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オリエンタルラジオ

日本のお笑いコンビ (2003-) ウィキペディアから

オリエンタルラジオ
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オリエンタルラジオ(略称:オリラジ)は、中田敦彦藤森慎吾からなる日本お笑いコンビ。東京NSC10期生。2014年よりダンス&ボーカルユニット・RADIO FISHとしても活動している。芸能活動全般はフリーランスとして活動しているが、別途漫才協会に所属している(ただし、2024年7月現在、漫才協会の定席には1度も立ったことがない[3])。

概要 オリエンタルラジオ, メンバー ...
概要 YouTube, チャンネル ...
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メンバー

佐賀県生まれ、大阪府高槻市山口県山口市東京都育ち。ボケ・ネタ作り担当。
長野県諏訪市出身。ツッコミ担当。

概要

要約
視点

中田と藤森は自動車事故の受付のオペレーターのアルバイトで知り合う[4]。互いを知り合う内に、元々お笑い好きだった中田の影響を受けた藤森が逆に中田を誘う形で、大学に通いながら吉本総合芸能学院(NSC)へ入学することとなる。

コンビ名はNSC入学当初は「中田藤森」と仮で名乗っていた。「オリエンタルラジオ」は「オリエンタル」を中田が持ち寄った言葉の中から選び、「ラジオ」を藤森が持ち寄った言葉から選んだ。また中田が保険代理店を営む父親に「良い車の名前にはラ行 (ラ・リ・ル・レ・ロ) の文字が入っている」(例:センチュジデント等) と言われ、「自分もコンビ名にはラ行を入れたい」と思いラ行が3文字入っている「オエンタルラジオ」としたという[5]。また「オリエンタルラジオ」をネット検索にかけたところ、1件もヒットしなかった事も理由の1つである。他の候補として「アンディーシンディー」が上がったこともあるが、略したときに「アンシン」=「安心」となってしまいイメージが違うと没となった。NSC入学前に一度中野twlにてアマチュアとして舞台に立った際には「fishboy」と名乗っていた。

2004年12月、NSC在学中にもかかわらず『M-1グランプリ』準決勝進出。2005年4月にデビューを果たし、同月『ゲンセキ』(TBSテレビ)にてテレビデビュー[6]。「武勇伝」ネタを主な芸風として活動し、『エンタの神様』(日本テレビ)をキッカケに全国区の人気を得て大ブレイクを果たす。当初『エンタの神様』総合演出の日本テレビ五味一男からは空手着を着て出てほしいと要望を受けたが中田は頑なに拒否。私服を希望した中田と五味の意見の間を取って「色違いのボーダー上着」の出演となった。3回目出演からは五味に「視聴率芸人」として認められ、服装は自由になった[7]。NSC卒業するまでの結成の経緯などについては、中田の自伝的小説『芸人前夜』が詳しい。

ブレイクをきっかけにデビュー3年で冠番組を含むレギュラー番組を10本獲得する[8]。ラジオではニッポン放送『オリエンタルラジオのオールナイトニッポンR』(ニッポン放送)を芸歴1年で担当。生放送中に掴み合いの喧嘩をする回は、後に伝説回とされ、爆笑問題[9]オードリー[10]ハライチ[11]から度々に話題に出されることがある。しかしそれから3年で『森田一義アワー 笑っていいとも!』(フジテレビ)以外の全ての全国ネット地上波レギュラー番組を失う[8]。その後はコンビ2人で1年間かけて山林を開墾し農業に挑むといった体を張った企画にもチャレンジするものの、企画がほとんどオンエアされない (1年ロケをしてオンエアされたのは2時間程度) など不遇の時代を迎える[8]。その間コンビとしての出演以外にそれぞれ単独で出演していく中で中田が "オタク・インテリ" キャラ、藤森が "チャラ男" キャラを確立、2011年に再ブレイクを果たした。2015年には後輩である8.6秒バズーカーのネタを完コピしたことが話題となり、2016年には後述するRADIO FISH名義での楽曲「PERFECT HUMAN」でブレイクし、目標として掲げていた『第67回NHK紅白歌合戦』への出場を果たした[12]

2014年より中田の実弟であるFISHBOYらと共にダンス&ボーカルユニット・RADIO FISHを結成し、以降ネタ番組やライブでは主にRADIO FISHとしてのパフォーマンスを披露している。

2020年1月27日、公式YouTubeチャンネルを開設[13]。同年12月28日、吉本興業を同月末をもって退所することを発表し[14][15]、YouTubeにて会見を行った[16]

2021年3月に中田が家族でシンガポールへ移住して以降、コンビでの活動が少なくなっていたが、2022年7月2日放送の『THE MUSIC DAY 2022』(日本テレビ)にオリエンタルラジオ率いるRADIO FISHが出演し、久しぶりにテレビで共演を果たす[17]。その後、同年11月19日よりYouTube番組『オリラジアカデミー』の配信を開始し[18] 、2023年1月8日放送の『サンデージャポン』(TBS)にコンビとして約2年ぶりにテレビに出演する[19]など、再びコンビでの活動を増やしている。

