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若井友希

日本の女性声優 (1995-) ウィキペディアから

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若井 友希(わかい ゆうき、1995年10月30日[1] - )は、日本女性声優アイドルシンガーソングライター。アイドルグループ・i☆Risのメンバー[6]81プロデュースエイベックス・ピクチャーズ所属[7][8]岐阜県出身[1]

概要 わかい ゆうき若井 友希, プロフィール ...
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来歴 

生い立ち

元々シンガーソングライター志望であり、小さい頃からピアノを習っていた[9]。その頃は外でも遊ぶ子供だったという[10]。テレビアニメ『ポケットモンスター』には熱中して、主題歌集、サントラを買ってもらって聴いており、好きな曲は、松本梨香の「タイプ:ワイルド[10]

小学6年生の時に一瞬だけアニメオタクだったことがあり、若井が好きだった男子がアニメ好きであり、『ひぐらしのなく頃に』を一緒に観ようよと誘われて、ホラーはその頃から好きで、舞台が生まれの岐阜県だったため、引きこまれたという[10]

その後は『BLEACH』も好きで、日番谷冬獅郎のファンになり、公式サイトを調べていたところ、朴璐美が演じていることを知り、「男性キャラを女性が演じることがあるんだ」と声優に興味を持つ[10]

キャリア

子供の頃から歌うことが好きであり、中学2年生の時にエイベックスが主催するキッズコンテスト「キラチャレ」に応募していたところ、グランプリをもらい、翌年からエイベックスの養成所に通っていた[9][11][12]。そこで「声優に興味あるか?」と誘われ、アニソン・ボーカルオーディションを受け、i☆Risとしてデビューした[13]。ソロ名義のシングル「Destiny Sky」でi☆Risと同時にソロデビューを果たしている[13]。2013年放送のアニメ『キングダム』で声優デビュー[14]

2016年、第10回声優アワードにて、i☆Risの一員として歌唱賞を受賞[15]

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人物・エピソード

要約
視点

SKE48高柳明音は『アニメージュ』での対談をきっかけに仲が良い[16]

i☆Risメンバーがパーソナリティを務めるラジオ番組「i☆Ristation‼︎」で自分だけあだ名がないことに触れ、番組内で募集をし、その後「わかちー」に決まった。

幼い頃、習い事としてピアノのほか、水泳を習っている[17][18][19][20]。また、地域の合唱団にも参加していた[21][22]

小学生の頃、男子に混ざり木登りをし、木から落ち、腕を骨折している[23]

i☆Ris加入前に愛知県名古屋市でストリートライブを経験している[24][25]。当時、高校生だったため、制服のまま電子ピアノを担いで電車乗り、目立っていたという[24]。ユニットだったが、作詞・作曲して歌っていたという[24]

一人っ子である[26]

特色

「友希」名義で作詞・作曲も行う[5][27][28]

テレビアニメ『プリパラ』ではレオナ・ウェスト役を演じていたが[7]、レオナの登場はもっと後で、当初は収録現場見学だけだったことから、「みんな頑張ってるな~」と感心していたという[29]。レオナ役は一番長く演じている役で、「大切な『宝』みたいな存在」と語る[29]。自分とは真逆の大人しい子だと思っていたところ、周囲を俯瞰で見るところが自分と近く「出会うべくして出会った役かも」と思うと、自然体で演じられるようになった[29]。『プリパラ』に登場する役の中でも一番だと思うくらい優しく邪気がなく、良心の塊で憧れであり尊敬する人物だと語る[29]

テレビアニメ『八十亀ちゃんかんさつにっき』の只草舞衣役のオーディションで、岐阜県出身にして役のイメージに合致する事で選出された[30]

趣味・嗜好

特技はピアノ弾き語り、歌唱[6]。趣味はピアノ、ギター、作詞作曲[6]。ライブでもピアノ演奏を披露している[25]。好きなアニメソングはきただにひろしの「ウィーアー![3]

推しは小学生の頃より憧れである元AAA伊藤千晃と述べている[31][32]

ディズニーが好きで[33]、推しのキャラクターはドナルドダック[34][35][36]

i☆Risとして

エイベックス81プロデュースがタッグを組んで開催した「アニソン・ヴォーカルオーディション」の合格者6名で結成されたユニット、i☆Risのメンバーとして活動している[37][38]。ユニット内でのイメージカラーはレッド[6]、チャームポイントは身長、手脚が長い[39]

前述のとおり、シンガーソングライター志望だったが、「まずはi☆Risとしてがんばってみよう」と思い、グループデビューするとわかった瞬間も面白くなってしまったという[13]。その時は、「このオーディションに受からなかったらもうチャンスはないかも」と思っており、崖っぷちで、「なんでもやります!」という感じであったという[12]。オーディションに合格した時は、1人でうまくやれるのか、少し不安だったため、「グループのほうが安心できる」とも思い、唯一声優の仕事があることには引っかかっていたという[13]

