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オースミコスモ

日本の競走馬 ウィキペディアから

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オースミコスモ(欧字名:Osumi Cosmo1999年4月23日 - 2024年12月17日)は、日本競走馬繁殖牝馬[1]。主な勝ち鞍に2003年関屋記念2004年中山牝馬ステークス福島牝馬ステークス

概要 オースミコスモ, 欧字表記 ...

馬名の由来は、冠名+宇宙を表す「コスモ」。

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戦歴

要約
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2歳(2001年)

栗東の中尾正厩舎に入厩し、2001年10月7日京都芝1600mの新馬戦でデビュー。6番人気ながら上がり最速で追い込んでデビュー戦を制す。鞍上の常石勝義は40戦中20戦で手綱を取ることになる。2戦目の赤松賞は1番人気に応えて2馬身1/2差で1着、2戦2勝とする。次走は2歳女王決定戦の阪神ジュベナイルフィリーズは2番人気で出走、好位でレースを進めるが3着に敗れGI制覇を逃す。

3歳(2002年)

3歳初戦は桜花賞トライアルのチューリップ賞後藤浩輝鞍上で出走、阪神ジュベナイルフィリーズを制したタムロチェリーを抑えて1番人気になるが逃げるヘルスウォールを捉えられず2着となる。続くクラシック一戦目桜花賞は11着と惨敗、初めて2桁着順となる。常石に鞍上が戻ったスイートピーステークスは、馬体重は過去最低の410kgでの出走となったが好位から1馬身1/4抜け出し1着、オークスの優先出走権を獲得するが、本番のオークスは14着と惨敗する。秋は新潟競馬場での代替開催となった紫苑ステークスから始動し、3番手から1馬身差をつけ勝利。牝馬三冠皆勤となった秋華賞は0.9秒差の7着に敗れる。初の古馬、新馬戦以来の混合戦となった中日新聞杯は9着となるが、連闘で臨んだ阪神牝馬ステークスは9番人気ながら2着に入る。

4歳(2003年)

4歳初戦となった京都牝馬ステークスは0.2秒差の5着、武豊に乗り替わった中山牝馬ステークスは1番人気に推されるが4着に敗れる。続くダービー卿チャレンジトロフィーミルコ・デムーロが騎乗し13着、再び常石に戻った安田記念は15着と2戦連続2桁着順となる。米子ステークスは3着、NSTオープン5着となり、関屋記念に出走、単勝53.4倍、8番人気と低評価だったが、好位でレースを進め先に抜け出したアドマイヤマックスを交わすと、エイシンハリマオーの追撃を半馬身差振り切り、初重賞制覇を果たす。なお、鞍上の常石にとっては最後の重賞制覇となった。続く、京成杯オータムハンデキャップは3着に入る。府中牝馬ステークスは2番人気で4着、マイルチャンピオンシップは12着、阪神牝馬ステークスは9着となる。

5歳(2004年)

中1週での出走となった京都金杯は6着、京都牝馬ステークス9着と敗れ、次走・小倉大賞典本田優に乗り替わる。7番人気でのレースとなり、勝ったメイショウバトラーには5馬身離されるが2着に入ると、蛯名正義が騎乗となった中山牝馬ステークスを9番人気で出走、レースは馬群を割って伸びてきたハッピーパスを外から差し切り1着、重賞2勝目を挙げる[2]。次走の第1回福島牝馬ステークスでも蛯名が手綱を取る。別定戦で他より2kg以上重い57kgでの出走となったが、4コーナーで前に並びかけ、直線半ばで先頭に立つとマイネヌーヴェルの強襲を1馬身1/4振り切り連勝、重賞3勝目を飾る。3か月ぶりのレースとなった北九州記念は4着、続くクイーンステークスは1番人気で7着に敗れる。その後は、府中牝馬ステークス6着、エリザベス女王杯6着、阪神牝馬ステークス10着と掲示板を逃す。

6歳(2005年)

6歳になってもコンスタントにレースに出走するが入着もできないレースが続き、4年連続出走となった阪神牝馬ステークス9着を最後に引退。年が明けた2006年1月12日に登録を抹消され、繁殖牝馬となる[3]。引退までに40戦を走り、中央10場のうち函館を除く9場に出走した。

引退後

現役引退後は北海道日高町の広富牧場で繁殖牝馬となった[4]

2021年10月20日付で用途変更となり繁殖牝馬を引退[4]。同26日、引退馬協会からナイスネイチャ・33歳のバースデードネーションによる受け入れ馬として決定したことが発表された[5]。北海道浦河町のCalm Days Farmに仮預託後、鹿児島県のホーストラストに移動する予定になっている[5][6]

2021年11月から引退名馬繋養展示事業の対象馬となった[7]。2024年12月16日、死亡。25歳没。

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競走成績

要約
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以下の内容は、JBISサーチ[8]およびnetkeiba.com[9]に基づく。

さらに見る 競走日, 競馬場 ...
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繁殖成績

さらに見る 馬名, 生年 ...
  • 2025年4月25日現在

血統表

オースミコスモ血統(血統表の出典)[§ 1]
父系サンデーサイレンス系
[§ 2]

フジキセキ
1992 青鹿毛
父の父
*サンデーサイレンス
Sunday Silence
1986 青鹿毛
Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
父の母
*ミルレーサー
Millracer
1983 鹿毛
Le Fabuleux Wild Risk
Anguar
Marston's Mill In Reality
Millicent

タイセイカグラ
1988 栃栗毛
*モーニングフローリック
1975 栃栗毛
Grey Dawn Herbager
Polamia
Timely Affair Bold Hour
Friendly Relations
母の母
ミリーバード
1976 栗毛
*フアバージ Princely Gift
Spring Offensive
*ラバテラ Le Haar
Begonia
母系(F-No.) ラバテラ系(FN:16-a) [§ 3]
5代内の近親交配 なし [§ 4]
出典
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脚注

外部リンク

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