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クイーンカップ
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クイーンカップは、日本中央競馬会(JRA)が東京競馬場で施行する中央競馬の重賞競走(GIII)である。競馬番組表での名称は「デイリー杯 クイーンカップ(デイリーはい クイーンカップ)」と表記している[2]。
寄贈賞を提供するデイリースポーツは、神戸新聞社(2010年までは子会社のデイリースポーツ社)が東京と兵庫県神戸市で発行する朝刊スポーツ紙[3]。神戸新聞社は本紙の特別版として馬サブローも発行している。旧デイリースポーツ社東京本社の流れをくむ、同社の「デイリースポーツ東京本部」が管理する。
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概要
1966年に創設された、4歳(現3歳)牝馬限定の重賞競走[4]。春の牝馬クラシック(桜花賞・優駿牝馬)へとつながる3歳牝馬重賞路線のひとつとして位置づけられている[4]。
第1回は中山競馬場の芝1800mで4月に行われた[4]が、その後施行場や距離は幾度かの変遷を経て、1981年以降は東京競馬場の芝1600mで定着[4]。施行時期も1998年から2月で定着した[4]。
外国産馬は1994年から、地方競馬所属馬は1996年からそれぞれ出走可能になり[5]、2009年からは外国馬も出走可能な国際競走となった[6]。
競走条件
出走資格:サラ系3歳牝馬
- JRA所属馬
- 地方競馬所属馬(2頭まで)
- 外国調教馬(優先出走)
- 負担重量:馬齢重量(55kg)
賞金
2025年の1着賞金は3800万円で、以下2着1500万円、3着950万円、4着570万円、5着380万円[1][2]。
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歴史
要約
視点
- 1966年 - 4歳牝馬限定の重賞競走として創設、中山競馬場の芝1800mで施行[4]。
- 1969年 - 名称を「デイリー杯 クイーンカップ」に変更[4]。
- 1972年 - 流行性の馬インフルエンザの影響により4月に順延開催。
- 1984年 - グレード制施行によりGIII[注 1]に格付け。
- 1994年 - 混合競走に指定され、外国産馬が出走可能になる[5]。
- 1996年 - 特別指定交流競走に指定され、地方競馬所属馬が2頭まで出走可能となる[5]。
- 2001年 - 馬齢表示の国際基準への変更に伴い、出走条件を「3歳牝馬」に変更。
- 2007年 - 国際セリ名簿基準委員会(ICSC)の勧告により、格付表記をJpnIIIに変更[8]。
- 2009年
- 2014年 - 土曜の降雪による開催中止の影響で火曜(2月18日)に実施[9][10]。
- 2019年 - 土曜の降雪による開催中止の影響で月曜(2月11日)に実施[11][12]。
- 2021年 - 新型コロナウイルス感染拡大防止のため「無観客競馬」として実施[13]。
- 2024年 - 負担重量を馬齢重量に変更[14]。
歴代優勝馬
コース種別を表記していない距離は、芝コースを表す。
優勝馬の馬齢は、2000年以前も現行表記に揃えている。
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参考文献
- 「デイリー杯クイーンカップ(GIII)」『中央競馬全重賞競走成績集【2歳・3歳編】』日本中央競馬会、2006年、357-411頁。
脚注・出典
外部リンク
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