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エプソムカップ

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エプソムカップ
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エプソムカップは、日本中央競馬会 (JRA) が東京競馬場で施行する中央競馬重賞競走GIII)である。

概要 エプソムカップ, 開催国 ...

寄贈賞を提供するエプソム競馬場Epsom Race Course)はロンドンから南に約27kmのサリー州エプソムダウンズに位置する競馬場[4]で、1661年に最初のレースが行われた記録が残っている[5]。同競馬場では英国ダービーのほか、英国オークスコロネーションカップといったG1レースが行われる[4]

正賞はエプソム競馬場賞[2][3]

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概要

1983年に東京優駿(日本ダービー)が50回を迎えたのを機に、東京競馬場と英国ダービーを開催するエプソム競馬場が姉妹競馬場として提携した際に記念植樹(東京競馬場からは桜が、エプソム競馬場からは柏が贈られた)とカップの交換を行い[5][4][6]、1984年から東京競馬場で「エプソムカップ」を、エプソム競馬場では「The JRA Condition Stakes[注 1]」が行われるようになり[5]、両競馬場およびJRAと英国ジョッキークラブの親善が図られている[5]

施行場・距離は創設時より東京競馬場の芝1800mで定着。創設時の負担重量はハンデキャップだったが、1996年より別定に変更された[5]。2025年より施行時期を6月から5月、出走資格を3歳以上から4歳以上にそれぞれ変更されることになった。

外国産馬は1993年から[1]地方競馬所属馬は2012年からそれぞれ出走可能になった[7]ほか、2005年からは外国馬も出走可能な国際競走となった[8]

競走条件

以下の内容は、2025年現在[2][3][9]のもの。

出走資格:サラ系4歳以上

  • JRA所属馬
  • 地方競馬所属馬(2頭まで)
  • 外国調教馬(優先出走)

負担重量:別定

  • 57kg、牝馬2kg減
    • 2024年5月4日以降のGI競走(牝馬限定競走を除く)1着馬3kg増、牝馬限定GI競走またはGII競走(牝馬限定競走を除く)1着馬2kg増、牝馬限定GII競走またはGIII競走(牝馬限定競走を除く)1着馬1kg増
    • 2024年5月3日以前のGI競走(牝馬限定競走を除く)1着馬2kg増、牝馬限定GI競走またはGII競走(牝馬限定競走を除く)1着馬1kg増
    • (ただし2歳時の成績を除く)

賞金

2025年の1着賞金は4300万円で、以下2着1700万円、3着1100万円、4着650万円、5着430万円[2][3]

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歴史

要約
視点
  • 1984年 - 4歳以上の馬による重賞(GIII[注 2])として創設、東京競馬場の芝1800mで施行[5]
  • 1993年 - 混合競走に指定、外国産馬が出走可能になる[1]
  • 2001年 - 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走資格を「3歳以上」に変更[1]
  • 2005年 - 国際競走に変更され、外国調教馬が5頭まで出走可能となる[8]
  • 2007年 - 日本のパートI国昇格に伴い、外国調教馬の出走枠が9頭に拡大[10]
  • 2012年 - 特別指定交流競走となり、地方競馬所属馬が2頭まで出走可能になる[7]
  • 2020年 - COVID-19の流行により「無観客競馬」として開催[11]
  • 2022年 - 「エリザベス女王即位70年記念」の副題を付して施行。
  • 2023年 ‐ この年から負担重量を「グレード別定」に変更され、斤量も3歳53kg、4歳以上57kg(牝馬2kg減)に変更された。
  • 2025年
    • 施行時期を5月に、出走条件も4歳以上にそれぞれ変更。
    • 施行日を1999年以来再び土曜日に変更すると共に、NHKマイルカップ前日に施行。

歴代優勝馬

距離はすべて芝コース。

優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記に揃えている。競馬場及び距離は全て東京競馬場芝1800mで施行。

さらに見る 回数, 施行日 ...
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脚注・出典

外部リンク

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