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第83回東京優駿
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第83回東京優駿は、2016年5月29日に東京競馬場で施行された、競馬の競走である[1]。
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出走馬の状況
要約
視点
皐月賞を人気薄ながら勝利したディーマジェスティをはじめ、同レース2着で、若駒ステークス、弥生賞を勝っていたマカヒキ、また3着になったきさらぎ賞勝ち馬のサトノダイヤモンドや前年の朝日杯フューチュリティーステークスを制したリオンディーズ、そのレースで2着のエアスピネルなどが出走を決めた。
またトライアル競走を勝った馬については、青葉賞勝ち馬ヴァンキッシュラン、プリンシパルステークス勝ち馬のアジュールローズがいる。これらの馬たちも出走を決めた。トライアル競走ではないが、京都新聞杯を勝ったスマートオーディンも出走した。
トライアル競走の結果
第76回皐月賞 GI
※最後の直線でのリオンディーズのエアスピネル及びサトノダイヤモンドに対する進路妨害[注 1]により、リオンディーズは4位入線から5着に降着、エアスピネルは4着となった。
第23回青葉賞 GII
- 東京・芝2400mで施行。
- 2着以内に優先出走権が与えられる。
プリンシパルステークス OP
- 東京・芝2000mで施行。
- 1着馬に優先出走権が与えられる。
その他の主な前哨戦の結果
第21回NHKマイルカップ GI
- 東京・芝1600ⅿで施行。
第64回京都新聞杯 GII
- 京都・芝2200mで施行。
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出走馬と枠順
※全頭とも性齢は「牡3歳」、斤量は57kg。
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レース結果
要約
視点
レース内容
スタートは4番のレインボーラインと9番のマウントロブソンがスタートの出が良くなく、後方からの競馬に。一方で好スタートを切ったのは、マイネルハニー。エアスピネルもなかなかのスタートを切った。
先頭に立ったのはマイネルハニー。2番手にはアグネスフォルテがつけた。前走かかってしまったリオンディーズは前には行かず、後ろに下げた。人気のマカヒキ、サトノダイヤモンド、ディーマジェスティは中団あたりに位置をとった。
向正面では前から4・5番手にエアスピネル、中団やや前にサトノダイヤモンド、その内にマカヒキ、その後ろからディーマジェスティといった展開になった。 前半1000mはジャスト60秒で通過した。 第3コーナーにかけても、依然としてマイネルハニーが先頭のままレースは進んだ。
そして迎えた最後の直線。 マイネルハニーが前で粘るが、エアスピネルが早めにそれをかわし先頭に立った。その後ろにマカヒキ、並んでサトノダイヤモンドが位置し、大外から二冠を狙うディーマジェスティもやってきた。その頃マカヒキはエアスピネルが壁となり出てこられなくなってしまった。だがここでサトノダイヤモンドが外へ膨れたため、マカヒキは間から抜け出すことができ、サトノダイヤモンドに並びかけた。そして残り150mの地点で粘り続けるエアスピネルをサトノダイヤモンドとマカヒキ、その後ろにいたディーマジェスティが交わし、勝負は完全にマカヒキとサトノダイヤモンドの2頭の争いとなった。両者一歩も譲らない激しい叩き合いが続き、並んだままほぼ同時にゴールした。 ゴールしたあと、叩き合いを演じた両馬の騎手、川田将雅とクリストフ・ルメールが手をつないで健闘をたたえた。 そして、長い写真判定の末、マカヒキに軍配が上がった[1]。2頭の差はわずかに8cmだった[3]。
一方、二冠を目指したディーマジェスティは、前の2頭の後方で3着に敗れた[1]。
レース着順

(2023年5月21日)
制裁
- プロフェット騎乗の浜中俊は第1コーナーで内側に斜行したため、過怠金3万円(被害馬:アグネスフォルテ)
データ
1000m通過タイム | 60.0秒(マイネルハニー) |
上がり4ハロン | 46.2秒 |
上がり3ハロン | 34.2秒 |
優勝馬上がり3ハロン | 33.3秒(マカヒキ) |
上がり3ハロン最速 | 33.2秒(リオンディーズ) |
払戻
単勝 | 3 (3番人気) | 400円 |
複勝 | 3 (3番人気) | 130円 |
8 (2番人気) | 120円 | |
1 (1番人気) | 140円 | |
枠連 | 2-4 (2番人気) | 700円 |
馬連 | 3-8 (1番人気) | 700円 |
馬単 | 3>8 (3番人気) | 1,420円 |
ワイド | 3-8 (1番人気) | 240円 |
1-3 (2番人気) | 280円 | |
1-8 (3番人気) | 310円 | |
3連複 | 1-3-8 (1番人気) | 850円 |
3連単 | 3>8>1 (5番人気) | 4,600円 |
エピソード
競走にまつわるエピソード
その他
- ベストターンドアウト賞はアジュールローズが選ばれた。
- 当日の来場者数は130,597人と発表された。
達成された記録
関連項目
テレビ・ラジオ中継
本競走の実況担当者
脚注
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