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万葉植物園

万葉集に詠まれる植物を植栽した植物園 ウィキペディアから

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万葉植物園(まんようしょくぶつえん)は植物園の一種で『万葉集』に収録されるに詠まれている植物(これを万葉植物という)を植栽し観賞を主なる目的とする。

概要

万葉集の歌は4500首以上あり、詠まれる草木は150種におよぶ[1]。また一説には1500首以上で約170種が詠まれる[2][3]。 詠まれる草木は頻度の多いものでハギ141首、ウメ118首、コウゾおよび「ヌバタマ」[注釈 1]がそれぞれが81首など、またカタクリシキミなど僅か1首しか詠まれないものもある[4]

万葉植物園はこれらに草木を植栽し市民への観賞に供する事を目的に主に地方公共団体社寺が維持運営している。

多くの植物園では植物の和名の呼称と共に歌を掲示しており、観賞や観察し当時の詠み人を偲ぶことができる。万葉植物園は日本の各地にあり、宮城県黒川郡大衡村の「昭和万葉の森」のような総面積23ヘクタールにおよぶものもある[5]。多くの場所は一般公開され100種から150種程度の草木を季節を問わず観ることができる。春日大社の「萬葉植物園」が日本で最初のものである[6]

一覧

要約
視点

この一覧は万葉植物園の名称でなくとも、歌に出てくる植物を集めて植栽する公園なども含めて挙げる。北海道、沖縄の万葉植物園が見当たっていないため項目から外している。

東北地方

関東地方

中部地方

近畿地方

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春日大社 萬葉植物園
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春日大社 萬葉植物園
1932年(昭和7年)開園、日本最初[6][19]

中国地方

四国地方

九州地方

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脚注

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