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茜屋日海夏

日本の女性声優 (1994-) ウィキペディアから

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茜屋 日海夏(あかねや ひみか、韓国語: 조해은1994年7月16日[2] - )は、日本女優[10]声優歌手アイドルであり、アイドルグループ・i☆Risのメンバー[3]81プロデュースエイベックス・ピクチャーズ所属[11][12]秋田県[2]由利本荘市出身[4][5]

概要 あかねや ひみか茜屋 日海夏, プロフィール ...
概要 茜屋日海夏, YouTube ...
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来歴

要約
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生い立ち

秋田県[2]由利本荘市出身だが[4]、2歳まで宮城県仙台市に住んでいた[17]。名前の由来は「邪馬台国の女王卑弥呼のように美しく賢い未来を担う女性になって欲しい」という願いからきており、秋田に里帰りした時に日本海の美しさを見て、当て字で現代風に変換したという[1]

芸能界に興味を持つきっかけ

3歳ごろ、舞台ミュージカルに興味を持ち、劇場で観ることを好んでいた[18][19]。両親はミュージカルをしていなかったが、家にあるミュージカルのビデオも両親が持ってきて、茜屋それを見て一緒に歌っていたり楽しんで見ており、「私も舞台に立ちたい」「人々を笑顔にしたり感動させたりしたい」「自分以外の誰かになりたい」という思いから、芝居をしたいと願った[5][15][18][19][20]。それと同時に母のことは好きだが、小さいころからなかなか褒めてもらえず、自信を持てなかったことも大きかったと語り、「他の誰かになりたい」と感じてきたことも「役者になりたい」と思った背景だったと語る[15]

最初に演技をしたのは保育園時代の頃[20]。率先して『鶴の恩返し』の役を志願し選ばれたものの、飛ぶシーンのみを演じる簡単な役だったために肩透かしを食らう[20]。このことを振り返り、茜屋は自身を「子供の頃から少し空回りしていた」と語る[20]

芝居に興味を持ったのは、木村拓哉松たか子が出演していたテレビドラマ『ラブジェネレーション』を見た頃[20]。小さな頃で記憶は鮮明ではないが、ドラマの合間のCMにも出演していた松たか子に対し、「同じ人なのにこんなに違うのか!」という印象を受け、大きな衝撃を受けたと述べている[20]

NHK教育テレビ天才てれびくん』も大好きで、「てれび戦士になってみせる!」と思いながらテレビの前でその練習をしていた[20]。そのうち、「もしかしたらいつかなれるかもしれない」と思い、バラエティの練習も行っていた[20]

小学生の頃はアニメ『明日のナージャ』、『カードキャプターさくら』、『おジャ魔女どれみ』を好んで観ており、『デジモンアドベンチャー』、『クラッシュギア』のような少年向けアニメも好きだったという[21]

子供向けのアニメが好きであり、i☆Risとして活動を始めてからも、「子供向けの作品に出たいな」と思っていた[19]

芸能界に入るまで

中学生になっても芸能界の憧れは持ち続けており、中学1年生の進路調査の時には志望校の欄に「日出高校」と書いたりしていたという[15][18][19]

中学時代、秋田県在住の茜屋は、「東京の高校に行く!」と突然宣言し、親と激しい口論になる[18]。それでも芝居の道を選ぶのは親の影響かもしれないといい、自分に自信が持てず「他の誰かになりたい」と感じていたと振り返る[18]

高校時代、ダンスで目立つ友人に誘われ、町内のダンス発表会や学祭に出演するなど、様々なイベントに参加していた[22]

女優になるためのオーディションを受けようと決意し、何度も面接に呼ばれる連絡があるたびに母親と相談していたものの、反対され続けたという[15][19][20]

そんなある時、偶然「アニソン・ヴォーカルオーディション」の広告を目にし、「応募するだけならタダだ」という理由で履歴書を送ったところ、書類審査を通過した[18][19]柴咲コウのような歌手活動を行う女優に憧れ、歌手にもなりたいと考えていたため、「これは歌手を求めているオーディションかもしれない」「もし合格したら歌えるのかな」と期待していた[15][18][19]

当初は親には内緒だったが、最終審査に進むことになり両親に告白したところ、芸能界を目指す意向を知っていたため、「最後まで頑張ってみなさい。一度チャレンジしてみて、気持ちに区切りをつけてきなさい」という言葉をもらい、それを受けてi☆Risに合格することができたと語る[19][20]