合格者がエイベックス本社に集められた日にエイベックスのビルに入ったところで久保田未夢に会ったという[10]。当時の久保田は「オタクの女の子」というオーラを全身から発し、母と一緒にいたため、若井は「もしや」と思い、「アニソン・ヴォーカルオーディションの合格者の方ですか?」と話しかけていた[10]。その時に久保田は小声で「そうです」と若井は「ああ、合格者は私ひとりじゃなかったんだ」と思っていたという[10]。当時は会議室に通されていたが、後からメンバーが来て、人数が増えていき、「いったい全部で何人来るの? 」と思っていたという[10]。また最初の顔合わせの時に「どうやらほかのメンバーはみんなアニメが大好きでこの世界にきたらしい」ということに気付いた[13]。その時は、ロングの髪の毛に厚底サンダルとショートパンツで、ギャルだったことからザ・エイベックスの風貌であったという[12]

結成当初、芹澤優に「優はボブキャラでいくから」と一方的に言われたという[12]

デビュー前の合宿の時は声優のレッスンが大変であった[12]。その時は皆はアニメの話をしていたが、あまりアニメの知識がなかったため、会話についていけなかった[12]。「何の話してるのかな?」と思いながら、自分だけ一歩遅れている気がして焦っていたという[12]

山北早紀や芹澤は声優の専門学校にも通い、久保田はアニメに詳しかったが、若井だけ違っていたことから「どうしようかなあ」と思っていた[13]。好きなアニメは『ポケットモンスター』と『ONE PIECE』くらいであり、当時はそこが不安だったという[13]

しかし、「誰に対してもイヤだな」というのはなく、「優ってトンガってるなあ」のようなことは思っていたが、打ち解けてみればそんなことはなかったが、「この子、性格キツイのかな」と思い、メンバー間に温度差があったのは少し気になっていた[13]。特に久保田は「別にテレビとかには出なくても」と言っており、若井は逆に表舞台に立ちたいことから養成所にまで通っていたため、悩んでいたものの、活動していくうちに、皆「もっとみんなの目に触れる存在になりたい」と考えに変わってきたことから「アイドルもやれば声優もやるi☆Risはきっとどこにもないグループになれるな」とスッキリできたという[13]

2013年4月8日から行われていたTwinBox AKIHABARAの毎週月曜日の定期ライブ[37]の時は毎週月曜に休んでいたことから教師から「もうこれ以上休めないよ」と言われた[40]。ライブが終わってからだと終電に間に合わないことから翌日の始発の新幹線に乗り、岐阜県の学校に通う生活をしていた[40]。このことについて「よくやってたな」と語る[40]

そのマインドが変わったきっかけはメンバー全員が主要キャラを演じるテレビアニメ『プリパラ』が放送を開始したのが大きかった[13][38]。前述のTwinBox AKIHABARAの定期ライブを終えた後、静かにそのライブを観く若井たちを観に来てくれたアニメファンの人物と盛り上がり重視だったアイドルファンの人物が喧嘩になり、そのファンたちと若井たちとスタッフで話し合いをしたことがあった[13]。『プリパラ』に出演後はアニメファンがアイドルライブの楽しみ方を知ってくれるようになり、アイドルファンは「アニメって面白いじゃん」と思ってくれるようになった[13]。デビュー当時から「i☆Risがアニメファンとアイドルファンをつなぐ虹の架け橋になれたら」と言い続けていたが、『プリパラ』放送開始後に叶ったことから、メンバーの中に「ちゃんと見てもらってるんだ」という意識が芽生えたと語る[13]

『プリパラ』の放送が始まって1ヵ月後くらいに開催された『あに☆ぱら〜anime paradice〜』が印象に残っており、それまではアニメ関連のイベントに出場しても、「i☆Risって誰だろう?」のようなアウェイ感に包まれていたという[10]。オープニングでi☆Risの文字がスクリーンに映し出されただけで、客から「ワァー」と歓声が上がり、楽屋でオープニングを見て「歓声が出てるけど、どういうこと?」と信じられない気持ちになっていたという[10]

ソロ志望だったが、デビュー当時からグループのあるべき姿を探っていたわけであり、スタッフにも「もともと興味がなかった分野をしっかり楽しめてるのがエラい」と褒められた[13]。ソロではないことを割り切るには結構時間がかかった気もしていたが、2016年時点では「私はこういう人生を行くべきだったんだな」と本心から思えていたという[13]

前述のとおりソロデビューをしていたため、最初から納得できなかったわけではなかったものの、本心から割り切れたのは2016年時点に入るか入らないかくらいだった[13]。『プリパラ』の放送が始まった頃から皆個人の仕事も増えてステップアップしていたが、最初にソロデビューしたこともあり、「1人だけあまりステップアップできていないんじゃないか」と焦ってたという[13]

