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第63回宝塚記念
競馬のGI競走 ウィキペディアから
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第63回宝塚記念(だい63かいたからづかきねん)は、2022年6月26日に阪神競馬場で行われた競馬のGI競走。タイトルホルダー(鞍上:横山和生)が優勝し、2011年に同レースでアーネストリーが記録したレコードタイム2:10.1を上回る2:09.7だった[1]。

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ファン投票
5月16日から6月5日までファン投票が行われた[2]。但し前年同様、新型コロナウイルス感染拡大防止の為、Web投票に限定された。
最終順位上位20頭は以下の通り。
本年は1位と2位が出走するも上位20頭のうち13頭が回避となった。タイトルホルダーとエフフォーリアの最終獲得票数は、1990年に約15万票を獲得したオグリキャップの票数を大きく上回る結果となった[6][7]。
競走前の状況
要約
視点
前年の年度代表馬のエフフォーリアが単勝3.3倍の1番人気、菊花賞・天皇賞(春)を逃げ切り勝ちしたタイトルホルダーが単勝4.2倍の2番人気に推された。阪神大賞典1着、天皇賞(春)2着のディープボンドが単勝6.7倍の3番人気。この上位3頭が人気を集めた。
主な競走結果
宝塚記念(前年)
2021年6月27日に行われた第62回宝塚記念は18頭立てで行われ、1番人気のクロノジェネシスが人気に答えて優勝[8]。2014年のゴールドシップ以来の連覇を飾った。
ドバイシーマクラシック
2022年3月26日にアラブ首長国連邦で行われた第24回ドバイシーマクラシックは4番人気のシャフリヤールが優勝。東京優駿優勝馬の制覇は初となった。出走馬15頭のうち日本馬は5頭。2番人気のオーソリティは3着。3番人気のステラヴェローチェは9着。5番人気のグローリーヴェイズは8着。7番人気のユーバーレーベンは5着だった[9][10]。
天皇賞(春)
2022年5月1日に行われた第165回天皇賞(春)はタイトルホルダーが制覇、ディープボンドが2年連続の2着、テーオーロイヤルが3位にそれぞれ入着した[11]。また、スタート直後に川田将雅騎手落馬のため17番のシルヴァーソニックは競走中止となった。
ヴィクトリアマイル
2022年5月15日に行われた第17回ヴィクトリアマイルは4番人気のソダシが制覇、1番人気のレイパパレは12着に沈み、2番人気のソングラインは5着、右前肢繋靱帯炎を発症し長期休養から復帰した無敗の三冠牝馬デアリングタクト(5番人気)は6着に入着した[12][13]。
鳴尾記念
その他
出走馬と枠順[16]
発走直前のトラブル
発走の10分前に1番のオーソリティが馬体検査となった。レントゲン検査で右前跛行と診断され競走除外となった[17]。
競走結果
要約
視点
展開
各馬出遅れなくスタート。逃げ宣言のパンサラッサが1コーナー先頭を奪う。タイトルホルダー2番手外からディープボンドと横に広がった形となった。
1000m通過タイムは57.6秒とハイペース。
1番人気のエフフォーリアは道中9番手を追走。三冠牝馬デアリングタクトはその後ろを走る展開。
4コーナーでタイトルホルダーが逃げるパンサラッサを捕まえて、2馬身差でレコード勝ち。2着に5番人気のヒシイグアス、3着に4番人気のデアリングタクトが入線。1番人気のエフフォーリアは6着。3番人気のディープボンドは4着で阪神競馬場の連対率100%が5で途切れた。
着順[18][19]
配当[18][19]
データ
1000m通過タイム | 57.6秒(パンサラッサ) |
上がり4ハロン | 48.1秒 |
上がり3ハロン | 36.3秒 |
最速上がり4ハロン | 35.9秒(ヒシイグアス) |
達成された記録
タイトルホルダー
1番人気の連敗記録
1番人気のエフフォーリアが敗れたことで、中央競馬の平地G1競走における1番人気は前年のホープフルステークスから数えて13連敗、2007年の桜花賞 - 菊花賞における12連敗を抜いて最長記録となった[20]。
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出典
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