歌手としても挑戦し、自分の歌声を録音して聴いてみたところ、絢香のような力強い声を目指していたにもかかわらず幼い声になってしまい、コンプレックスを感じていた[18][21]。友人から「声、いいね」「その特異な声を生かせる声優という職業があるよ」と声優を提案されたことで、声優に興味を抱いた[18][21][22]。その後押しから、「たぶん合格するわけないけど、試しに受けてみるか」という気持ちで挑戦することに[18]

キャリア

テレビドラマに一瞬だけだが出演することもあった[20]。2016年、アリスインプロジェクト「クォンタム・ドールズ」の阿良木明里役で初めて舞台に登板した[13][14]

芝居を続けたいとの希望を抱き、マネージャーには自身の仕事に対する姿勢を伝えていた[20]

同年、第10回声優アワードにて、i☆Risの一員として歌唱賞を受賞[23]

青山学院大学[24]法学部卒業[25]

2020年4月17日、YouTubeチャンネル「ひみちゃんねる」を開設[26]

2023年7月5日、Himika Akaneya名義でのアーティストソロデビューを発表[27]

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人物

要約
視点

特色

声優としては、数多くのアニメに出演[28]。役柄はストレートな役を演じることが多い[22]。一方、舞台、映画で芝居の仕事も精力的にこなしている[28][29]

プリパラ』では主人公、真中らぁら役を演じており[11]、当初、らぁらと「2人3脚でやっていきたい」とずっと意気込んでいたが、2016年のインタビューによると、「2人3脚になっているな」と語る[22]。当時は受験で休みした時期があったため、i☆Risのメンバーたちと比べると声優の場数が少なかった[30]。しかし一番セリフが多く、主人公という大役をくれた嬉しかったが、一方で「迷惑はかけられない」「でもやるしかない」と、葛藤があったという[30]。収録では集中できるが、収録後に居残りで練習があり、毎回他の役者も巻き込んでいたため、未熟さゆえの悔しさを感じていた[30]。帰り道はズーーンと落ち込んでおり、他の仕事に行っても『プリパラ』のプレッシャーがずっと続いていたという[30]。らぁら役は「いい意味でライバル」と語り、シリーズが始まったばかりの頃、先輩から「キャラクターと話をするといいよ」と言われたことが頭に残っていた[30]。毎晩寝る前に話をしていたところ、二人三脚しているのような感覚になっていた[30]。突き抜けた明るさで皆を引っ張っていくところが好きで、なかなか追いつけなく悔しい時期もあったが、「この子のためにも頑張りたい」と思えるようになっていったという[30]。ステージでらぁら役を演じていた時、なりきるための工夫というのはあまりなく、あくまで役作りの延長であった[30]。ステージの上ではメンバーのこともキャラクターとして見ており、らぁらとして『プリパラ』の世界に生きているような感覚であったという[30]

趣味・嗜好

特技はダンス、イラスト描き、妄想[3]趣味は映画・舞台・絵画鑑賞、博物館読書、ゲーム、妄想[3]。好きなアニメソングは坂本真綾の「ループ[6]

カラオケが好きで学生時代は友人と通っており、当時は坂本真綾の「ループ」を歌っていた[5]。その時はアニメ好きの人物と一緒に行っていたため、盛り上げるためにアニソンを覚えていた[5]。ただし、覚えるために聞いていたところ、「いい曲だな」と思うものがすごく多く、学生の頃はJ-POPをたくさん聞いていたものの、アニソンにも惹かれていったという[5]

YUI、絢香、いきものがかりが好きで、CDを買って聴いており、特に絢香に憧れていたという[5]

一時期、ミステリー小説に興味があり、『心霊探偵 八雲』に熱中していた[21]。寝ることすら忘れ、夜中12時から朝まで読んでいたというエピソードも明かしている[21]

イラストは2015年時点でも家で描いており、小学校の頃は漫画家を目指して描いていたくらいで、かつてはインターネットにアップしたこともあったという[21]

音楽に関する習い事などはやりたかったものの、それの習い事をあまりしていなかった[5]。そのことについては色々なことを新鮮に吸収できるため、「よかったのかも」と語る[5]。音楽の習い事はやっていなかったが、すごく泣き虫でメンタルはそんなに強くないほうだったため、泣き虫を直すために小学校の頃からバレーボールソフトテニス陸上駅伝をしていたという[5][21][31]長距離走も得意で[3]、2015年時点でも体力作りのためにランニングをしていた[21]

昔からヒョロヒョロ体型だったこともあり、小学4年生で始めたバレー部でもアタックを打ちたかったが、レシーブに回されていた、監督から「ヒョロヒョロだな」と言われ、その悔しさから筋トレを始めた[22]。それから今まで、筋トレを欠かさず行っている[29]

