トップQs
タイムライン
チャット
視点
百識王
ウィキペディアから
Remove ads
『百識王』(ひゃくしきおう)は、フジテレビ系列で放送されていた知的情報バラエティ番組[1]。製作局のフジテレビでは2006年10月18日(17日深夜)から2013年9月18日(17日深夜)まで、毎週水曜日未明(火曜深夜、JST)に放送されていた。
番組名は、番組開始から1年半(2008年3月まで)は「百識〜百で知るひとつの知識〜」であったが、2008年4月に「百識王」に改題された。
Remove ads
概要
毎回ひとつのテーマを取り上げ、そのテーマに関する知識を基本的に穴埋めのクイズ形式で学ぶ。クイズには「百識団」の団員が口頭で解答していくが、たとえ正解が出なくてもある程度時間が経ったら正解が発表される。番組開始当初(2007年3月まで)は番組名の通り第1識から第100識までの100問ちょうどが出題された。
出演者が着用していた学生服は季節ごとに新調されていた。
出演者
顧問
- 井ノ原快彦(20th Century) - 番組内では「イノッチ先生」として出演。
ナレーター
百識団団員
- 2006年10月 - 2007年9月
- 下記の3人に加え、テーマごとにジャニーズJr.から2人がゲスト出演。(所属グループは当時)
- 藤ヶ谷太輔(Kis-My-Ft2)- お台場学園高校3年生、百識団団長(第5回から)
- 有岡大貴(J.J.Express) - お台場学園高校2年生
- 加藤冠(ジャニーズJr.)- お台場学園高校1年生
- 2007年10月 - 2008年3月
- Hey! Say! JUMPからテーマごとに5人が出演。
- 2008年4月 - 2013年9月
![]() | この節の加筆が望まれています。 |
Remove ads
放送内容
2006年度
- 1つのテーマを前後編の2回に分けて放送。穴埋めのクイズ形式で、前後編合わせて100問ちょうどが出題される。
- 前編の冒頭と後編の終盤では出演者によるミニドラマが行われる。舞台は、お台場学園高校公認の同好会「百識団」の部室。部屋の中央には、開いた人物が知りたいことについて100の設問で解説してくれる不思議な本「百識」が置かれ、百識団は100の設問の答えを埋めていくことで百識を「完成=コンプリート」することを目的に活動している。
- 第1回から第12回までのオープニングでは、角度を変えて見ると丸にも四角にも三角にも見える物体を提示しながら「世の中のあらゆる事柄は、ひとつの角度だけでは、その真の姿を知ることはできない」と話すナレーションで始まり、百識の最初のページに「汝、百の答えを用意せよ さすればすべてを与えん」と記されていることを紹介。番組内では、百識が出題する問題に百識団が答えていくという設定で出題された。
- 第13回のミニドラマで、百識は中身の無い形に進化し「我、ベートーヴェンの百識を欲す。汝らに与えられし時間は7つの昼と夜」と話した。これをきっかけに以降は、テーマに関する知識をイノッチ先生や百識団が各自1週間かけて調べ、問題を出し合って答えていくという設定となった。
- 各回の最後には「気になる百識を百秒で検証」と題し、出題された問題に関する場所へ団員1人がロケに行く100秒間[2]のVTRが放送された(一部の回を除く)。
- 第21回は「期末テストスペシャル」と題し、イノッチ先生が2006年度に出題された問題の中から23識を出題。また、百識団から「イノッチの百識」として4識が出題された。
2007年度
- 前年度と同様、1つのテーマを前後編の2回に分けて放送(第48回を除く)。基本的に穴埋めのクイズ形式で出題されるが、穴埋め以外のクイズを出題するコーナーも行われたほか、出題数は100問に満たなくなった。また、トークやVTR中に登場した内容も(クイズとして出題されなくても)「1識」としてカウントしテロップで表示。通算では第100識を超える回も超えない回もあった。
- 各回の冒頭では出演者によるミニドラマが行われる(一部の回を除く)。舞台は前年度と同じく百識団の部室。部屋の中央に「百識」が置かれている。
- 出題は、第12回までのように百識が出題する設定と、第13回からのように各自が調べたものを出題する設定が混在していた。
- 各回の中盤では「潜入百識」と題し、出題された問題に関する場所へ団員2人(第46 - 47回は3人)がロケに行くVTRが放送された(一部の回を除く)。時間は前年度の100秒間から大幅に長くなった。VTRは、ロケを通して感じたことを「今週の俺識」としてコメントし締めくくられる。
- 第55回は「2007年ベスト百識」と題し、2007年(前年度も含む)に出題された問題の中からイノッチ先生や団員が選んだ問題が放送された。