2023年9月9日、ナイツ塙宣之YouTubeチャンネルにて漫才協会に所属することを表明[20]

2025年、デビュー20周年とRADIO FISHのデビュー10周年を迎えるにあたり、日本武道館にてワンマンライブを開催予定[21]

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芸風

要約
視点
Thumb
2007年4月

コンビのネタとしては前述の「武勇伝」ネタが有名だが、通常の掛け合い漫才やコントも行う。

「武勇伝」ネタ

コンビの代名詞とも言えるネタ。全身を使った軽快なジェスチャーを交えつつテンポよく七五調でしゃべり、中田が話す「武勇伝」に藤森が合いの手で茶々を入れたりオチを言ったりして笑いを取る。いわゆる「リズム芸」に分類される芸風である。最初のM-1は「武勇伝」で出場し、準決勝まで勝ちあがった。

2015年に笑点に出演した際は、他の出演者が演目に「漫才」や「コント」と書かれている中、演目「武勇伝」と書かれていた。

ネタはまず2人が振り付けをしながら「デンデンデンデデンデデンデンデン、デンデンデンデデンデデンデンデン、デン、デン、デンッ!」とリズムに乗りながら登場。その後定位置につき、中田は両手を挙げ、藤森はいわゆる「ライダーポーズ」のようなポーズをとる。中田が「オゾン層は俺が守る!」など一言叫んで宣言した後、藤森が「あっちゃんカッコイイ!」と中田を指差す。そして2人で「デンッ!」と言ったあとに中田が腕を組み、藤森「オリエンタルラジオです」→中田「お願いします」→藤森「あっちゃんいつものやったげて!」→中田「おう、聞きたいか俺の武勇伝!」→藤森「その凄い武勇伝ってのを言ったげて!」→中田「俺の伝説ベストテン!」→藤森「レッツゴー!」とリズムに乗って掛け合い、リズムネタを始める。

リズムネタの部分は、中田の語る「武勇伝」に対して藤森がその後のオチを語っていく (例: 中田「手品で100万円を消す」→藤森「すごい!出し方忘れて大損害!」)。一つ「武勇伝」とオチを言うごとに2人で「武勇伝、武勇伝!武勇デンデンデデンデン!」と言い、藤森が「レッツゴー!」と言ったあとに次のネタに入る。

リズムネタを3つほど続けると、藤森の「レッツゴー!」に代わり中田の「カッキーン!」というセリフに続いて掛け合いが始まる。まず藤森が「すごいよ~、あっちゃん凄すぎるよー!」などと感心し、中田に何かを提案したり披露したりする。すると中田がそれを止めようとしたり失敗するので藤森が指摘すると、中田が「しゃらくせぇ~!」と言って藤森を殴りあげる (ふりであり、本当には殴らない)。藤森が「何すんだよ!」と怒ると、中田が「男は一度言ったことを貫き通すんだよ!」など名言的なものを述べ、藤森「カッコイイ~!」→中田「カッキーン!」と続け、再びリズムネタに入る。

ネタの終盤は2人が手を振る振り付けをしながら「♪意味は無いけれど、ムシャクシャしたから、○○で××する~、デンデンデデンデン」など2回歌う (藤森が主旋律、中田がハモリ)。その後、中田「カッキーン!」→藤森「あっちゃんカッコイイ!」→中田「レッツゴー!」→2人「デンデンデデンデンデンデデンデン、デンデンデデンデンデンデン… (サイレントで披露)」→中田「カンカカンカ、カンカカッキーン!」→最後にリズムに乗ってひとネタ→藤森「ペケポン!」と言って終了する。

藤森はこのネタについて「エンタの神様では全部ディレクターと作家が考えたネタ」「自分たちの武勇伝のネタは1つもなかった」と語っていたことがあるという[22]

漫才

一時期武勇伝を封印し、掛け合い漫才に尽力していた。2005年及び2007年 - 2009年は『M-1グランプリ』に掛け合い漫才で出場し、いずれも準決勝まで進出を果たしている。また、2007年 - 2008年には掛け合い漫才で『NHK新人演芸大賞』の決勝にも出場している。

コント

中田のキャラで「○○沢」と名のつくキャラクターがよく登場する。中田は色々なキャラを変幻自在に演じるタイプではなく、特定の似た傾向のクセの強いキャラのみを得意とするタイプゆえ、本人はコントはそれほど得意ではないと公言している。

作品

参加作品

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映像作品

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公式商品

書籍

その他

  • オリエンタルラジオステッカー (ステッカーシール、吉本興業)
  • オリエンタルラジオクッキー (菓子、吉本興業)
  • オリエンタルラジオラバーストラップ (ストラップ、吉本興業)
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出演

要約
視点

テレビ番組

ウェブ番組

ラジオ番組

テレビドラマ

映画

実写

吹き替え

アニメ

CM

舞台

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単独ライブ

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受賞歴

賞レースなどでの戦績

脚注

外部リンク

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