高校に進学してからは部活をやめる時期もあったが、太らないように気をつけつつ、一貫して努力を続けた[22]

得意料理はビーフシチューで肉をワインに漬けたりローリエを使ったりしているという[21]

2015年時点で熱中している趣味はゲーム実況を観ることである[21]。また結構ゲーマーでもあり、『バイオハザードシリーズ』がすごく好きだという[21]。好きな実況者は最終兵器俺達キヨで滅茶苦茶面白く「こんな喋りができる人がいるんだー!」と驚いていた[21]Twitterでフォローさせてくれたところフォローもくれて、2015年時点では「いつか機会があったらお会いしてみたいです」と語る[21]

スーパー戦隊シリーズが好きで、従兄弟の影響で子供の頃から観ていた[32]。一番好きな戦隊の女性戦士の中では『未来戦隊タイムレンジャー』のタイムピンクを挙げている[32]。戦隊ヒロインになりたいと願い、またヒーローに憧れていた[31]。芝居の道に進むことも、この願いが始まりかもしれないとしている[31]。i☆Ris3周年ライブでは『特捜戦隊デカレンジャー』をカバーした[32]。自身で戦隊グッズを収集しているほか、ファンから戦隊グッズを贈られることも多い[32]

2015年時点で好きなアイドル、憧れているアイドルは元モーニング娘。鞘師里保を挙げている[21]。2015年時点で会ったことがなく「一度でいいからお会いしてみたい」といい、鞘師のほうが年下だが、すごくかっこよく憧れているという[21]

K-POPが好きで、推しはBTSBLACKPINKと述べている[33]

i☆Risとして

大手レコード会社エイベックスと、声優事務所81プロデュースがタッグを組んで開催した「アニソン・ヴォーカルオーディション」の合格者6名にて結成されたユニット、i☆Risのメンバーとしても活動している[34]。ユニット内でのイメージカラーはパープル[3]、チャームポイントは目[35]、キャッチフレーズは「汗もしたたるいい女」[36]

山北早紀によると、オーディションの時にスマイルくんのTシャツ着ており、「田舎から上京しました」感がすごかったという[37]

最終審査の際、コンタクトレンズを作っていたが緊張のあまり破ってしまい、予備のメガネで審査を受ける[19]。しかしそのメガネはおしゃれでなく、だが外すと審査員の顔が見えなくなり、途方に暮れるも見事合格[19]。その時は声優とアイドルを兼ねることになるとは思いもよらなかった[38]

合格者の集まる日に、エイベックスのビルのコンビニ芹澤優と出会う[39]。芹澤のオーラから彼女が合格者だと直感し、「オーディションに受かったのは自分だけじゃないんだ」と悟った[39]。前述のとおり役者志望のため、合格者6人でアイドルユニットを組む話を聞いた際は驚いたという[19][37]。そのため、職業としてのアイドルを正直あまり知らず、「アイドルって何をするんだろう?」状態であった[37]

デビュー前の合宿の時は地元の秋田県で受験勉強をしながら東京都に通っていた[37]。「受験勉強との両立は大変かもしれないけど、もっとがんばらなきゃね」と喝を入れられた時があり、くやしくて、秋田に帰郷後、めちゃくちゃ泣いていた[37]。「右も左もわからないまま、とにかくやらなきゃ」と思っていたことから、ビシッと言われた時に全部崩れてしまったという[37]。2013年4月8日から行われていたTwinBox AKIHABARAの毎週月曜日の定期ライブ[34]の時は平日だったことから学校が大変で、絶対に受けないといけない授業を休んでいたことから「いつも授業抜ける子だよね」と言われていたという[40]

i☆Risに加入して最初の1年ほどは、「アイドル活動と芝居を両立できるのか」という不安を抱えていた[18]。シングルやライブの成功はスタッフの支えがあったためであり、「自分だけの実力じゃない」と感じていた[18]。しかし、メンバー全員が主要キャラクターとして出演したアニメ『プリパラ』や、ツアーライブ「i☆Ris 1st Live Tour 2015 〜We are i☆Ris!!!〜」[41]で地方を回る経験が自信に繋がり、ステージでファンと交流することで肯定感を持つようになった[18][19]

大きい仕事があるたびに、芹澤がLINEで応援メッセージを送ってくれており、時には長文もあった[21]。普段はわりとサバサバしていることから、あまりそうは見えないが、結構心配してくれて励まされているという[21]

i☆Risでのポジションは周囲からは「天才馬鹿」という風によく言われているという[21]

