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PlayStation 3のゲームタイトル一覧

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PlayStation 3のゲームタイトル一覧(プレイステーションスリーのゲームタイトルいちらん)では、PlayStation 3対応として日本で発売された全976タイトルのゲームソフトおよび配信専用タイトルを発売順に列記する。


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特徴

要約
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同ハードは、ウェブブラウザをはじめとするネットワーク機能が強化されたことで知られている。たとえば、「死にゲー」として知られる『Demon's Souls』(2009年2月5日)[1]と『DARK SOULS』(2011年9月22日)[2]は、いずれもネットワーク機能を通じて他のプレイヤーの死亡現場からその状況を知ったり、ヒントメッセージを残すことができたほか、ほかのプレイヤーのいる世界に干渉することができた。加えて『DARK SOULS』では、難敵を撃破するまでの過程を動画投稿サイトへアップロードすることがプレイヤーの間で流行した[3]

ネットワーク機能の強化により、ゲームストアを介したソフトのダウンロード配信もできるようになり、小規模なゲーム開発者も作品を世界中に送り届けられるようになった[4]。このサービスを通じて『PixelJunk』シリーズを配信していたキュー・ゲームスは、日本での知名度獲得という課題を解決するため、複数の独立系デベロッパーとともに、インディーゲームの見本市「Bitsummit」を開き、やがて世界各国のインディーゲームが集う一大イベントへと発展していった[4]。同様の理由から、コストが低く再配布も容易なダウンロードコンテンツを特典とする例も出てくるようになり、たとえば『仮面ライダー バトライド・ウォー』では原作となるテレビ番組の楽曲をゲーム内でカスタムサウンドトラックとして利用できるデータを同梱した限定版を発売し、予想を超えるヒットを記録した [5]

2008年のアップデートで、ゲームのやりこみ度合いを示すトロフィー機能が追加された[6]。加えて、1995年に開始された同名プロジェクトのリニューアルとして、「PlayStation C.A.M.P!」が展開され、『ゴミ箱 -GOMIBAKO-』や『無限回廊』といった作品が世に送り出された[7]

とはいえ発売当初は、高い本体価格と貧弱なソフトラインナップから、PlayStation 3への供給を見合わせるメーカーが相次ぎ、特に本体発売から約1年後の2007年にはモンスターハンターシリーズドラゴンクエストシリーズといった人気シリーズのナンバリング作品が任天堂製のゲーム機向けに発表されたことは、年末商戦に向けて廉価モデルを売ろうとしていたソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)にとっては大きな痛手となった[8]。また、『ガンダム無双』のようにPlayStataion3向けに発売されても開発費に見合った売り上げを達成できず、PlayStation 2にも展開して費用を回収した例もあった[9][注釈 1][注釈 2]。加えて、もう一つのライバルであるマイクロソフトがソフトウェアを作りやすい開発環境をXbox 360向けに出したことでソフトメーカーの支持を集めたこともPlayStation 3にとって不利だった[11]。こうした中、日本国外の大手開発会社の間では、市場拡大を見据え、優秀な人材をそろえてPlayStation 3に相応しい作品を作り、ヒットしたらより良い人材を用意してさらに最適化した作品を作る、という開発サイクルが動き始めており、2008年の時点では『RESISTANCE2』といった作品が登場していた[11]。もっとも、3つのプラットフォームが勢ぞろいしたことで、PlayStation 3独占タイトルが大幅に減ったことに加え、特に日本国外の開発元はXbox 360との併売作品に力を入れており、PlayStation 3の持ち味があまり活かされない作品が増えるのではないかという懸念もあった[11]

SCE World Wide Studioの吉田修平は当時の様子について、「開発者への支援が必要だと認識しつつも、同じくとがったハード性能をしていたPlayStation 2においてはソフトメーカーが持ち味を引き出すことに夢中になっていたからPlayStation 3もそうだろうと考えていた」とニュースサイト「AV Watch」による2013年のインタビューの中で振り返っている[3]。開発ツール配布後にPlayStation 3への参入を見送る者が出てきたことで、この方法が通用しないという見方がソニー社内に広まり、次世代機であるPlayStation 4の開発に当たってはこれを教訓に、ソフトメーカーが作品を作りやすくするという方針がとられた[3]

PlayStation 3用ソフトの中には、『劇場版マクロスF〜イツワリノウタヒメ〜 Hybrid Pack[12]のように、BD-ROMの大容量を活かして、映像作品とゲームの両方を収録した「ハイブリッドディスク」も登場した。一方、Xbox 360はBD-ROMよりも容量の小さいDVD-ROMを採用していたことから、PlayStation 3用ソフトをXbox 360へ移植してパッケージタイトルとして発売するには、複数のDVD-ROMに分ける必要があった[13]。双方にソフトを供給していたサードパーティの中には、これを障壁とみなしてマルチプラットフォーム化を断念した例もあった[13]

初期型のPlayStation 3はPlayStationおよびPlayStation 2との後方互換機能が存在していたものの、2007年11月以降に発売されたモデルからはPS2の互換用機能が削除された[6]。ただし、非完全な互換性であるがそれ以降のPS3モデルでも一部タイトルはダウンロード版でPS2タイトルをソフトウェアエミュレーションにより起動できるようになった[14]


2018年までにPlayStation 3用ソフトとして発売されたソフトの一部は、様々な形で展開された[注釈 3]

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一覧表について

  • 追加要素を含まない廉価版などは除く。
  • 一覧表に書かれている文字は、以下に対応していることを示す。●が対応タイトル、○が専用タイトル。
    • :オンラインプレイ対応タイトル(サービスが終了したタイトルも含む)。
    • MPlayStation Move対応又は専用タイトル(原則PlayStation Eyeも必須となる)
    • 3:3D立体視対応タイトル

パッケージタイトル

要約
視点

パッケージタイトルは2006年から2018年にかけて発売された。

さらに見る 目次 ...


パッケージタイトルの発売年ごとのタイトル数は以下の通り。

  • 2006年(全13タイトル)
  • 2007年(全52タイトル)
  • 2008年(全83タイトル)
  • 2009年(全74タイトル)
  • 2010年(全115タイトル)
  • 2011年(全147タイトル)
  • 2012年(全143タイトル)
  • 2013年(全136タイトル)
  • 2014年(全102タイトル)
  • 2015年(全69タイトル)
  • 2016年(全36タイトル)
  • 2017年(全5タイトル)
  • 2018年(全1タイトル)

*マークの付いたタイトルはすべてPSNトロフィー機能に非対応である。

さらに見る 発売日, タイトル ...
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配信専用タイトル

要約
視点

配信専用タイトルは2006年から2017年にかけて配信開始された。

配信専用タイトルの配信開始年ごとのタイトル数は以下の通り。

  • 2006年(全6タイトル)
  • 2007年(全15タイトル)
  • 2008年(全21タイトル)
  • 2009年(全33タイトル)
  • 2010年(全35タイトル)
  • 2011年(全32タイトル)
  • 2012年(全22タイトル)
  • 2013年(全37タイトル)
  • 2014年(全46タイトル)
  • 2015年(全29タイトル)
  • 2016年(全11タイトル)
  • 2017年(全12タイトル)

なお体験版・追加アイテムは除く。赤の背景色はDL版配信が終了したタイトル。

さらに見る 配信日, タイトル ...
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発売されなかったソフト

さらに見る タイトル, 発売元 ...
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脚注

参考文献

外部リンク

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