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第12施設群
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第12施設群(だいじゅうにしせつぐん、JGSDF 12th Engineer Group(Construction))は、陸上自衛隊岩見沢駐屯地(北海道岩見沢市)に駐屯する第3施設団隷下の施設科部隊である。
概要
群長は1等陸佐(二)が充てられ、岩見沢駐屯地司令を兼務する。本部管理中隊、3個の施設中隊の4個中隊からなり、有事に際し全部隊の行動を容易にするため、各種の施設支援を行うことを任務とし、障害の構成・処理、掩体等の構築、渡河及び交通作業を行う[1]。
また、数多くの災害派遣に出動し、九州豪雨、北海道胆振東部地震及び東日本大震災では施設器材による瓦礫の除去や道路啓開等を行い、災害派遣活動に尽力したほか、国際平和協力活動にも貢献している[1]。
沿革
独立第532施設大隊
第102施設大隊
- 1954年(昭和29年)7月1日:独立第532施設大隊(岩見沢駐屯地)が第1施設群第102施設大隊に称号変更。
- 1961年(昭和36年)8月17日:第3施設団(南恵庭駐屯地)新編に伴い、第1施設群が同団隷下に編合。
第12施設群
- 1976年(昭和51年)3月25日:第102施設大隊を基幹として、第12施設群が岩見沢駐屯地に新編。
- 第304ダンプ車両中隊、第301地区施設隊を隷下に編合。
- 第3施設団隷属。
- ※ 編成(第12施設群本部、本部中隊、第335施設中隊~第337施設中隊、第304ダンプ車両中隊、第312施設器材中隊、第301地区施設隊(名寄駐屯地))
- 1982年(昭和57年)3月25日:第304ダンプ車両中隊が廃止。
- 1988年(昭和63年)3月25日:第301地区施設隊を廃止・改編し、第342施設中隊を名寄駐屯地に新編。
- 1996年(平成8年)3月29日:第302坑道中隊を岩見沢駐屯地に新編。
- 2000年(平成12年)3月28日:後方支援体制移行に伴い、整備部門を北部方面後方支援隊第101施設直接支援大隊第2直接支援中隊に移管。
- 2004年(平成16年)3月23日:第342施設中隊、第1施設群第341施設中隊(釧路駐屯地)を廃止・改編し、第342施設中隊を釧路駐屯地に再編。
- 2008年(平成20年)3月26日:第12施設群が新編された北部方面施設隊(南恵庭駐屯地)に編合。
- 2017年(平成29年)3月27日:機能別中隊に改編[注釈 1]。再編された第3施設団[2]に編合。
- 第335施設中隊~第337施設中隊、第312施設器材中隊(岩見沢駐屯地)を廃止・改編し、第398施設中隊「築城・障害」、第399施設中隊「機動支援」、第400施設中隊「交通」を岩見沢駐屯地に新編し、第12施設群に編合。
- 第342施設中隊(釧路駐屯地)を廃止・改編し、第14施設群隷下の第397施設中隊「交通」を釧路駐屯地に新編。
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部隊編成・駐屯地
- 第12施設群本部
- 本部管理中隊「12施群-本」
- 第398施設中隊「12施群-398」(築城・障害)
- 第399施設中隊「12施群-399」(機動支援)
- 第400施設中隊「12施群-400」(交通)
整備支援部隊
群長
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主要装備
警備隊区
脚注
関連項目
外部リンク
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