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ブレット・フィリップス (野球)
アメリカ合衆国の野球選手 ウィキペディアから
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ブレット・マーベリック・フィリップス(Brett Maverick Phillips, 1994年5月30日 - )は、アメリカ合衆国フロリダ州ピネラス郡セミノール出身のプロ野球選手(投手)。右投左打。アメリカ独立リーグのクレーボーン・レイルローダーズ所属。
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経歴
要約
視点
プロ入りとアストロズ傘下時代
2012年のMLBドラフト6巡目(全体189位)でヒューストン・アストロズから指名され、プロ入り。契約後、傘下のルーキー級ガルフ・コーストリーグ・アストロズでプロデビュー。54試合に出場して打率.251、13打点、7盗塁を記録した。
2013年はアパラチアンリーグのルーキー級グリーンビル・アストロズとA級クアッドシティーズ・リバーバンディッツでプレーし、2球団合計で41試合に出場して打率.242、12打点、5盗塁を記録した。
2014年はA級クアッドシティーズとA+級ランカスター・ジェットホークスでプレーし、2球団合計で130試合に出場して打率.310、17本塁打、68打点、23盗塁を記録した。
2015年はA+級ランカスターとAA級コーパスクリスティ・フックスでプレーした。
ブルワーズ時代

(2017年7月25日)
2015年7月30日にカルロス・ゴメス、マイク・ファイヤーズとのトレードで、ドミンゴ・サンタナ、ジョシュ・ヘイダー、エイドリアン・ハウザーと共にミルウォーキー・ブルワーズへ移籍した[2]。移籍後は傘下のAA級ビロクシ・シャッカーズでプレーし、移籍前を含めた3球団合計で120試合に出場して打率.309、16本塁打、77打点、17盗塁を記録した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、サプライズ・サグアロスに所属した。さらに11月に開催の第1回WBSCプレミア12アメリカ合衆国代表に選出された。
2016年はAA級ビロクシでプレーし、124試合に出場して打率.229、16本塁打、62打点、12盗塁を記録した。オフには2年連続でアリゾナ・フォールリーグに参加し、ソルトリバー・ラフターズに所属した。11月18日にはルール・ファイブ・ドラフトでの流出を防ぐために40人枠入りした[3]。
2017年は開幕からAAA級コロラドスプリングス・スカイソックスでプレーし、6月5日にメジャー初昇格を果たした[4]。同日のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦にて「8番・中堅手」で先発出場してメジャーデビューし、この試合で初安打も放った[5]。この年メジャーでは37試合に出場して打率.276、4本塁打、12打点、5盗塁を記録した[6]。また、中堅の守備中での送球で104.0mph(約167.3km/h)を計測したが、これはスタットキャスト導入後では2017年の最速かつ史上2位の速さだった[7][8]。
ロイヤルズ時代
2018年7月27日にマイク・ムスタカスとのトレードで、ホルヘ・ロペスと共にカンザスシティ・ロイヤルズへ移籍した[9]。
レイズ時代
2020年8月27日にルーシャス・フォックスとのトレードで、タンパベイ・レイズへ移籍した[10]。シーズン打率.196、ポストシーズンでも守備固めでの出場が大半だったが、ロサンゼルス・ドジャースとのワールドシリーズ第4戦では逆転サヨナラ打を放ち、脚光を浴びた[11]。
2022年5月10日のロサンゼルス・エンゼルス戦では試合終盤で登板し、本来とは反対の左打席に入ったアンソニー・レンドンに本塁打を浴びてしまい、8月1日にホセ・シリの加入に伴いDFAとなった[12]。
オリオールズ時代
2022年8月2日に金銭トレードで、ボルチモア・オリオールズへ移籍した[13]。20日にDFAとなり、22日にマイナー契約となった[14][15]。
エンゼルス時代
2023年1月9日にオースティン・ウォーレンと入れ替わる形で、ロサンゼルス・エンゼルスと単年契約を結んだ。年俸は120万ドル。同時にレンドンと再会することとなった。5月6日のテキサス・レンジャーズ戦では外野手として出場していたが、9回2死から登板。この時点でチームは0-8と大量失点しており、投手がいなくなったための措置であった。最初の打者に右前打を浴び、続く打者には押し出し四球を与えたものの、3人目の打者をセンターフライに抑えた。球速は74mph(約119km/h)前後で、球種は全てスライダーだった[16]。5月20日にDFAとなり、5月24日にマイナー契約を結び直してAAA級ソルトレイク・ビーズに送られた。9月6日に再昇格する。これにより、2018年7月27日のトレード相手でもあるムスタカスと共にプレーすることになった。オフの10月16日に40人名簿から外され、AAA級ソルトレイクに送られたが、同日中にDFAとなった。
ホワイトソックス傘下時代
2024年1月8日にシカゴ・ホワイトソックスとマイナーリーグ契約を結び、同日中にAAA級シャーロット・ナイツへ配属された。5月4日にFAとなった。
ヤンキース傘下時代
2024年7月30日にニューヨーク・ヤンキースと投手としてマイナー契約を結んだ。8月1日にA-級タンパ・ターポンズへ配属された。オフの11月4日にFAとなった[6]。
独立リーグ時代
2025年5月2日にアメリカン・アソシエーション(アメリカ独立リーグ)のクレーボーン・レイルローダーズと契約を結んだ[17]。
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選手としての特徴
選球眼に優れた一番打者タイプであり、パワーは無いが外野の間を抜く長打は多い[18]。中堅守備はケビン・キアマイアー級と評するスカウトもいた[19]。通算打率は2022年シーズン終了時点で2割に満たず、打撃の確実性を上げることが課題である。
主に外野手としてプレーしているが、投手としてのメジャー登板経験も4度あり、97マイルの速球を投げることができるため、自身を二刀流選手と自称し「オレはアメリカン・オオタニだ」と豪語している[20]。
詳細情報
年度別打撃成績
- 2024年度シーズン終了時だけど今は2025最新版
ポストシーズン打撃成績
- 2024年度シーズン終了時
年度別投手成績
- 2024年度シーズン終了時
年度別守備成績
- 投手守備
- 外野守備
- 2021年度シーズン終了時
背番号
- 33(2017年 - 2018年途中)
- 14(2018年途中 - 2020年)
- 35(2021年 - 2022年途中)
- 66(2022年 - 同年終了)
- 8(2023年)
代表歴
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脚注
関連項目
外部リンク
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