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ステイヤーズステークス
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ステイヤーズステークスは、日本中央競馬会(JRA)が中山競馬場で施行する中央競馬の重賞競走(GII)である。競馬番組表での名称は「スポーツニッポン賞 ステイヤーズステークス」と表記している[1][2]。
競走名の「ステイヤー(Stayer)」は、「耐える者」を意味する英語[3]。競馬界ではこれが転じて「(主に3000m以上の)長距離を得意とする馬」という意味で使われている。
また1994年から寄贈賞を提供するスポーツニッポン新聞社は、東京・大阪・福岡に発行拠点を持ち朝刊スポーツ紙を手掛ける毎日新聞グループの会社。
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概要
距離は中山競馬場の芝内回りコースを2周する3600mで、現存する日本国内の平地競走では最長距離で行われる[4][5][注 1]。優勝馬のタイムも概ね3分40秒 - 4分程度となり、日本の競馬の競走では優勝タイムが長くかかる競走のひとつである[注 2]。
1967年に創設され、1984年のグレード制導入に伴いGIII[注 3]に格付けされた[4][5]。創設当初は初秋の中山開催(1968年のみ5月開催)だったが、1972年から12月の中山開催に変更された[4][5]。
1997年からGIIに格上げ、あわせて負担重量もハンデキャップから別定に改められた[4][5]ことにより、有馬記念を目指す馬にとって重要な前哨戦のひとつとなった[4][5]。
1993年から外国産馬が、1997年から地方競馬所属馬が出走可能になったほか、2005年から外国馬も出走可能になった[4]。
競走条件
出走資格:サラ系3歳以上
- JRA所属馬
- 地方競馬所属馬(認定馬のみ、2頭まで)
- 外国調教馬(8頭まで、優先出走)
負担重量:別定
- 3歳55kg、4歳以上57kg、牝馬2kg減
- 2016年12月3日以降のGI競走(牝馬限定競走を除く)1着馬2kg増、牝馬限定GI競走またはGII競走(牝馬限定競走を除く)1着馬1kg増
- 2016年12月2日以前のGI競走(牝馬限定競走を除く)1着馬1kg増(2歳時の成績は除く)
賞金
2024年の1着賞金は6200万円で、以下2着2500万円、3着1600万円、4着930万円、5着620万円[1][2]。
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歴史
要約
視点
- 1967年 - 4歳以上の馬による重賞競走「ステイヤーズステークス」として創設、中山競馬場の芝3600mで施行[4]。なお同時期に英国のゴールドカップおよび中山競馬倶楽部時代の中山四千米にヒントを得た『日本最長距離ステークス』も創設。
- 1968年 - この年のみ、「5歳以上」の出走条件で5月に開催[6]。
- 1971年 - 馬インフルエンザの影響により開催中止。
- 1976年 - 日本最長距離ステークスが廃止され、中央競馬の平地競走において最も長い距離を走るレースとなる。
- 1984年 - グレード制施行によりGIII[注 3]に格付け[4]。
- 1993年 - 混合競走に指定[6]。
- 1994年 - 名称を「スポーツニッポン賞 ステイヤーズステークス」に変更。
- 1997年
- 2001年 - 馬齢表記を国際基準へ変更したのに伴い、競走条件を「3歳以上」に変更[6]。
- 2005年 - 国際競走に指定され、外国馬が出走可能になる[7]。
- 2007年 - 日本のパートI国昇格に伴い、格付表記をJpnIIに変更[8]。
- 2009年 - 格付表記をGII(国際格付)に変更[9]。
歴代優勝馬
距離はすべて芝コース。
優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記に揃えている。
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脚注・出典
外部リンク
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