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激動の昭和史 沖縄決戦
1971年に公開された日本の映画 ウィキペディアから
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『激動の昭和史 沖縄決戦』(げきどうのしょうわし おきなわけっせん)は、1971年(昭和46年)8月14日に公開された日本の映画[2]。カラー、シネマスコープ[1][2]。
概要
太平洋戦争末期の沖縄での戦いを描く「東宝8.15シリーズ」の第5作である[3][4][5]。
陸戦の描写が中心となるため、特撮はそれまでの戦記映画よりも少ないが[3]、1/1,100スケールの沖縄全島セットや1/200スケールの戦艦大和のミニチュアなどが造られた[6][4]。特殊技術を担当した中野昭慶は、セットが狭かったことから色合いを鮮やかにせずモノトーンに近いものとし、スモークで空気感を表現したと述べている[3]。
M41軽戦車は木製の実物大模型のほか[7]、自衛隊の中古車輌も併用された[8][4]。戦闘シーンでの爆発には、1日あたり150万円分の火薬が用いられた[3]。
キャスト
要約
視点
- 第三十二軍司令部
- 第六十二師団
- 第二十四師団
- 独立混成第四十四旅団
- 大本営
- 台湾第十方面軍
- 海上挺身隊
- 第三戦隊長:久野征四郎
- 義烈空挺隊
- 武剋隊
- 広森中尉:東野孝彦
- 小禄海軍陸戦隊
- 戦艦大和
- 第五航空艦隊
- 沖縄県庁
- 南風原陸軍病院
- 学校関係
- ひめゆり部隊
- 健児隊
- 神山島斬込隊
- その他
- 小倉曹長:地井武男[1][注釈 1]
- 老人[1][注釈 2]:三井弘次
- 藤田曹長:岩本弘司
- 抵抗する若い女:大谷直子
- 水を売る男:堺左千夫
- 山本憲兵隊長:山本清
- 亀甲墓の爺さん:藤原釜足
- 亀甲墓の婆さん:辻伊万里
- 亀甲墓の父:佐田豊
- 病気にうなされる老人[要出典]:香川良介
- 捕虜の少年兵:高原勉
- 亀甲墓の子:川瀬裕之
- 比嘉三平の老婆:木浦すみ江
- 連隊区司令部将校:江角英明
- 大森軍曹:山本廉
- 海岸の歩哨:大前亘
- 師範配属将校:園田裕久
- 島の長老[9]:小杉昇二
- 疎開する少年[要出典]:永吉健太郎
- 壕の中の少女:山添三千代
- 戦場を歩く4.5歳の少女:山添久美
- その母:中真千子
- ナレーター:小林清志
ノンクレジット出演者
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スタッフ
興行成績
東映社長の岡田茂は「ウチが同時期公開した『新網走番外地 嵐呼ぶ知床岬』『やくざ刑事 俺たちに墓はない』の二本立てと同じぐらい3億7,000万~8,000万円の配収を上げたようだ」と話している[10]。
影響
庵野秀明は最も多く観た映画として本作品を挙げており、「一番好きな監督はだれかと言われたら、考える間もなく「岡本喜八」と言ってしまうんですけど」と述べている[11]。庵野が監督を務めたOVA『トップをねらえ!』(1988年 - 1989年)では、第5話のセリフや第6話のテロップなどで本作品をオマージュしている[12]。
映像ソフト
脚注
参考文献
外部リンク
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