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野沢温泉村

長野県下高井郡の村 ウィキペディアから

野沢温泉村map
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野沢温泉村(のざわおんせんむら)は、長野県の北東部に位置する野沢温泉で知られる。

概要 のざわおんせんむら 野沢温泉村, 国 ...
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野沢温泉共同浴場「大湯」
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地理

村の南側は毛無山の尾根で木島平村、西側は千曲川を隔てて飯山市、北側と東側は高倉山の尾根境から毛無山東斜面を境に栄村と接する[1]。海抜は村北部の明石の300mから南部の毛無山の1,650mまで高低差が大きく起伏に富んだ地形である[1]。村土は約半分が山林となっており、一部は上信越高原国立公園の指定を受けている[1]

  • 山:毛無山
  • 河川:千曲川湯沢川、池の沢川

隣接している自治体

気候

寒暖の差が大きく気温の年較差、日較差が大きい顕著な大陸性気候である。降雪量が多く、周辺の自治体と同様に特別豪雪地帯に指定されている。

さらに見る 野沢温泉(1991年 - 2020年)の気候, 月 ...
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歴史

人口

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野沢温泉村と全国の年齢別人口分布(2005年) 野沢温泉村の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 野沢温泉村
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性
野沢温泉村(に相当する地域)の人口の推移
1970年(昭和45年) 5,155人
1975年(昭和50年) 5,044人
1980年(昭和55年) 4,966人
1985年(昭和60年) 4,884人
1990年(平成2年) 4,816人
1995年(平成7年) 4,828人
2000年(平成12年) 4,610人
2005年(平成17年) 4,259人
2010年(平成22年) 3,853人
2015年(平成27年) 3,479人
2020年(令和2年) 3,279人
総務省統計局 国勢調査より
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行政

議会

村議会

長野県議会(中野市下高井郡選挙区)

  • 定数:2人
  • 任期:2023年(令和5年)4月30日 - 2027年(令和9年)4月29日
  • 丸山栄一(自由民主党)、小林東一郎(無所属)

衆議院

さらに見る 選挙区, 議員名 ...

地域社会と経済

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野沢温泉スキー場

村役場による行政以外に、江戸時代から続く自治組織「野沢組」[3] が存在している。住民から組合費を集めて温泉の管理や除雪、水路の修繕、道祖神祭の運営などを行う。惣代は1年交代の制度で、無報酬だった。

野沢温泉村の主産業は観光である。1990年代から2000年代にかけてスキー離れなどで観光客数は低迷し、旅館民宿の廃業が相次いだ。2010年代になると外国人の観光客が増え、オーストラリア人など外国人が閉鎖された旅館・民宿を引き継いで再開したり、飲食店を開業したりするようになり、その数は50軒~60軒と村全体の1割から2割を占めるまで増加した。村の仲介で外国人の観光事業者と既存村民が懇談・協力するようになり、野沢組に組合費を払ったり、加入したりする外国人もいる[4]

姉妹都市・提携都市

教育

交通

鉄道

村内に鉄道路線鉄道駅はない。

鉄道を使って村を訪れる場合は、JR東日本北陸新幹線飯山線飯山駅からバスを利用する[8]。地区によっては飯山線の戸狩野沢温泉駅上境駅上桑名川駅桑名川駅などが近い場合もある。いずれの駅も千曲川対岸の飯山市に位置する。

道路

一般国道
県道

路線バス

名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事

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岡本太郎・乙女の像(野沢温泉村役場前広場)
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野沢温泉・麻釜
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日本スキー博物館
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おぼろ月夜の館・斑山文庫
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道の駅野沢温泉

出身有名人

ゆかりの人物

  • 高野辰之(国文学者)
  • 岡本太郎 - 昭和49年(1974年12月13日、姉妹村のサン・アントンから寄贈されたブロンズ像を村内のスキー場に建立する際に、岡本がデザインを手掛けた。以来、毎年野沢温泉を訪ねており、平成3年(1991年)5月27日に、野沢温泉村初の名誉村民になった[10]
  • 三星マナミ - 元々は子役タレントとして活動していたが、中学生の時にスキー競技に本格的に取り組む。女子フリースタイルスキー・ハーフパイプの草分けとされ、2014年にはそのハーフパイプでソチ五輪に出場。現役引退後は、村内でスキーショップを経営している[11]

脚注

関連項目

外部リンク

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