短で1回、最長で連載9回分続く。単行本は1巻につき連載9回分が収録されるので、単行本に収録される順番は雑誌掲載順と異なる。サブタイトルには必ず「星」や星に関する言葉を入れている。

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あらすじ

登場人物

書誌情報

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テレビドラマ

要約
視点

NHK版

黄昏流星群 -恋をもう一度-』のタイトルで1997年8月31日から9月21日まで毎週日曜日21時 - 21時45分に、NHK-BS2で放送された(後に地上波でもNHK総合1998年2月14日2月21日の21時 - 22時15分に放送された)。原作は「不惑の星」(第1集収録)。
キャスト
スタッフ

関西テレビ版

2011年2月20日2012年6月26日関西テレビ制作、フジテレビ系でスペシャルドラマとして放送された。
第1弾:2011年2月20日(日曜日)16時5分 - 17時20分
タイトル:『黄昏流星群 〜C-46星雲〜
原作は、CHAGE and ASKAの曲「C-46」をもとに書き下ろした「黄昏流星群 〜C-46星雲〜」(第39集収録)。
キャスト
スタッフ
第2弾:2012年6月26日(火曜日)22時 - 23時24分
タイトル:恋するオトナのドラマスペシャル『黄昏流星群〜星降るホテル〜
視聴率8.6%。
キャスト
スタッフ
  • 脚本:大久保ともみ
  • 監督:白木啓一郎(関西テレビ)
  • 音楽:望月衛介
  • プロデューサー:笠置高弘(関西テレビ)
  • 制作著作:関西テレビ放送

フジテレビ版

概要 黄昏流星群 〜人生折り返し、恋をした〜, 原作 ...

黄昏流星群〜人生折り返し、恋をした〜』(たそがれりゅうせいぐん じんせいおりかえし、こいをした)のタイトルで2018年10月11日から12月13日まで毎週木曜日22時 - 22時54分にフジテレビ木曜劇場枠にて放送された[2]。主演は佐々木蔵之介[81]。第1集「不惑の星」をベースに制作された[81]

キャスト

スタッフ

放送日程

さらに見る 各話, 放送日 ...
  • 第1話は、22時 - 23時9分の15分拡大放送。
さらに見る フジテレビ系 木曜劇場, 前番組 ...
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映画

2002年に原作2作品「星のレストラン」(第4集収録)と「同窓会星団」(第5集収録)が映画化された。

黄昏流星群 星のレストラン

キャスト
スタッフ
  • 監督・脚本:富岡忠文
  • 製作:岩原貞雄、岸田卓郎、遠谷信幸
  • プロデューサー:八木廣、岡本晃一
  • 音楽:百石元、西村ヒロ
  • 撮影:佐々木原保志
  • 照明:安河内央之
  • 編集:石川浩通
  • 美術:澤路和範

黄昏流星群 同窓会星団

キャスト
スタッフ
  • 監督:山川元
  • 脚色:磯村一路、山川元
  • 音楽:百石元
  • 主題歌:鈴木雅之
  • 編集:石川浩通
  • 製作:岩原貞雄、岸田卓郎、遠谷信幸
  • プロデューサー:八木廣、岡本晃一
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ラジオドラマ

ABCラジオ(朝日放送)制作で、2005年10月8日から2007年9月まで放送された。

ネットシネマ版 (CMタイアップ)

2007年9月から、トヨタ・マークXジオとのコラボレーションにてCM展開された[90]。当該CMのためのオリジナルストーリーとして「星空研究会」が創られ、ネットシネマ版オリジナルドラマの脚本も弘兼憲史自身が手がけた。
タイトル:『星空研究会 in X-Seater』
キャスト
スタッフ
  • 脚本:弘兼憲史
  • 音楽:OASIS
  • 監督:中尾浩之
  • CG:ジーニーズアニメーションスタジオ
  • 製作プロダクション:P.I.C.S.

舞台

弘兼憲史・四季のドラマ オーディオコミックシアター「黄昏流星群」

2017年11月から、声優事務所の81プロデュースの所属俳優を配役の中心とする朗読劇シリーズが、eplus LIVING ROOM CAFE&DININGにて開催。上演後には、原作者の弘兼憲史によるトークイベントが行われている。

脚注

外部リンク

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