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太川陽介

日本の俳優、タレント、歌手 (1959-) ウィキペディアから

太川陽介
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太川 陽介(たがわ ようすけ、1959年昭和34年〉1月13日 - )は、日本俳優タレント司会者YouTuber、元アイドル歌手京都府中郡大宮町(現・京丹後市)出身。サンミュージックプロダクション所属。妻は女優の藤吉久美子

概要 たがわ ようすけ 太川 陽介, 本名 ...
概要 太川陽介, YouTube ...
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来歴・人物

要約
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1975年に公開された桜田淳子主演映画『スプーン一杯の幸せ』の相手役オーディションに応募するも、そのときすでに締め切りを過ぎていたため選外となった。しかし、その履歴書がスタッフの目に留まったことが芸能界デビューのきっかけとなった[1]。上京にあたり、京都府立峰山高等学校から日本学園高等学校へ転校[2]

1976年、「陽だまりの中で」でレコードデビュー。デビュー時のキャッチフレーズは「昇れ!太陽くん」。芸名は都倉俊一によるものといわれているが、実際はサンミュージックプロダクション創業者の相澤秀禎が決めたもので、「太陽という文字を入れてみました」とのことで[1]、「介」は文字の形が末広がりで縁起がいいと思ったからということである[1]

Thumb
「ルイルイ」のジェスチャー

1977年、3曲目の「Lui-Lui」が太川自身最大のヒット曲となり、同年暮れの第19回日本レコード大賞をはじめ、各音楽大賞の新人賞を総なめにした。歌詞の最後で「Lui-Lui(ルイルイ)!」と叫ぶポーズが、太川のトレードマークとなっている。1979年よりNHK総合レッツゴーヤング」の司会を務めるなど、昭和50年代を代表するアイドルであった。明るい曲調でヒットした「Lui-Lui」の次の曲が硬派路線の「Cry Cry Cry」だった。太川は「ルイルイの後はクライを三連発する曲となったけど、本当はB面の方が明るい曲でそちらを歌いたかった」と語ったことがある。

その後、アイドル歌手から主にタレント・司会者・俳優業に転向、1989年のミュージカル『エニシング・ゴーズ』に起用されたこと[3]がきっかけで舞台俳優として頭角を現す。舞台版の『細雪』では1998年より「啓坊」こと奥畑啓三郎役を演じている。もともとアイドルとしては茶目っ気や庶民性を前面に出すタイプであったこともあり、ホームドラマやコメディに適した俳優としてNHKなどでは特に厚遇された。ラジオパーソナリティ、旅番組などでも幅広く活動している。

1995年、女優の藤吉久美子と結婚(太川は初婚だったが藤吉は再婚)。2001年には長男が誕生した。芸能界のおしどり夫婦として有名で、なれそめは1994年にNHK大阪で藤山直美主演のドラマ新銀河『大阪で生まれた女やさかい』の撮影で共演したことだった。撮影終了後に新大阪駅に向かうタクシーで相乗りし、そのまま新幹線で東京まで一緒に帰り食事をして交際につながった。ちなみに前述のドラマでは、二人が一緒に出てくるシーンは一度しかなかった。また、それ以前はお互い顔と名前を知る程度で特に面識はなかったという[4]

2007年10月から2017年1月まで蛭子能収とともに『ローカル路線バス乗り継ぎの旅』に出演していた。太川のリーダーシップと計画性、さらにはチームメンバーに対する細やかな気遣いには定評があった。なかでも正反対の性格である蛭子とのやりとりが好評で、ベストコンビといわれていた。このことは業界でも高く評価されており、水道橋博士は「蛭子さんを扱えるのは太川さんだけ」「自分たちの中で太川さんの何が凄いかといったら、蛭子さんと3泊4日一緒に過ごせること。なおかつ番組として成立させられてしまうのだから本当に凄い」と、評価していた。これは問題行動や問題発言をよく繰り返す蛭子にうまく対処できない人が多いからであった(だからといって、それでも常に蛭子をコントロールできていたというわけではなく、道中で蛭子の心無い一言に激怒して感情的になったりしていた[5] のは日常茶飯事)。

「ローカル路線バス乗り継ぎ対決旅」シリーズでは、太川(バス)チームのリーダーを務める[6]

ぶらり途中下車の旅」の旅人としても長く活躍しており、旅番組のイメージが強い[7]。また、近年では旅番組にかぎらず太川が出演すると視聴率が跳ね上がることが多く、業界内では「太川は何かを持っている」という評価をもたれているとされる[8]

2017年6月27日、「京丹後市観光大使」に就任[9]2023年10月7日には首都圏の丹後地方出身者で作る『東京丹後人会』の会長に選任された[10]

2025年5月19日、「バス旅」出演を通じて全国の路線バスについての造詣が深いとして埼玉工業大学埼玉県深谷市)が自動運転バス特命教授に任命した。今後は公開講座や論文などに携わる予定[11]

2025年7月、東京・明治座での「デビュー60周年記念 五木ひろし特別公演 坂本冬美特別出演」において、五木が病気のため途中休演になったのを受け、第1部の時代劇「花のお江戸の快男児 喧嘩安兵衛」に別の役で出演していた太川が五木に代わって主演を務めた。セリフや立ち回りの動きをわずか1日、徹夜ですべて覚えて本番に臨んだ[12][13][14]

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ディスコグラフィ

シングル

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アルバム

オリジナル・アルバム

ベスト・アルバム

  • 太川陽介 ベスト・ヒット・アルバム(1978年発売)〈全14曲〉
  • 青春の軌跡(1980年発売)〈全14曲〉
  • 太川陽介 ゴールデン☆ベスト(2007年9月21日発売)〈全21曲、初CD化19曲〉
  • サンライズ・ベスト(2019年3月6日発売)〈CD+DVDの2枚組。全19曲、初CD化16曲〉

タイアップ曲

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出演

映画

Vシネマ

音楽番組・バラエティー番組

情報番組・教養番組

テレビドラマ

ラジオ

舞台

CM

吹き替え

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書籍

  • ルイルイ仕切り術:人生も会社も路線バスの旅も成功に導く40のツボ (小学館 ISBN 978409-3108287 2014年9月8日発売)

脚注

関連項目

外部リンク

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