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エアウィンザー

日本の競走馬 ウィキペディアから

エアウィンザー
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エアウィンザー(欧字名:Air Windsor2014年2月15日 - )は、日本競走馬[1]。主な勝ち鞍に2018年チャレンジカップ

概要 エアウィンザー, 欧字表記 ...

馬名の由来は、冠名+「ウィンザー城[6]

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デビュー前

秋華賞を勝ったエアメサイアの最後の産駒として、2016年クラシックで活躍した1つ年上のエアスピネルの全弟として注目を集め、エアスピネルにも騎乗した武豊も「お兄ちゃん(エアスピネル)に似ている」と期待をかけるほどであった[7]

現役時代

要約
視点

2歳(2016年)

9月25日阪神競馬場2歳新馬戦でデビューし、1番人気に支持される[8]。レースでは中団のやや後ろに位置を取り、4コーナーから動き始め、早めに先頭に立つも、内から伸びてきたムーヴザワールドと接戦になりクビ差差され2着に終わる[8]。2戦目となった京都競馬場の未勝利戦では、10秒台を含むペースでやや後方の位置取りとなったが、外から差し切って勝ち上がった[9]

3歳時(2017年)

3歳となった2017年は初戦として500万円下の福寿草特別に出走し1番人気に推されるも、先に抜け出した出走馬9頭中8番人気の伏兵サトノリュウガに4分の3馬身差及ばず、2着に終わる[10]重賞初挑戦となった共同通信杯では、新馬戦で先着を許したムーヴザワールド、東京スポーツ杯2歳ステークスの2着馬スワーヴリチャードに次ぐ3番人気に支持された[11]。陣営ではレースに先立ってシャドーロールを装着するなど、これまでの3戦で力を出し切れていないもどかしさの解消に努めた[12]。しかしレースでは武豊曰くペースについていくのが精いっぱいで脚色も伸びず、スワーヴリチャードの6着に敗れた[13]。レース後は戦列からしばらく遠ざかり、皐月賞日本ダービーのクラシック戦線には姿を見せなかった。7月札幌競馬場の500万下北辰特別で戦列に復帰し、福永祐一騎乗で3着[14]。以後、500万下、1000万下の両条件をそれぞれ2着、1着として準オープンクラスに上がり、2017年を終える。

3歳時に勝ち味が遅かったことについて陣営は、ゴール手前で力を抜いてしまうことを理由に挙げていた[15]

4歳時(2018年)

2018年は1月7日の準オープン1600万下の寿ステークスから始動、レースは先に動いたトリオンフを捕まえることができず2着に終わる[16]。その後はしばらく間の置いたのち、5月東京競馬場のむらさき賞[17]、9月阪神競馬場の西宮ステークス[18]と1600万下のレースを連勝し、10月28日京都競馬場のオープン特別カシオペアステークスも2着グリュイエールに2馬身差をつける快勝で3連勝を達成[19]。共同通信杯以来の重賞出走となった12月1日のチャレンジカップは、1番人気こそ日本ダービー馬レイデオロの弟レイエンダに譲ったものの、レースでは5番手から進出して最後の直線で後続を突き放し、2着マウントゴールドに3馬身差をつけて4連勝で重賞初制覇を果たした[20]。2018年はこれで走り納めとなり放牧に出され、2019年は春に大阪杯を目標とするローテーションが組まれることとなった[21]

3歳時とは一変したレースぶりについて陣営では気を抜く場面が解消されたことを理由に挙げ[15]、同じく3歳時の秋から騎乗して重賞タイトルももたらしたミルコ・デムーロも同じく気を抜く面が解消されたことを挙げ、それに加え体格がしっかりしてきたことを挙げた[22]

5歳時(2019年)

5歳を迎えた2019年は、鞍上に共同通信杯以来となる武豊を迎えて3月10日中京競馬場金鯱賞から始動[23]。前日発売の段階で2017年のJRA最優秀2歳牡馬ダノンプレミアムエリザベス女王杯勝ち馬で香港ヴァーズでも2着に奮闘したリスグラシューなどGI馬5頭を抑えて1番人気に推され[24]、1番人気を保ったまま迎えたレース本番では稍重の馬場に脚をとられてダノンプレミアムの3着に終わったものの[25]、出走メンバー関係から前哨戦の内容としては及第点を与えられた[26]。初のGI出走となった大阪杯もGI馬が8頭居並ぶ中で5着とする[27][28]。秋はオールカマーからの始動が予定されていたが[29]京都大賞典からの使い出しに変わり12着[30]。レース後、右前球節の剥離骨折が判明して手術が行われたのち放牧に出され、2019年の残りシーズンは全休することとなった[31]

6歳時(2020年)~7歳時(2021年)

2020年5月10日の新潟大賞典で復帰したが9着と惨敗。その後は二桁着順が続き、2021年5月2日の吾妻小富士ステークスでダートに挑戦するも9着に終わる。6月13日の三宮ステークス14着を最後に現役を引退、6月19日付けで競走馬登録を抹消した。引退後は滋賀県甲賀市グリーンウッド・トレーニング甲南馬事公苑で乗馬となる[2]

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競走成績

要約
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以下の内容はnetkeiba.comの情報[32]に基づく。

さらに見る 競走日, 競馬場 ...
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血統表

エアウィンザー血統(血統表の出典)[§ 1]
父系ミスタープロスペクター系
[§ 2]

キングカメハメハ
2001 鹿毛
父の父
Kingmambo
1990 鹿毛
Mr.Prospector
1970 鹿毛
Raise a Native
Gold Digger
Miesque
1984 鹿毛
Nureyev
Pasadoble
父の母
マンファス
1991 黒鹿毛
ラストタイクーン
1983 黒鹿毛
*トライマイベスト
MIll Princess
Pilot Bird
1983
Blakeney
The Dancer

エアメサイア
2002 鹿毛
サンデーサイレンス
1986 青鹿毛
Halo
1969
Hall to Reason
Cosmah
Wishing Well
1975
Uniderstanding
Mountain Flower
母の母
エアデジャヴー
1995 鹿毛
*ノーザンテースト
1971 栗毛
Northern Dancer
Lady Victoria
*アイドリームドアドリーム
1987 鹿毛
Well Decorated
Hidden Trail
母系(F-No.) アイドリームドアドリーム系(FN:4-r) [§ 3]
5代内の近親交配 Northern Dancer 5×5×4 = 12.50% [§ 4]
出典
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脚注

外部リンク

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