茜屋曰くi☆Risにとっての転機になった曲は『ありえんほどフィーバー』、茜屋自身にとって転機となった曲は『鏡のLabyrinth』を挙げている[33]

家族

父親が大邱広域市出身の韓国人(茜屋の父方の祖母)[15][20][42]のハーフであることも明かしているほか、弟がおり、前述の「ひみちゃんねる」に電話で出演している[43]

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出演

要約
視点

太字はメインキャラクター。

テレビアニメ

2013年
2014年
2015年
2016年
2017年
2018年
2019年
2020年
2022年

劇場アニメ

2014年
2015年
2017年
2019年
2020年
2023年
2024年

OVA

Webアニメ

ゲーム

2013年
2014年
2015年
2016年
2017年
2018年
2019年
  • ビーナスイレブンびびっど!(東北きりたん[125]
  • 47 HEROINES(水府千佳[126]
  • 消滅都市(ルナ[127]
  • グランドサマナーズ(タマエ[128]
  • 逆転オセロニア(イザベラ)
  • クロスクロニクル(モモ[129]
2020年
2021年
2022年
2023年

ドラマCD

  • 緋の纏(2014年、一太郎) - コミックス第10巻限定版[146]
  • エビアンワンダーREACT(2014年、ラビーニャ) - コミックス「エビアンワンダーコンプリート」特別付録ドラマCD[147]
  • 第38期 藍本女子高等学校生徒会活動日誌 あいぽん(2014年 - 2015年、一之瀬成美) - i☆Ris 2nd Anniversary Live〜Dream Evolution〜入場者に配布された非売品、漫画単行本の付属ドラマCD
  • 騎士にくちづけ(2014年、バレリア) - コミックス「Landreaall」25巻限定版特別付録ドラマCD
  • Z/X -Zillions of enemy X- NF DramaCD (16)「ユニバース・プリンセス」(2019年、天竜ゆたか)

BLCD

テレビ

PV

ラジオ

※はインターネット配信

ラジオCD

インターネット放送

デジタルコミック

  • 今、恋をしています。(2021年、新元綾子) - コミックス第4巻購入特典URLページ、別冊マーガレット2021年7月付録URLカード[155]

オーディオブック

ナレーション

  • IMALUヘルシーラボ〜からだに優しいレシピ〜(BSフジ、2014年5月30日)

舞台

2016年
2017年
  • ライブミュージカル「プリパラ み〜んなにとどけ!プリズム☆ボイス2017」(1月26日 - 29日、Zeppブルーシアター六本木)- 真中らぁら 役[161]
  • 進戯団夢命クラシックス × 07th Expansion vol.3「ROSE GUNS DAYS -season2-」(12月6日 - 10日、ラゾーナ川崎プラザソル) - ローズ・灰原 役[162]
2018年
2020年
  • オフブロードウェイ・ミュージカル「bare -ベア-」(1月30日 - 2月9日、草月ホール) - アイヴィ 役(増田有華とのWキャスト)[168]
2021年
2022年
  • 朗読劇「リクエストをよろしく」(3月11日 - 13日、サンケイホールブリーゼ) - 佐々木 役[170]
  • 『ワールドトリガー the Stage』大規模侵攻編(8月5日 - 14日、品川プリンスホテル ステラボール / 8月19日 - 21日、京都劇場) - 宇佐美栞 役(声の出演)[171][172]
  • 江戸川乱歩の世界 朗読劇・幻燈の獏(8月14日、イイノホール) - 李香蘭 役[173]
2023年
  • 『ワールドトリガー the Stage』B級ランク戦開始編(8月5日 - 6日、シアター1010 / 8月10日 - 13日、サンケイホールブリーゼ / 8月18日 - 27日、天王洲 銀河劇場) - 宇佐美栞 役[174]
2024年
2025年

映画

Vシネマ

  • 権力の階段 〜総理への道〜(2020年) - 立花真奈香 役

雑誌

  • TVぴあ 2014年8月12日号(2014年7月30日発売)
  • アニメザテレビジョン(2014年7月31日発売)

映像商品

2021年
  • SEASIDE 10th Anniversary DVD -東北声優編-[187]

その他コンテンツ

  • 東北応援キャラクター「東北ずん子」(東北きりたん)
  • VOICEROID+ 東北きりたん EX
  • 『ミントチョコレート』ボイスドラマ(2018年、七海[188]
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ディスコグラフィ

シングル

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タイアップ

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キャラクターソング

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イベント

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脚注

外部リンク

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