2015年末から2016年の頭にその焦りを解決でき、スタッフのアドバイスもあり、2016年時点で自分がやりたいことと、実現するためにやるべきことを整理をしていた[13]。やりたいことと、準備しなくてはいけないことを書き出し、そのメモを見ていたところ「いつか結果が出ることを信じて、今やらなきゃいけないことをしっかりやっていこう」と冷静になったという[13]

2016年時点で準備していることは詞と曲を書き貯めることである[13]。やりたいことを実現できていないということは、「準備をする時間がある」ということであることから、「今のうちにやっておかなきゃ」と思っており、時間を有効活用するようにはしているという[13]

個人としても目標にしていた2016年の日本武道館でのライブは達成感しかなく嬉しく、ステージに立ちながら「見よ、この景色!」、「武道館に立ってるよ!」と心の中で叫んでいたという[29]

茜屋日海夏によるとi☆Risでのポジションは「子供」と例えている[41]

若井曰くi☆Risにとって転機となった曲は『Make it!』、若井自身にとって転機となった曲は『幻想曲WONDERLAND』を挙げている[31]

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出演

要約
視点

太字はメインキャラクター。

テレビアニメ

2013年
2014年
2015年
2016年
2017年
2018年
2019年
2020年
2021年
2022年
2023年
2024年
2025年

劇場アニメ

OVA

Webアニメ

ゲーム

2013年
2014年
2015年
2016年
  • SOUL REVERSE ZERO(アリアドネ、カサンドラ、カーミラ、フラウ・ゴーテル)
2017年
  • 幻想少女(システム案内[118]
  • ミトラスフィア(女騎士、お嬢様[119]
2018年
2019年
  • グランドサマナーズ(キサラギ[124]
2020年
2021年
  • LUNARiA -Virtualized Moonchild-(百々咲こん[128][129]
2023年
2024年
2025年

ドラマCD

  • エビアンワンダーREACT(2014年、子供、村人) - コミックス「エビアンワンダーコンプリート」特別付録ドラマCD[134]
  • 第38期 藍本女子高等学校生徒会活動日誌 あいぽん(2014年 - 2015年、花岡みずほ) - i☆Ris 2nd Anniversary Live〜Dream Evolution〜入場者に配布された非売品、漫画単行本の付属ドラマCD

吹き替え

映画

  • ジュラシック・アイランド(2015年、ルーカス
  • 炎のドラゴンと秘密の少女(2021年、モーティマー〈イーヴェル・アウンヴ・サンダムーサ〉)

アニメ

ラジオ

※はインターネット配信

テレビ番組

※はインターネット配信

  • i☆Risと一緒に夜食を食べよう!(2015年、ニコニコ生放送※)
  • 気ままに9129大合奏!Byスッポン放送(2015年、ニコニコ生放送※)
  • THEカラオケ★バトル(2019年、テレビ東京)
  • 声優×スマホで全部撮ってみた(2019年、テレビ愛知)
  • ガチi☆Ris(2019年 - 、ニコニコチャンネル※)[139]

舞台

  • ライブミュージカル「プリパラ」み〜んなにとどけ!プリズム☆ボイス(2016年2月4日 - 7日、Zeppブルーシアター六本木) - レオナ・ウェスト 役[140]
  • ライブミュージカル「プリパラ」み〜んなにとどけ!プリズム☆ボイス2017(2017年1月26日 - 29日、Zeppブルーシアター六本木) - レオナ・ウェスト 役[141]
  • ナナステ☆SUITEVE STORY'S〜飛鳥と鳥かご〜(2019年11月13日 - 14日、17日、新宿村LIVE) - 紫式部 役
  • 朗読劇「夢から醒めない夢を見よ。」(2024年9月10日、シアター・アルファ東京)[142]

オーディオブック

  • 勇者と勇者と勇者と勇者(2019年、ネネ[143]
  • クラスメイトが使い魔になりまして 1~2(2020年 - 2021年、近衛美砂、幼少期の想太[144][145]
  • 青春絶対つぶすマンな俺に救いはいらない。(2021年[146]、矢野真澄 ほか[147]
  • コワモテの巨人くんはフラグだけはたてるんです。(2021年、桃ノ森ももり[148]
  • ふぉーくーるあふたー(2021年、地平遥[149]

その他コンテンツ

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ディスコグラフィ

要約
視点

シングル

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配信シングル

全て「友希」名義。

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配信アルバム

全て「友希」名義。

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歌手参加作品

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キャラクターソング

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楽曲提供

全て「友希」名義。

作詞・作曲
作曲
  • 「HEY コットン」「チョコッティこちょハート」 - テレビアニメ『キラッとプリ☆チャン』劇中歌
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脚注

外部リンク

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