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白山大賞典

金沢競馬場で開催される地方競馬の重賞(JpnIII)競走 ウィキペディアから

白山大賞典
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白山大賞典(はくさんだいしょうてん)は、金沢競馬場で施行される地方競馬重賞競走ダートグレード競走JpnIII)である。農林水産省が賞を提供しているため、正式名称は農林水産大臣賞典 白山大賞典と表記される。競走名は金沢競馬場のある石川県岐阜県に跨ってそびえる白山に由来。

概要 白山大賞典, 開催国 ...

副賞は、農林水産大臣賞、石川県知事賞、日本中央競馬会理事長賞、日本馬主協会連合会長奨励賞、日本地方競馬馬主振興協会会長賞、地方競馬全国協会理事長賞、NAR生産牧場賞、全国公営競馬主催者協議会会長賞、(一社)石川県馬主協会長賞(2024年)[2]

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概要

要約
視点

1981年に第1回が開催され、以後金沢競馬場最大の競走として長らく親しまれている。

1997年ダートグレード競走GIIIに認定され、2100mに距離短縮となった。本競走を前哨戦としてJBCクラシックへ向かう出走馬も多い。

1998年以降、2000年2002年2004年2006年2010年2012年2014年2021年と地方競馬所属馬が2着に食い込む健闘を見せている。地元所属馬が優勝から遠ざかっているのが課題であるが、それでもダートグレードレースとしては比較的地元も含めた地方所属馬が活躍している(金沢所属馬については地元の重賞も比較的長距離が多いために、近年ダートの長距離に適性がある中央馬が転入している事も影響している)。なお、後述の理由で2007年は地元金沢所属馬が優勝した。

2003年優勝馬イングランディーレが翌年の天皇賞・春勝利、2004年優勝馬タイムパラドックスが翌月のジャパンカップダート勝利と2年連続でこのレースの勝ち馬がG1勝利馬となった。それ以後も、スマートファルコンニホンピロアワーズといった後のGI級競走優勝馬を輩出している。

条件・賞金(2024年)

条件
サラブレッド系3歳以上。
負担重量[3]
別定。3歳51kg、4歳以上54kg、牝馬2kg減を基本に、以下の通り負担増となる。ただし2歳時の成績を除く
  1. 本年9月18日以前のGI/JpnI競走1着馬は5kg増、GII/JpnII競走1着馬は3kg増、GIII/JpnIII競走1着馬は1kg増。
  2. 上記重量に加え、G/Jpn競走通算3勝以上馬は1kg増、更に2勝ごとに1kg増。
  3. 負担重量の上限は3歳57kg、4歳以上60kg、牝馬2kg減。
賞金額
1着3000万円、2着960万円、3着480万円、4着360万円、5着300万円、着外25万円[1]

過去の賞金額

中央競馬・地方競馬全国指定交流競走に指定された1997年以降

さらに見る 回数, 総額賞金 (万円) ...

※ここで示される総額賞金には、着外賞金は含まれていない。着外賞金は2015年が10万円[4]、2016年 - 2019年は21万円[5][6][7][8]、2020年以降は22万円[9][10][11]

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歴史

  • 1981年 - サラブレッド系4歳(現・3歳)以上による重賞競走・白山大賞典が創設され、金沢競馬場・ダート2300mで施行。
  • 1982年 - 施行距離をダート2600mに変更。
  • 1997年
    • 中央競馬地方競馬全国交流競走に指定。
    • ダート競走格付け委員会によりGIII(統一GIII)に格付け。
    • 施行距離をダート2100mに変更。
  • 2003年 - 出走条件を「サラブレッド系3歳以上10歳以下」から「サラブレッド系3歳以上」に変更。
  • 2007年 - 10月9日に予定されていたが、馬インフルエンザの影響でダートグレード競走としては実施せず、金沢競馬所属馬限定戦として行われた。優勝賞金も2500万円から400万円に減額となった。
  • 2008年 - 国際セリ名簿基準委員会(ICSC)の勧告に伴う重賞の格付け表記の変更により、統一グレード表記をJpnIIIに変更。
  • 2023年 - 優勝賞金が2500万円に増額。

歴代優勝馬

さらに見る 回数, 施行日 ...
  • 優勝馬の馬齢2000年以前は旧表記、2001年以降は現表記を用いる。
  • Rはコースレコードを示す。
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出典

関連項目

外部リンク

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