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追分
道が2つに分かれる場所 ウィキペディアから
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追分(おいわけ)とは、道が2つに分かれる場所(分岐点)を指す言葉。

手前の道の分岐が「新宿追分」(現在の新宿三丁目交差点)。画面奥が日本橋方面で、丁字路で分岐して右に曲がるのが甲州街道、画面下に向けて直進するのが青梅街道。



概要
街道の分岐点を意味する言葉であり、甲州街道と青梅街道の分岐である新宿追分や、中山道と北国街道の分岐である信濃追分など、各地に地名として残っている。
類義語・対義語としては、追分と同様に分岐点を意味する「ワカレ」(「分かれ(分れ)」「別れ」「岐れ」などと表記される)、道が合流する点という意味の「落合」「出合」があり、こちらも各地の地名としてその名を残す。
日本の「追分」
北海道地方
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東北地方
関東地方
- 幸手追分 : 日光街道・奥州街道と日光御成街道が合流する幸手宿に設けられた分岐。現在の埼玉県幸手市、たいらや幸手店前の交差点。
- 千住追分: 日光街道から水戸街道の分岐。水戸街道の「新宿」の東端。現在の東京都足立区千住。
- 新宿(しんじゅく)追分: 甲州街道から青梅街道(成木街道)の分岐。内藤新宿の西端。現在の東京都新宿区新宿三丁目交差点。
- 新宿(にいじゅく)追分: 水戸街道から佐倉街道(成田街道)の分岐。水戸街道の「新宿」の東端。現在の東京都葛飾区中川大橋東交差点付近。
- 本郷追分 : 中山道と日光御成街道の分岐。現在の東大農学部正門前(東京都文京区、交差点名なし)で、近くに本郷追分停留所がある。ここ付近は現在、中山道は国道17号(本郷通り・通称なし)、日光御成街道の単独区間は東京都道455号本郷赤羽線(本郷通り)となっている。
- 平尾追分 : 中山道と川越街道の分岐。現在の板橋郵便局前交差点。現在、ここ付近の中山道は板橋区道(旧中山道)、川越街道の単独区間は国道17号(中山道)となっている。
中部地方
- 追分(永平寺追分) : 勝山街道と永平寺道との分岐。現在の福井県福井市。
- 追分宿 : 中山道と北国街道(北国脇往還)の分岐(信濃追分)に設けられた宿場。現在の長野県北佐久郡軽井沢町追分。
- 安曇追分 : 千国街道の池田通りと松川通りの分岐。現在の長野県安曇野市。
- 御油宿の追分(本坂通(姫街道)との分岐点)
- 愛宕追分 : 佐屋街道と蟹江街道の分岐。現在の津島市愛宕町。
- 埋田追分(津島追分) : 佐屋街道と津島下街道の分岐。現在の津島市埋田町。
- 垂井追分 : 中山道と美濃路との分岐。現在の岐阜県不破郡垂井町。
- 楽田追分 : 犬山街道(稲置街道)と木曽街道の「上街道」との分岐。現在の愛知県犬山市。かつて名鉄小牧線の駅(追分駅 → 楽田原駅)があった。
近畿地方
中国・四国地方
九州地方
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海外の「追分」
- 台中追分 : 海岸線と成追線の分岐。現在の台湾台中市大肚区。
- 南投追分 : 台14線の分岐。現在の台湾南投県仁愛郷翠峰。
- 台東追分 : 知本越嶺道の分岐。現在の台湾台東県卑南郷。
- 追分(太平山) : 現在の台湾宜蘭県大同郷。
なお、台湾では「追分数」(点を追加する=試験で良い点数を取る)や「追婚」(結婚したい)という言葉を連想させ、特に台中追分の隣駅が成功駅ということもあり、追分成功と書かれた切符を求める人が多い。
地名
→「追分町 (曖昧さ回避)」も参照
脚注
参考文献
関連項目
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