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Snow halation

μ'sの楽曲 ウィキペディアから

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Snow halation」(スノー・ハレーション)は、μ'sの楽曲。同グループの2ndシングルとして2010年12月22日Lantisから発売された。CDには楽曲とボイスドラマが、DVDにはアニメーションミュージッククリップが収録されている。

概要 μ's の シングル, 初出アルバム『μ's Best Album Best Live! collection Heart of Magic Garden2』 ...

表題曲「Snow halation」はμ'sの代表曲と見なされることもあり、μ'sのライブイベントにおいても定番曲となっている[2]

通称は「スノハレ[3]

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背景

ラブライブ!』は、学校で活動するアイドルグループ(スクールアイドル)を題材とした、サンライズランティス・『電撃G's magazine』(アスキー・メディアワークス)の合同によるメディアミックス作品である。2010年6月30日発売の『電撃G's magazine』(以下『G's』)2010年8月号より企画が始動し[4]、8月にはデビューシングル「僕らのLIVE 君とのLIFE」をリリースした[5]

「僕らのLIVE 君とのLIFE」リリースに先立ち『G's』2010年9月号(7月30日発売)において、2010年12月に2ndシングルをリリースすること、2ndシングルのセンターを決定する「センターポジション決定戦」を行うことが告知された[6]。9月10日には、投票の結果高坂穂乃果がセンターポジションとなることが決定した[7]。また、9月30日には『G's』2010年11月号の誌上で、それまで非公開であったメンバーのキャスティングが発表された[8]

また「僕らのLIVE 君とのLIFE」のリリース時点では、グループ名は決定していなかった。『G's』誌上でグループ名を募集する企画も開催され[9]、その結果『G's』2011年1月号で「μ's」に決定した[10]。今作以降は、「μ's」がアーティスト名義となっている[11]

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リリース

概要 画像外部リンク ...

初回生産分は初回生産限定スペシャルジャケット仕様[注 1]になっている。法人特典として、アニメイト・ゲーマーズ・コミックとらのあなで購入すると、数量限定のレプリカチケット[注 2]が商品1つにつき、1枚付属した。

キャッチコピーは「あなたと過ごしたい…冬の日の思い出が、はじまる」。

チャート成績・受容

2011年1月3日付のオリコン週間ランキングでは1,023枚を売り上げ74位にランクインした。これが2019年時点においては最高順位となっている[1]。その後1週で圏外に去ったが、アニメ第2期9話放送後にあたる2014年6月23日付のオリコン週間ランキングで186位に復帰し、次週も185位を記録した[12]。累積売上枚数は1,451枚を記録している[12]

本楽曲は後述のベストアルバムにも収録されており、これは累積売上枚数10万枚を超えている。

JOYSOUNDと連携する会員制サイト「うたスキ」の歌唱ログに基づいた2015年の「年代別カラオケランキング」において、20代のランキングで11位を記録した[13][14]

NHK BSプレミアムにて2017年2月18日に放送された生放送番組『カウントダウンLIVE アニソン ベスト100!』において、本曲が第1位に選ばれた[15][16]。また2019年には、ソニー・ミュージックエンタテインメントによって発表された平成アニソン大賞において、2010年代の特別賞を受賞した[17]

2020年9月6日に放送された『国民13万人がガチ投票! アニメソング総選挙』では18位にランクインした。

ライブ・パフォーマンス

「Snow halation」はライブイベントにおいて度々披露された。

μ'sのワンマンライブにおいては、2012年2月に行われた『First LoveLive![18]2013年1月に行われた『New Year LoveLive! 2013』、2013年12月に行われた『3rd Anniversary LoveLive![19]2014年2月に行われた『→NEXT LoveLive! 2014 〜ENDLESS PARADE〜[20]2015年1月に行われた『Go→Go! LoveLive! 2015 〜Dream Sensation!〜[21]、2016年3月・4月に行われた『Final LoveLive!〜μ'sic Forever♪♪♪♪♪♪♪♪♪〜[22][23]の全てでパフォーマンスが行われている。

また、2020年1月18日19日さいたまスーパーアリーナで開催され、μ’sにとっては『Final LoveLive!』以来約4年ぶりのライブイベント出演となった『LoveLive! Series 9th Anniversary ラブライブ!フェス』においても、μ’sの最後の曲目として披露された[24][25]

