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米国「Rate Your Music」の『史上最高の日本の音楽アルバム』
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米国「Rate Your Music」の『史上最高の日本の音楽アルバム』(べいこく「れいとゆあみゅーじっく」の『しじょうさいこうのにほんのおんがくあるばむ』、top albums of all-time from Japan)は、アメリカ合衆国最大の音楽アーカイブ並びにレビューコミュニティサイトの一つ、「Rate Your Music」の日本人の音楽アルバムに関する評価リストである[1]。
概要
インターネットの到来は、音楽を愛するリスナー達にとって有便であった。しかし、YouTubeやSpotifyのような再生回数(アクセス数)至上主義のサービスのみでは、売り上げ至上主義のBillboardチャートと同じく、世界の音楽及びミュージシャンを広く探し、触れ、知る事は難しい。Rate Your Music(RYM)は2000年から運営されている米国最大の音楽アーカイブであり、言語、ジャンル、メジャー、インディーズ、個人活動、作者不明の音楽や、経歴までユーザー達により可能な限り存在する音楽の情報を掲載し共有している。リスナー達は、ファイル共有サイトやYouTube、Spotify上等の音楽をReddit等のSNS上で情報を共有。そしてRYMを通してデジタル音源やCDアルバム、アナログ盤情報をシェア、レビューしている。RYMでレビューされる事で売り上げや再生数などは関係なく、リスナーが新たな音楽を探す事に役立たれている。メジャー、インディーズ、個人活動などの幅広いミュージシャンのアルバムや経歴まで可能な限り掲載されている[2]。
RYMの年間チャートは例えばレーティング数(評価数)3桁の評価3.50でもレーティング(評価)数4桁や5桁の評価3.50と同じ順位となる。年間チャートは発掘目的で使われる為、ランキングのアルゴリズムが変えられている為少ないレーティング(評価)数でも評価されるランキングとなるが、このオールタイム・ベスト・アルバム(史上最高のアルバム)では評価数がより重視される。特にTop10のアルバムはまず変動する事がない評価となっている。
以下のライブアルバムや映画やゲーム、アニメーション等のサウンドトラック、日本からのアカウントによる評価を抜いた、国外リスナー達(主に欧米圏)による日本人の音楽アルバムへの評価数、評価値、レビュー等のアルゴリズムで算出、及び決定されたRYMの日本のアルバムリストである。
これらは2022年6月時点でのRYMの邦盤上位100のオールタイム・ベスト・アルバムであり、リストにはアルバム名、ジャンル、作品発表年、アーティスト名、アーティストの活動期間、あらゆるジャンル、領域で活動するミュージシャン名、RYMにて部類されているアルバムのジャンルを掲載している[3]。
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1位~10位
要約
視点
RYMでの邦盤トップ10はFishmans、Boris、椎名林檎、青葉市子、Boredoms、Nujabes、平沢進の7名となっている。このミュージシャンらはジャンルや表現手法、活動目的、活動場所も異なっている。
RYMでの集計後にリリースされたアルバム含め、全アルバム評価ではグループアーティストでFishmansとBoris、ソロアーティストで青葉市子、Nujabes、平沢進がトップとなっている。
Fishmans、Borisらのアルバムは海外ロックシーンで最高評価を得ている。
Fishmansの佐藤伸治が作詞、作曲担当をした「Long Season」は世界ジャンル別ランキングにて、ドリーム・ポップ、ネオ・サイケデリア、プログレッシブ・ポップの3ジャンルにてランキング1位の評価を得ている[14][15][16]。また、『98.12.28 男達の別れ』が全アルバム評価では日本のアルバムとして最高位である18位、また「Live」部門では1位にランクインしている[17]。
Borisの「boris at last -feedbacker-」が世界ジャンル別ランキングではドローン・メタルランキング1位の評価を得ている[18]。
BorisとBoredomsは欧米での活動並びにヘヴィロックシーンで高い評価を得ている。
椎名林檎の「加爾基 精液 栗ノ花」が世界ジャンル別ランキングではプログレッシブ・ポップランキング3位となっている[19]。また、「勝訴ストリップ」は「J-Rock」にて1位の評価を得ている[20]。
青葉市子は音楽と日常の壁が無い独自の世界観により高い評価を得ており、2020年のRYMの年間世界アルバムチャートでは、アルバム『アダンの風』が2位の評価を得ている[21]。
Nujabesの「Modal Soul」がインストルメンタル・ヒップホップ世界ランキング4位となっている。Nujabesはローファイ・ヒップホップを確立されたとされ、アジア圏のヒップホップアーティストで最高評価を得ている。また、Spotify上での国外アクセス率1位でもある。
平沢進は「過去(神話/民族的)」と「未来(SF/コンピューター的世界)」が「現在」に出会ったかのような独自の音楽世界と、90年代からのインターネットによるインタラクティブ・ライブや音楽配信等のデジタル音楽活動を確立し高い評価を得ている。RYMの世界ジャンル別評価では「救済の技法」がプログレッシブ・ポップランキング5位[19]、平沢のソロユニット核P-MODELの「回=回」がエレクトロ・インダストリアルランキング6位[22]の評価となっている[23]。また、2021年発売のソロアルバム「BEACON」が同年のRYM世界年間アルバム評価チャートにて、プログレッシブ・ポップ・アルバムで4位と評価を得ている[24][25]。
Fishmans(佐藤伸治)、青葉市子、平沢進らは評価人から明確なジャンルの分け方が難しいとされている。
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11位~30位
要約
視点
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31位~60位
要約
視点
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61位~100位
要約
視点
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脚注
関連項目
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