- 第66回は「学期末スペシャル」と題し、今年度の団員の活躍をイノッチ先生が通信簿で評価するという設定で、2007年度(課外授業も含む)のロケVTRの中から厳選して放送された。
2008年度
- 番組タイトルが「百識王」に改題。毎週(まれに2週に渡って)異なるテーマを取り上げるようになった。
- 各回の冒頭や中盤では出演者によるミニドラマが行われる。舞台は前年度までと変わり、基本的にお台場学園高校の学食で行われるようになった。なお、出題は前年度までと同様、百識団の部室で行われる。
- イノッチ先生や団員の1人が司会となり、講義をする形で進行。前年度までと同様に基本的に穴埋めのクイズ形式で出題するほか、関連する知識を出演者全員で体験して学ぶ場面も増えるようになった。問題番号のカウントは行われなくなった。
- 各回の中盤にはロケのVTRも放送され(一部の回を除く)、前期は「王様のワガママ」と題し、団員が王様からの司令をクリアするという形でロケが行われた。
- 第89回では「百識王〜SideB〜」と題したドラマのほか、「名場面」として2008年度前期のロケVTRの中から厳選して放送された。
- 第102回「新幹線」は番組初の2時間スペシャルで放送。通常の深夜枠ではなく、12月31日の13:30 - 15:30に放送された[3]。百識団団員として、レギュラーの戸塚、山下、高田、真田、藤ヶ谷、岡本に加え、千賀健永、玉森裕太、宮田俊哉、北山宏光が出演した。放送に収まらなかった内容は第105回で「特別編」として放送された。
2009年度
- 前年度まで行われていたミニドラマは行われなくなった。
- 基本的に前年度と同様に講義をする形で進行するが、特別講師を呼ぶ回も出てくるようになった。また、クイズが出題されない回も出てくるようになった。
- 第116回で「ゆるゲー」(誰でも簡単にできるゆるいゲームのこと)を特集して以降、ゆるゲーの特集がシリーズ化。また、その他の一部の回でも、番組終盤や冒頭に「今週のゆるゲー」と題し団員がゆるゲーを行うコーナーが設けられた。2010年1月には、紹介したゆるゲーを集めた書籍『百識王presents 完全攻略(秘)ノート ゆるゲー傑作選』(ISBN 978-4-594-06116-6)が発行された。
2010年度
2011年度
2012年度
2013年度
Remove ads
ネット局
最終回までのネット局
過去のネット局
- 北海道文化放送(uhb) - 2007年9月まで火曜 1:40 - 2:10(月曜深夜)→ 2007年10月から2008年3月まで火曜 1:30 - 2:00(月曜深夜) → 2008年4月から火曜 1:25 - 1:55(月曜深夜)に放送されていたが、2009年10月6日(5日深夜)放送の第138回「コメ」をもって打ち切り。
- 関西テレビ(KTV) - 2011年3月31日(30日深夜)放送の第202回「常識アップデート」をもって打ち切り。
- 大分放送(OBS、TBS系列)
- 富山テレビ(BBT) - 木曜 1:45 - 2:15(水曜深夜)に36日遅れで放送されていたが、2012年9月27日(26日深夜)放送の第269回「監視カメラ」をもって打ち切り。
- 岩手めんこいテレビ(mit) - 水曜 0:35 - 1:05(火曜深夜) → 水曜 0:40 - 1:10(火曜深夜)に21日遅れで放送されていたが、2012年10月17日(16日深夜)放送の第273回「涙」をもって打ち切り。
- 沖縄テレビ(OTV) - 2012年3月26日まで月曜 16:23 - 16:53に放送されていたが、その後は不定期放送。
- サガテレビ(STS) - 2012年3月23日まで土曜 1:05 - 1:35(金曜深夜)に放送されていたが、その後は不定期放送。
Remove ads
スタッフ
最終回までのスタッフ
- 構成:小笠原英樹、酒井健作、荻森淳、杉本みな子
- リサーチ:杉山浩子、上村知子、日髙大介、石渡智大
- TD・SW:長田崇(フジテレビ)
- CAM:前田正道(フジテレビ)
- VE:大西幸二(八峯テレビ)
- AUD:鈴木雄一郎(フジテレビ)
- LD:小林敦洋(フジテレビ)
- 美術制作:古江学(フジテレビ、以前は美術プロデューサー)
- デザイン:棈木陽次(フジテレビ、以前はセットデザイン)
- 美術進行:石田博己
- 大道具:村上公志
- 装飾:武田宏樹
- 衣装:珍田愉華
- アクリル装飾:山田隼人
- ヘアメイク:大高里絵
- 編集:石井公二
- MA:水野学
- 音効:星裕介
- TK:江野澤郁子
- CG:富井真
- ペイント:吉澤真純
