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福島牝馬ステークス
日本の中央競馬の平地重賞競走(GⅢ) ウィキペディアから
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福島牝馬ステークス(ふくしまひんばステークス)は、日本中央競馬会(JRA)が福島競馬場で施行する中央競馬の重賞競走(GIII)である。

概要
2004年に行われた牝馬競走体系の整備により、牝馬の出走機会を広げ牝馬路線の充実を図ることを目的として新設された4歳以上の牝馬による重賞競走[4][5][6]。東日本大震災の影響で新潟競馬場に移された2011年及び福島県沖地震の影響で新潟競馬場に移された2021年を除き、福島競馬場の芝1800mで行われている[5][6]。なお、本競走と入れ替わりに同時期に同条件で施行されていたカブトヤマ記念が廃止となっているが、回次は本競走に引き継がれず新設扱いとなっている。
2006年にヴィクトリアマイルが創設されると、本競走はヴィクトリアマイルの前哨戦として位置づけられるようになり、2014年からは本競走の1着馬にヴィクトリアマイルの優先出走権が与えられるようになった[4][5][6]。
創設時から外国産馬が出走可能なほか、地方競馬所属馬は2006年から[7]、外国馬は2007年からそれぞれ出走可能になった[8][6]。
競走条件
出走資格:サラ系4歳以上牝馬
- JRA所属馬
- 地方競馬所属馬(後述)
- 外国調教馬(優先出走)
負担重量:別定
- 日本馬:54kg、収得賞金3000万円超過馬は超過額2000万円毎1kg増
- 外国馬:54kg、GI競走1着馬5kg増、GII競走1着馬3kg増、GIII競走1着馬1kg増(2歳時の成績を除く)
ヴィクトリアマイルのステップ競走に指定され、地方競馬所属馬はヴィクトリアマイルの出走候補馬が3頭まで出走可能[5][6]。また、地方競馬所属馬は本競走で2着以内の成績を収めるとヴィクトリアマイルに優先出走できる[9]。
賞金
2025年の1着賞金は4000万円で、以下2着1600万円、3着1000万円、4着600万円、5着400万円[2][3]。
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歴史
要約
視点
- 2004年 - 4歳以上の牝馬による重賞競走(GIII[注 1])として新設、福島競馬場の芝1800mで施行[5]。
- 2006年 - 指定交流競走およびヴィクトリアマイルのステップ競走に指定され、地方競馬所属馬(ヴィクトリアマイルの出走候補馬)が3頭まで出走可能になる[7]。
- 2007年 - 国際競走に変更され、外国調教馬が8頭まで出走可能になる[8]。
- 2011年 - 東日本大震災および福島第一原子力発電所事故の影響による福島競馬の開催中止に伴い、新潟競馬場で施行。
- 2014年 - この年から1着馬にヴィクトリアマイルの優先出走権を付与[5]。
- 2020年 - COVID-19の感染拡大防止のため「無観客競馬」として実施[10]。
- 2021年 - 福島県沖地震の影響による福島競馬の開催中止に伴い、新潟競馬場で施行[11]。
- 2022年 - 福島県沖地震の影響による福島競馬場の安全確認及び復旧工事に伴い、「無観客競馬」として実施[12]。
- 2023年 - 2019年以来4年ぶりに福島競馬場で有観客で開催。
- 2025年 - この年より施行日を2005年以来再び日曜日に変更されるとともに、皐月賞と同日開催になる。
歴代優勝馬
コース種別を表記していない距離は、芝コースを表す。
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脚注・出典
外部リンク
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