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門倉啓太
日本の将棋棋士 ウィキペディアから
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門倉 啓太(かどくら けいた、1987年6月3日 - )は、将棋棋士。石田和雄九段門下。棋士番号は282。東京都豊島区出身。成蹊大学経済学部卒業[1]。既婚[2]。
棋歴
小学校3年生の時、知り合いのアマチュア強豪に教わり、将棋を始める[3][1]。三段リーグには11期在籍[1]。2010年度後期奨励会三段リーグ最終日は昇級争い上位の12勝4敗で迎えることとなったが、2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震(東日本大震災)のため、対局日が同年3月12日から同年3月23日に延期された[4]。そして当日は1敗後の最終局で勝利し、13勝5敗・1位で四段昇段(プロ入り)を決めた。プロ入り後、第62回NHK杯戦で予選を突破し、対局者として本戦出場を果たす。1回戦では深浦康市に対し、得意の三間飛車で挑んだが敗れた。2017年3月2日、第75期順位戦C級2組で9勝1敗の2位となり、C級1組昇級が決まった。第4回(2019年度)YAMADAチャレンジ杯でベスト4進出。2019年8月18日の公開対局にて、準決勝で藤森哲也、決勝で井出隼平を破り、棋戦初優勝を果たした[5]。
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棋風
得意戦法は振り飛車[3]。先手番では初手▲7八飛戦法を得意としている[6]。実戦での採用のほか、「猫だまし戦法(初手の革命 7八飛車戦法)」として「将棋世界」2013年10月号で解説している。
またプロ棋士として同じ振り飛車党である藤井猛を尊敬しており、藤井が升田幸三賞を受賞した戦法である角交換四間飛車も積極的に採用している。
人物
- 奨励会三段リーグ在籍時には、NHK杯テレビ将棋トーナメントで記録・秒読み係を務めた。
- アントン・ウィッキーと親戚である[7]。
- プロデビューの年に、『将棋世界』(2011年8月号)の別冊付録(『記録係は見た!』)を単独で担当している。
- 20代の頃から奨励会員の弟子がいる[8]。
- 将棋連盟書道部に所属し部長を務める[9]。※2018年現在
- 2016年、結婚し挙式したことを自身のTwitterで報告[2]。2018年1月、第一子(男児)誕生[10]、2021年10月、第二子(男児)誕生を自身のTwitterで報告した[11]。
- 2019年2月、NHK BSプレミアムのテレビドラマ『盤上のアルファ』第2回にゲスト棋士として加藤一二三とともに出演[12]。
昇段履歴
昇段規定は、将棋の段級 を参照。
- 2000年 9月 - 6級 = 関東奨励会入会 [3]
- 2001年3月22日 - 5級 [13]
- 2001年7月3日 - 4級 [14]
- 2001年10月25日 - 3級 [15]
- 2002年2月20日 - 2級 [16]
- 2002年5月9日 - 1級 [16]
- 2003年9月18日 - 初段 [17]
- 2004年5月10日 - 二段 [18]
- 2005年 4月 - 三段(第38回奨励会三段リーグ〈2005年度後期〉より三段リーグ参加)[3]
- 2011年 - 四段(第48回奨励会三段リーグ成績1位) = プロ入り 4月 1日[3]
- 2016年11月17日 - 五段(勝数規定/公式戦100勝、通算100勝)[19]
- 2024年 - 六段(勝数規定/五段昇段後公式戦120勝、通算220勝) 9月25日[20][21][注 1]
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主な成績
一般棋戦優勝
- YAMADAチャレンジ杯 1回(2019年度 = 第4回)
在籍クラス
→竜王戦と順位戦のクラスについては「将棋棋士の在籍クラス」を参照
年度別成績
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出演
ウェブテレビ
テレビドラマ
- 盤上のアルファ 第2話(2019年2月10日、NHK BSプレミアム) - 原八段 役 ※ドラマ自体の将棋指導も担当[43]
ゲーム
- 将棋RPG つめつめロード(2016年、DIG、スマートフォン向けゲームアプリ)※声の出演
脚注
関連項目
外部リンク
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