- 制作協力:ガスコイン・カンパニー(2008年9月まではBe-WILD、分社会社制移行により移管)、HIHO-TV
- 技術協力:4-Legs、fmt(2013年6月までは八峯テレビおよびFLT)、SUNPHONIX、IMAGICA、J-crew
- 協力:ジャニーズ事務所
- 監修:菅剛史(ガスコイン・カンパニー)
- AD:山本希江、高橋純平、数納はるな
- ディレクター:三宅佑治(NOAH)、志賀一寿(クロスロード)、井上侑也(ガスコイン・カンパニー)
- 演出:疋田雅一(HIHO-TV)
- プロデューサー:金井尚史(フジテレビ)
- チーフプロデューサー:挾間英行(フジテレビ、2012年10月9日 - )
- 制作:フジテレビバラエティ制作センター
過去のスタッフ
- 構成:オークラ、細田マサシ
- リサーチ:窪田華林
- TD・SW:勝村信之(フジテレビ)
- CAM:藤枝直人(フジテレビ)、田辺絢一(フジテレビ)
- VE:小田島健秀、末永丈士(フジテレビ)
- AUD:戸田裕生(フジテレビ)、福田暁史(フジテレビ)
- LD:松岡慶子
- 美術プロデューサー:堀部信行
- 美術進行:塚原淳司、平山雄大
- 装飾:福留克年、高橋尚孝
- アクリル装飾:松本健
- ヘアメイク:久保田裕子、齋藤久子
- 編集:横山勇介
- MA→音響効果:若月正幸
- 音効:温水義成
- CG:水野美和子
- AD:浦川瞬(ガスコイン・カンパニー)、鶴岡丈志(ガスコイン・カンパニー)、渡邊豪紀(NOAH)、
- 制作協力:D:COMPLEX
- 制作進行:大川幸子
- ディレクター:荒木浩二(D:COMPLEX)
- 演出:田中孝明(フジテレビ)
- プロデューサー:大川泰(D:COMPLEX)
- チーフプロデューサー:神原孝(フジテレビ)
Remove ads
スピンオフ番組
要約
視点
がんばれニッポン!W杯バレーでJUMP〜百識課外授業〜
2007年ワールドカップバレーボール開幕前のPR番組として制作・放映された10分枠の帯番組。フジテレビ系列で2007年10月22日から10月25日までと10月29日から11月1日までの23:30 - 23:40[7](JST)に放送された。
同大会のスペシャルサポーターを務めるHey! Say! JUMPのメンバーが、バレーボール日本代表チームの情報を中心としたテーマの「百識」を解いていく。Hey! Say! JUMPのメンバーが全日本女子バレーボールチームの練習会場に突撃ルポを敢行する様子も放送された。
- 出演者
- 顧問:井ノ原快彦(20th Century)
- 百識団:Hey! Say! JUMP
- ゲスト(10月23日 - 25日放送分):三屋裕子、青山繁
〜百識特別授業〜Hey! Say! JUMPのすべて
百識団団員であるHey! Say! JUMPと、発売を目前に控えた同グループのデビューシングル『Ultra Music Power』のPRを目的に企画された30分枠の特別番組。フジテレビ系列で、全日本女子バレーボールチームの前日の試合内容を紹介するハイライト番組の直前となる、2007年11月10日 16:00 - 16:30(JST)に放送された。
「百識」本編や「課外授業」を再編集した内容のほか、2007年ワールドカップバレーボール大会開幕前日より、同大会のスペシャルサポーターを務めるHey! Say! JUMPメンバーらに取材班が同行。彼らの行動のほか、大会開幕試合の直前に東京体育館で披露した『Ultra Music Power』の完全バージョンも放送された。
- 出演者
- ナレーター
がんばれニッポン!北京へJUMP〜百識王特別集中講義〜
2008年北京オリンピックのバレーボール競技・世界最終予選開幕前のPR番組として制作・放映された10分枠の帯番組。フジテレビ系列で2008年5月12日から5月15日までの23:30 - 23:40(JST)に放送された。
同大会のスペシャルサポーターを務めるHey! Say! JUMPのメンバーが、バレーボール日本代表チームの情報を中心としたテーマの「百識」を解いていく。
- 出演者
- 司会:山田涼介(Hey! Say! JUMP)
- 顧問:井ノ原快彦(5月12日放送分のみ)
- 百識団:Hey! Say! JUMP(髙木雄也は除く)
Remove ads
関連商品
- 『百識王presents 完全攻略(秘)ノート ゆるゲー傑作選』(ISBN 978-4-594-06116-6) 2010年1月26日発行
脚注
外部リンク
Wikiwand - on
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Remove ads