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参議院枠

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参議院枠(さんぎいんわく)とは、内閣与党参議院議員団に対して人事面で配慮すること、また、配慮の結果として参議院議員が充てられたポストのことである。

概要

慣例

内閣を発足するに当たり、政務三役の人事において、与党参議院議員団に配慮することが慣例となっている。

閣僚人事は内閣総理大臣の専権事項だが、閣僚ポストのいくつかは参議院議員団の推す入閣希望者リストに配慮するのが慣例になっている。参議院議員団の影響力が強い場合、首相の人事権や党内派閥力学を超えて、与党参議院議員団が事実上の人事権を持つ事例もある。

現在

現在は閣僚17人中2人・副大臣22人中4人・大臣政務官26人中8人」というのが一般的な基準とされている。ただし、情勢によって増減することがある。また、かつて内閣官房副長官が政務担当と事務担当(官僚)の2名だった時代は、政務担当に衆議院議員が就任したが、1998年7月以降は定数が3名に増員されたため、政務担当2名のうちの1名が参議院議員に割り当てられるようになった。

広義の参議院枠は閣僚に就任する参議院議員を指すが、狭義の参議院枠は与党参議院議員団の推薦した参議院議員のみを指す場合がある。狭義に当てはまらない例としては、小泉内閣国務大臣竹中平蔵のように、首相の意向で参議院議員団の推薦リスト以外の参議院議員を起用したとされる件などがある。

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参議院議員の閣僚

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関連項目

脚注

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