ライブにおいては、大サビ(落ちサビ)において観客が、ペンライトの色を白色からソロパートを担当する高坂穂乃果のイメージカラーであるオレンジ、しかも輝度が高いウルトラオレンジに切り替えるのが恒例となっている[26][22]。これはアニメーションPVにおいて街路樹のイルミネーションの色が変化する演出に合わせて行われるものであり[23]、ファンの間で自然発生的に始まったものが定着したものである[27][28]。μ'sが不在でも落ちサビでウルトラオレンジに切り替える演出は健在で、「アニメロサマーライブ2018」でTHE MONSTERSが本曲をカバーした時や[29]、2023年12月10日に東京ドームで行われた「異次元フェス アイドルマスター☆♥ラブライブ!歌合戦」でアイドルマスターシリーズ出演者全員が本曲をカバーした際にもこの演出が再現された[30]

テレビ番組でのパフォーマンス

2015年2月16日NHK Eテレで放送されたテレビ番組『Rの法則』にμ'sがゲスト出演した際、番組内で同曲を披露した[31]。2015年11月20日にNHK BSプレミアムで放送された『ラブライブ!μ's スペシャルライブ』においても、スペシャルライブの曲目のひとつとして同曲が披露された[32]

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テレビアニメでの使用

「Snow halation」は、2014年に制作・放送されたテレビアニメ『ラブライブ!』第2期第9話において挿入歌として使用された。劇中において同曲は、「ラブライブ!」[注 3]本大会に東京代表として出場するスクールアイドルを決定する最終予選大会で披露されるという設定であった。大会当日大雪が降りしきる中でパフォーマンスを行ったμ'sは、ライバルであるA-RISEを退けて本大会への出場を果たした[33]

CONTINUE』誌においてフリーライターのしょうじゆうこは、テレビアニメにおける同曲のライブシーンの描写について「ライブシーンを見るだけでもかなりの価値がある」「一瞬一瞬の(メンバーの)表情がとても魅力的で、制作陣の力の入れようがうかがえる」と評価している[34]

収録曲

収録内容におけるボーカル曲は太字、ボイスドラマパートは▲印で表記する。

  • CD
    1. Snow halation [4:19]
    2. baby maybe 恋のボタン [4:31]
    3. Snow halation (Off Vocal)
    4. baby maybe 恋のボタン (Off Vocal)
    5. 聖夜の女の子たち。…まだ明るいけど [8:17]
      • 出演:μ's
    6. あなたとクリスマス-高坂穂乃果- [1:04]
    7. あなたとクリスマス-絢瀬絵里- [1:03]
    8. あなたとクリスマス-南ことり- [1:18]
    9. あなたとクリスマス-園田海未- [0:59]
    10. あなたとクリスマス-星空凛- [0:51]
    11. あなたとクリスマス-西木野真姫- [1:02]
      • 出演:西木野真姫(声 - Pile
    12. あなたとクリスマス-東條希- [0:57]
    13. あなたとクリスマス-小泉花陽- [1:20]
    14. あなたとクリスマス-矢澤にこ- [0:55]
    15. 未来へゴー・ネクスト! [1:21]
      • 出演:μ's
  • DVD
    1. Snow halation [6:02]
      • 発売時期の12月にあわせて、PVはクリスマスをテーマにしている。ドラマパートには恋愛要素を取り入れている[37]
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PVスタッフ

  • 企画 - サンライズ
  • 原作 - 矢立肇
  • 原案 - 公野櫻子
  • 絵コンテ・演出・監督 - 京極尚彦
  • キャラクターデザイン - 室田雄平
  • デザインワークス - 稲吉智重
  • 総作画監督 - イナヨシトモシゲ
  • 作画監督 - 稲吉朝子、大杉尚広、イナヨシトモシゲ
  • 美術監督 - 徳田俊之
  • セットデザイン - 高橋武之
  • 色彩設計 - 横山さよ子
  • CGプロデューサー - 松浦裕暁
  • 3DCGI - サンジゲン
  • 撮影監督 - 葛山剛士
  • 編集 - 今井大介
  • 音響監督 - 明田川仁
  • 音楽制作 - ランティス
  • 音楽プロデューサー - 斎藤滋
  • プロデューサー - 平山理志、伊藤善之、高野希義
  • 振付 - yumi
  • 製作 - プロジェクトラブライブ!(サンライズ、ランティス、アスキー・メディアワークス

収録アルバム

さらに見る 曲名, アルバム ...

他アーティストによるカバー

参考文献

  • 『ラブライブ! HISTORY OF LoveLive!』KADOKAWA アスキー・メディアワークス、2014年8月15日。ASIN B00N0K1MFO

脚注

外部リンク

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