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隠岐の富士和也

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隠岐の富士 和也(おきのふじ かずや、本名:竹谷和也(たけだに かずや)、1988年1月26日 - )は、島根県隠岐郡隠岐の島町出身の元大相撲力士。現在は世話人八角部屋所属。最高位は西幕下11枚目(2021年1月場所)。部屋公式プロフィールによると、好物はちゃんこ、趣味は昼寝、ゲーム[1]

概要 隠岐の富士 和也, 基礎情報 ...
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経歴

入門前

2004年9月、テレビ番組『ザ!鉄腕!DASH!!』の企画「ソーラーカー 一筆書きで日本一周」で隠岐古典相撲のアマチュア選手として登場。長瀬智也と対戦し、寄り切りで勝利した。長瀬曰く「16歳には見えなかった」という。

漁師の息子であったが、致命的に船酔いしやすいので幼い頃から家業を継ぐ見込みがなく、八角部屋のマネージャーが勧誘に来たこともあって入門を決意した[2]

入門後

2006年3月場所に初土俵。翌5月場所から三場所続けて勝ち越し、11月場所より三段目に昇進した。

2009年3月場所で初めて幕下に昇進した。その後は、幕下と三段目を往来している。

2010年3月場所より四股名を「竹谷」から「隠岐の富士」に改めた。

2011年11月場所では、6勝1敗で8人が並び、トーナメント形式による優勝決定戦に臨んだが一回戦で敗れた。

2023年9月30日、1月に引退した兄弟子である隠岐の海の引退相撲にて、隠岐古典相撲形式での最後の取組相手として二番を取った。

2024年3月場所限りで現役を引退。引退後は世話人に採用された[3]。兄弟子の元隠岐の海の君ヶ濱親方に、今後八角部屋を継承するにしても分家独立するにしても同郷のサポート役が必要だという師匠の判断から世話人就任を打診されたという。

引退の理由として本人は「けがではなく、体が動きにくくなっていた」と語り、日本相撲協会の試験を受けて世話人になる道を選んだと説明した。隠岐の島島港町の西郷相撲振興会の奥谷寿久会長は「隠岐の海と同じく、『人間よし』で勝つ相撲にこだわらなかった」と労い、池田高世偉隠岐の島町長は「華やかなスポットライトを浴びたわけではないが、隠岐の人にとって応援したくなる人柄だった」とたたえた[4]

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主な成績

通算成績

  • 通算成績:380勝362敗(107場所)

場所別成績

さらに見る 一月場所 初場所(東京), 三月場所 春場所(大阪) ...
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改名歴

  • 竹谷 和也(たけだに かずや):2006年3月場所 - 2010年1月場所
  • 隠岐の富士 和也(おきのふじ かずや):2010年3月場所 - 2024年3月場所

脚注

関連項目

外部リンク

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