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第98回日本陸上競技選手権大会
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第98回日本陸上競技選手権大会兼第17回アジア競技大会代表選手選考競技会(だい98かいにほんりくじょうきょうぎせんしゅけんたいかい)は、2014年6月6日から6月8日まで3日間の日程で福島県営あづま陸上競技場(とうほう・みんなのスタジアム)を会場に開催された。主催は日本陸上競技連盟。日本選手権の福島県内開催は初めて。トラック・フィールド男女計36種目の競技を実施し、選手704名(男子392名・女子312名)が参加した。男子ハンマー投の室伏広治が大会20連覇を達成した。
大会日程・実施種目
要約
視点
H | 予選 | ½ | 準決勝 | F | 決勝 |
- 本大会以外の第98回日本陸上競技選手権大会について
第98回日本陸上競技選手権大会混成競技は本大会1週前の2013年5月31日・6月1日の日程で長野市営陸上競技場を会場に開催され、男子十種競技・女子七種競技の2種目を実施。リレー競技は第98回日本陸上競技選手権リレー競技大会が2014年10月31日から11月2日までの日程で横浜国際総合競技場を会場に開催される。競歩競技は第98回日本陸上競技選手権大会50km競歩が2014年4月20日に石川県輪島市で開催された。第98回日本陸上競技選手権大会20km競歩は2015年2月15日に神戸市東灘区で開催が予定されている。マラソンは、2014年2月23日の東京マラソンと同年11月16日の横浜国際女子マラソンが第98回日本陸上競技選手権大会を兼ねて行われる。
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参加標準記録
→「日本陸上競技選手権大会 § 出場資格」も参照
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大会結果
要約
視点
→「日本陸上競技選手権大会 § 大会記録」も参照
本大会と他種目の日本選手権、マラソンの第17回アジア大会代表選考会の大会結果を扱う。表中の選手名・所属名は便宜上略称を含む。陸上競技の日本記録一覧も参照。
男子
→「日本陸上競技選手権大会の記録一覧 (男子)」も参照
女子
→「日本陸上競技選手権大会の記録一覧 (女子)」も参照
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第17回アジア競技大会代表選手選考
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主催・スポンサー・メディア
要約
視点
2011年3月の東日本大震災後、福島陸上競技協会は種々の困難を伴いながらも県内で大会開催を果たしていた[10][11]。福島陸協は2012年2月までに震災復興のための日本選手権招致計画をまとめた。福島陸協は福島県、福島市や福島商工会議所などの協力を得て、招致計画を進めた[10][11]。第98回日本選手権招致には4県が立候補したが、2012年12月13日に開かれた日本陸連理事会で福島市の県営あづま陸上競技場が開催会場に選出された[12][13]。福島県と共催関係者は第98回日本陸上競技選手権大会福島県実行委員会設立にあたり、大会開催に際して震災以降の福島県支援への感謝を表する場と福島県復興への転機と考えていた[14]。大会テーマは「走れ、未来」となった。
日本選手権招致に際して、競技場への大型映像装置や夜間照明の設置が日本陸連から求められていた[11]。開催地決定後、福島県は3億9500万円をかけて大型LEDスクリーン新設を行なった[15]。県は他にもトラックの表面ラバーを張り替え、原発事故の放射能対策としてフィールドと観客席の芝生総張り替えなど競技場整備に11億2000万円を投じている[16][17]。2013年5月、福島県は県営あづま陸上競技場について東邦銀行とのネーミングライツ契約を発表し、同競技場は2013年5月27日から2018年3月31日までの5年間にわたり、「とうほう・みんなのスタジアム」と呼ばれることが決定した[18][19]。 同スタジアムで本大会1ヶ月前の2014年5月に開かれた第56回東日本実業団対抗陸上競技選手権大会と第60回福島県高等学校体育大会陸上競技大会は、日本選手権のリハーサル大会を兼ねて実施された。
大会開催中はスタジアムで各種イベントが行われた。福島県内の小中高生によるリレー大会、伊達市の霊山太鼓など県内各所の太鼓演奏や福島市在住のパイロット室屋義秀によるエアロバティック飛行など、福島県にゆかりある催しが披露され、にぎわい広場と名づけた特設ブースでは福島県内特産品やスポンサー各社関連商品の販売活動・PR活動が実施された[20][21]。表彰式では福島県商工会議所連合会会長賞、福島市長賞や福島県知事賞などとして、大会最優秀選手(福島牛)、各種目優勝者(特産品・さくらんぼ・桃)、大会20連覇を達成した室伏広治(20連覇記念20kg饅頭)に対して副賞が贈られた[22][23]。大会は男子円盤投が競技中に一時中断するなど雨天に苛まれたが、開催3日間で36,500人の来場者を集めた[24][25][26]。内訳は初日8,000人、2日目13,500人、最終日15,000人だった[22]。
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参考文献
外部リンク
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